こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[やってみたいこと]

2018-01-20 18:02:39 | 生徒
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[やってみたいこと]

土曜日の中学三年生の授業が最終日でした。

▲いつも授業の前に立ち寄っていた
コンビニエンスストアーのイートインの席
愛飲していたゆずの飲み物


集団授業でしたが、月に数回しかない講座だったため、
「やっと生徒達の名前を覚えた頃に終了ですね。」
と講師陣で話をしていました。一人の先生は、
「今日は最後だから」
とネクタイを締めていつもと違う雰囲気でした。

授業が始まりました。私は毎回15秒で自己表現をすることをしています。今回の条件。
1 15秒
2 話し方は面接をうけているように、丁寧な言葉
3 高校生になったらやってみたいこと(内容は受験向けでなく、本当にやってみたいこと)
この3つ頭に入れて考えてください。考える時間は10秒ほど。そして開始しました。

受検する高校が外国語の授業が沢山ありそれを受講するのが楽しみ。
プロレスや、コンサートなどに行きたい。
パンケーキなどのスイーツの食べ歩きをしたい。
好きなクラブ活動をしたい。
プロレスを観たいと言った生徒は、とても真面目な女子生徒で、生徒全員から驚きの声があがっていました。スイーツの食べ歩きをしたいといったのは男子生徒。このクラスの男子生徒は、いい意味で裏切られることが多いのですが、彼にはびっくりです。中学ではご家族の希望で運動部に入っていたが、高校では自分の好きなクラブ活動をしたいという生徒に、
「今度は何部にはいりたいの?」
と聞くと、
「工作が好きなので、そういうことのできるクラブ活動をしたいです。」
と言っていました。きっとご両親を説得して、好きなクラブ活動に入り、充実した生活をするでしょう。他にも、夜遊び(外国人タレントのコンサートに行きたい)など、高校生になると交友範囲や行動範囲が増えると感じている生徒が多かったです。この地域は学力が高く、真面目な生徒が多かったので、時折、息抜きはできているのかと心配でした。しかし、彼らは様々なことに興味をもって、それを表現する自分の言葉を持っていました。
授業の最後には、
「泥棒に盗まれないのは、頭の中身です。生きて行くための知恵を、身につけてください。」
「試験当日、受検票を忘れてしまったらどうするのか?電車が遅延したらどうするのか?
そんなことがあってはならないが、何があっても落ちついて行動できるように、危機管理をしっかりとしましょう。前もって調べておくように。」
と告げました。

生徒達は目をキラキラ輝かせています。15歳。初めての受検を迎える生徒が大多数です。緊張もしていますが、彼らには希望のエネルギーが満ち溢れていました。月曜日から入学試験が始まります。天気予報は雪です。帰りに雪になるのはいいですが、朝は降らないようにと、祈るだけです。



▲今日の散策で偶然みつけました。
珍しいタオルのてるてる坊主
雪ふらないで坊主をつくらないと!