こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[生きた交流]

2018-01-05 18:31:37 | 感じる
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[生きた交流]です。

多言語セルラスという活動を始めました。何回か説明会に行っていたのですが、1月から入会をしました。今日はその活動の一環で、原宿で韓国からホームステイに来ているお子さんとそのお母様との交流会でした。日本のセルラスと、韓国のLEXという多言語を使用する団体とは以前から交流があるそうです。会場には、以前に韓国でホームステイをした小学生やそのお母様もいらっしゃいました。ホームステイといえば、子供だけがするものと思っていましたが、親子でホームステイした方が多くびっくりしました。2歳、幼稚園、年長、2年生のお子さんを連れホームステイしたお母さまのお話もありました。すごいパワーです。でもお子さん達には、大切な時間になったことと思います。

▲交流会のプログラム
司会の小学生の女の子も韓国ホームステイ経験者


韓国からホームステイに来たお子さんは、中学生から小学生まで5人ほどいました。小学生の娘さんと二人できたお母様もいらっしゃいました。みな、日本語で自己紹介をして、拍手が上がっていました。

とてももりあがったのは、韓国のお菓子に値段をつけて韓国語で買い物をするゲームです。紙で作ったお金が配布されます。表には韓国の通貨の記載、裏には日本のお金の記載がされています。最初は、日本チームが韓国チームの販売するお菓子を購入します。そこで、ロールプレイで練習した「値切り」をします。「サゲジュセヨ」私はそれしかいえませんでした。楽しかった。それから、チーム交替で、韓国チームが日本のお菓子を買いにきます。それも韓国語です。子供も大人も大笑いしながら買い物を楽しみました。

▲値段のついた韓国のお菓子


▲配布された手作りのお金


▲私が購入したお菓子
おいしかったです


最後に韓国LEXの代表の通称ニコちゃんの話がありました。ニコちゃんは、最初から最後までニコニコされていて太陽のような方でした。日本語と韓国語と両方でお話をされました。中でも印象的だったのは、次の言葉です。年齢は関係ない。ホームステイをして生きた言葉を体験すると、勉強ではない本当にその言葉を学習したくなる。という二点です。もっと話がしたい、もっと知りたいと自然と言葉を覚えたくなるそうです。それが自然ですよね。私も47歳。ニコちゃんが多言語は始めた頃を同じのようです。めげないで、「話す」「伝える」ことを重視して頑張って行こうと思いました。

韓国ドラマが好きで、一日に何本も韓国語を字幕でみていましたが、今回、韓国語を話す方々とライブでお話をして、感動しました。言葉がわかったら、もっと楽しいだろうなと思いました。旅行では味わえない文化交流はとても素敵だなと思いました。

最後に日本のセルラスの事務局の方の話がありました。
「今は、韓国と日本は政治的にも難しくなっています。それでも、こうして交流をして深めた絆は、かわることがない。」
まさにそうだと思います。真の文化交流は、こういった温かい関わりを続けていくことだと思います。事務局の代表の方は、大学生の時韓国に留学し、LEX代表のニコちゃんとお知り合いになり、そこからずっとおつきあいがあるそうです。素敵ですね。

帰りに原宿から渋谷まで散歩をしました。1年ぶりでしたが、街はすっかり様変わりしていました。街は進化していました。私も年女、今年は進化の年にしようと思いました。

▲変わる渋谷
大きなニトリができていた



▲変わらない渋谷
ライブハウス クロコダイル
昔のままでした