こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[習慣]

2018-01-28 20:44:06 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[習慣]

アナウンサー教室発展クラスの2回目。今年の春から創業する塾で、滑舌よく聞き取りやすい授業をするために通っています。今日はニュースでした。ニュースは苦手です。「読む」のではなく「伝える」という点がよく理解できていないからか、「かたい」表現しかできないのです。練習をしているのですが、思うように表現ができません。

基礎クラスで練習をした時は、強調した部分の音を少し上げて読む練習でした。強調することばかり意識していて、言葉が「ぶつ切れ」になってしまい、最後の授業ではそこを先生に指摘されました。今回の授業では、その「ぶつ切れ」になるところはなおっていました。しかし、「かたい」のです。語りかけるように、ということは理解しているのですが、自分の言葉で表現するのがとても難しいです。

他の生徒さんたちが読むところ、よくなるように指導しているのを聞いていると、なるほどと思うのですが、頭と体が一致しないというのはこういうことです。

しかし、それも「練習」あるのみ。ニュース番組を見て、ニュースが活字になっているアプリがあるそうなので、それを活用して、読む練習をします。

今回初めて指摘していただいたのが、声のスタミナが段々おちているということです。自分ではまったく気がつかないことでした。ある部分の助詞の音が上がってしまうこと、一つの言葉にならないことなどがありました。そして5メートルほど離れた場所にいる先生に、語りかけるように声を届けることも意識しました。声は小さいと思ったことがありませんが、アナウンサーのレベルでは、小さいのです。みなさんが思っているよりも、大きな声を出すのです。そこで、基礎クラスでやった腹式呼吸がいきてくるのです。

そして当たり前ですが、「挨拶」「返事」の話がでました。私以外の学生生徒は、真剣にアナウンサーを目指す面々です。
「面接の部屋には入り、『挨拶』『返事』を聞いて80%、採用か否かきまります。正直言って、話している内容はどうでもいいのです。」
という先生の言葉がありました。他の業種でももちろんでしょうが、アナンサーになるという狭き門を通過しないといけない学生のみなさんは、さらにそれが求められます。「挨拶」「返事」は習慣です。普段から大きな声ではっきりと、「気持ちよく」を意識していいないといけないのです。それは、私への戒めでもあります。気持ちのよい「挨拶」「返事」は、動作主も幸福にしてくれます。

基礎クラスでやっていた発声練習も、また復活しようと思います。基本に戻る。週の半分している派遣の仕事では、一か月の様々な職場にうかがいます。初めて会う方が多いので、この「挨拶」「返事」を練習するには良い環境です。明日も派遣の仕事なので、「挨拶」「返事」を少し大きな声でしようと思います。

継続は力なり。習慣も力なり。


▲川崎駅ヨドバシカメラ近くにあるオブジェ
「希望」というタイトル