こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【紙芝居耐久レース】

2018-08-17 19:10:36 | 戦争
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

★夏祭り@ノースポート

・紙芝居イベント
センター北ノースポート6階
8月19日(日)
8月26日(日)
10:00~14:00
無料で紙芝居

・夏休み自由研究
理科実験
実験をしてレポートにまとめましょう
理科と「こくご」のコラボ
8月19日(日)
地震の不思議15:00~16:30
申し込みシュフレ
1000円4名まで
http://shufure.com/column/2018/07/23/event-2/

○7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。

■夏休み自由研究実験教室
理科実験を行い、レポートにまとめます。
夏休み最後の二週間。
宿題を終わらせましょう。
授業は50分。一コマ6名まで。1000円です。
開催場所 神明神社(武蔵中原駅徒歩15分)
開催日
★8月21日(火)
・磁石の秘密16:00~17:30
・ビリビリ静電気17:30~19:00
★8月28日(火)
・水滴の秘密16:00~17:30
・土の力を探る17:30~19:00
実験→レポートまとめ
各回定員6名
参加費1000円
時間によって対象学年が違います。詳しくは、ホームページまで。
★9月国語作文教室無料体験
9月11日(火)
16:00~1年生
17:00~2年生
18:00~3年生ご予約1名
9月25日(火)
16:00~1年生
17:00~2年生
18:00~3年生
各回6名
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
https://www.kokugoresutoran.com

こくご食堂今日のお話は
[紙芝居耐久レース]

今週の日曜日。8月19日。
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン、センター北駅。徒歩5分。ノースポート6階。夏祭り@ノースポートで、紙芝居をします。10時~14時。無料です。

前回の二子新地での紙芝居イベントで課題から、今回は紙芝居を沢山もっていき、会場のお子さんに合わせて内容を変更しながら開催することにしました。

紙芝居を読む。
駄菓子屋のおもちゃ販売。
紙芝居を読む。
という段取りを繰り返す予定です。そして、入れることができたら、自作のクイズを盛り込みます。毎週参加している多言語を学習する会の帰り道、小学4年生の男の子とクイズを出し合って駅まで帰るのですが、クイズは大人も子供も楽しめます。どんな解答がでるのか楽しみです。その他、塾のPRですから、学習にかんするクイズも考案中です。

そして名付けたのが「紙芝居耐久レース」。10時~14時まで、読めるだけ読む。その為には練習も必要です。今その練習に励んでいます。

今回、オリジナルはありません。図書館でお借りしている大切な紙芝居です。

午前中の4時間で、どれだけのことができるのか。頭でシュミレーションしていますが、現場に行ってどんなことができるのか、まったくわかりません。大義名分は「塾のPR」なのですが、紙芝居好きとしましては、舞台の公開日を待つ役者の気分です。役者として舞台に立ったことはありません。しかし、20人、30人を前に授業をしたことがあります。

一番根性を見せた授業がありました。それは、「国語」の授業。その日の担当は、通常授業で生徒は30名でした。しかし、「国語」担当のもう一人の先生が急に欠席。授業開始時間の30分前です。そこで、教室の稼働式の壁をぶちぬいて、一括に授業をすることになりました。60名ほどの生徒。そして、無理やり一つになった教室。黒板は横に細長く、生徒達も横広がりに座っています。「できない」とは言えない状況。この場合、教壇は舞台です。大きなジェスチャーで、教室を右、左前後に動きます。教室が広くなり、生徒が増えるとなにがおこるでしょうか?そうです。「サボる」生徒がでてくるのです。

ちょっと話がずれますが、この「サボる」の語源をご存じでしょうか?フランス語の「サボタージュ」からきているそうです。不当な労働に講義するために、わざと仕事を遅らせるなどの戦術という意味です。

その「サボる」生徒を見つけ、そうさせないためにも、授業だけでなく様々な余談を入れていきます。一番多いのが、「怖い姉」。家族のネタは、一番効果的です。そしてそこに、自分の失敗談を入れます。失敗する大人の話は、子供達の大好物です。そしてそこで気がつくのです。私は授業をしている時、一番楽しいのはこの「余談」の時間だということ。そして、この「余談」をしているのが「紙芝居」です。そうだ。「怖い姉」シリーズで、紙芝居を作るこができそうです。このシリーズ、エンドレスかもしれません。

そして、今週の日曜日、紙芝居イベントです。紙芝居を観に来た方ばかりではありません。ゲームコーナーの一角。軽食を食べて、お子さん、お孫さんが遊ぶスペースのすぐ近くで、紙芝居に耳を傾けていただきます。「つかみ」を沢山用意して、「紙芝居耐久レース」に向かいます。



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masasayama こくごレストラン
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【かわいそうなぞう】

2018-08-16 19:19:19 | 戦争
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩5分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

★夏祭り@ノースポート

・紙芝居イベント
センター北ノースポート6階
8月19日(日)
8月26日(日)
10:00~14:00
無料で紙芝居

・夏休み自由研究
理科実験
実験をしてレポートにまとめましょう
理科と「こくご」のコラボ
8月19日(日)
地震の不思議15:00~16:30
申し込みシュフレ
1000円4名まで
http://shufure.com/column/2018/07/23/event-2/

○7月・8月は、塾の無料体験はお休みします。

■夏休み自由研究実験教室
理科実験を行い、レポートにまとめます。
夏休み最後の二週間。
宿題を終わらせましょう。
授業は50分。一コマ6名まで。1000円です。
開催場所 神明神社(武蔵中原駅徒歩15分)
開催日
★8月21日(火)
・磁石の秘密16:00~17:30
・ビリビリ静電気17:30~19:00
★8月28日(火)
・水滴の秘密16:00~17:30
・土の力を探る17:30~19:00
実験→レポートまとめ
各回定員6名
参加費1000円
時間によって対象学年が違います。詳しくは、ホームページまで。
★9月国語作文教室無料体験
9月11日(火)
16:00~1年生
17:00~2年生
18:00~3年生ご予約1名
9月25日(火)
16:00~1年生
17:00~2年生
18:00~3年生
各回6名
ホームページ小学生の国語作文塾 in 川崎 こくごレストラン
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こくご食堂今日のお話は
[かわいそうなぞう]

昨日の夜、上野動物園にいました。

「かわいそうなぞう」
作: 土家 由岐雄
絵: 武部 本一郎
出版社: 金の星社

「かわいそうなぞう」の朗読と、猛獣処理をおこなわれた背景などのトークショーがあるからです。三橋とらさんというプロの紙芝居師が読むということで、馳せ参じました。

開場に到着すると、「とら」さんが、打ち合わせをしていました。

18時30分になると、開場の前方には子供達が沢山座っていました。そして開演です。

「かわいそうなぞう」のお話の前に、当時の状況の説明がありました。第二次世界大戦の時です。戦争で東京も攻撃されました。そこで政府(ここでは東京都)の判断で、猛獣処分がされることになります。上野動物園の動物が、空襲で逃げ出し人間に危害を加えるだとういうことで、多くの動物が殺さます。驚いたのは、そこで殺されたライオンの剥製作成です。この剥製は、国策に使われます。


ライオンが死んだ→これはアメリカ軍のせい→アメリカを倒せ

この剥製をみた小学生の作文が映し出されました。当時の動物園の動物たちは、子供達の人気ものです。それを、政治に利用したのです。この剥製は上野動物園にあるそうです。

▲小学生の作文


そして、人気物であった「ぞう」。実は、この「ぞう」は、仙台の動物園に疎開する計画が決定していました。しかしそれを聞きつけた東京都に知られ、阻止されます。そして、ぞうは殺されました。

この猛獣処分、70年前のことでしょうか?現在でも、戦争を行われている地域では猛獣処分がおこなわれています。

▲戦争で処分される動物
現在でも続いています


そして「かわいそうなぞう」の朗読が始まりました。

▲三橋とらさんによる
朗読



▲絵はプロジェクターで
うつしだされました


猛獣処分が決まり、ぞうにえさを与えない日々が続く中、飼育員がぞうのおりのそばを通りました。すると、やせ細った体で以前教えた芸をします。前足を上げて。

たまらなくなった飼育員は、与えてはいけない水や餌を与えたそうです。それを他の飼育員は見て見ぬふりをしてあげました。それでも、ぞうは死にました。

▲死んだ象
悲しむ人々



お話の始まりは、上野動物園にある慰霊碑から始まります。これが、その慰霊碑でしょう。

▲動物の慰霊碑

戦争が終わり、象が日本に来た時、芝浦に到着し町を歩いて上野動物園にやってきました。上野動物園に像が到着したのは深夜でしたが、大群衆が迎え入れました。今のパンダの人気とは比べ物にならないくらいの人気だったそうです。

象を日本に送ったネルー首相からのメッセージでは
「象はインドの子供から日本の子供に送られました。」
という言葉が印象的でした。

▲ネルー首相のメッセージ



会場前方で聞いていた子供達は、何を思ったでしょうか?そして私達大人は、もう大半が戦争をしらない世代です。これから戦争を伝えて行く使命を背負っています。大人の行動、言葉一つで子供達に影響を与えます。難しいことですが、こういった活動は続けて行くべきだと思いました。


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