あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

すごくふわっとした話なんですけれど……

2010-03-25 23:52:59 | テレビ番組

今日、《ぐるナイ》のゴチバトルを観ていて、“ロッシーニ風ステーキ”というのが出てきました。

たぶん、フォアグラが乗ったのがロッシーニ風、ではないかと思うのですが、そのロッシーニって、作曲家のロッシーニですよね。

で、私、ずーっと以前に聞いた話で、もう輪郭が曖昧になっているんですけれど、ロッシーニは大変な食道楽でしたが、他に趣味もなく地味な人で、感情の起伏も緩やかな、あまり心の中を顔に出さない人だったそうです。

ですが、ある日ピクニックに出掛けた折、特製のすごく豪華なサンドイッチを持っていったのですが、それをうっかり小川に落としてしまったのですね。

それでその時まわりの友人たちは、ロッシーニが初めて涙するのを見たとか。

で、私がずっと考えていたのは、“これってロッシーニのエピソードで良かったのかな”“良いとしても、細部のディテールに間違いはないかな”、といういささか頼りない話なのでした

あと、番組の途中のゲームで、ご当地B級グルメで、“深川飯オムライス”が出たのですが、“深川飯”で私がいつも連想するのは、テレビドラマの『鬼平犯科帳』です。

猫殿、と呼ばれている料理上手の同心がいるのですが、その人に長谷川平蔵が、不幸な女盗賊に食べさせるために、何か心が温かくなるものを作ってくれ、と頼んで、その時に猫殿が作ったのが、たしか深川飯なのでした。

ほんとうに、美味しそうでした。

あと、トリュフボールなるリッチなメニューが出てきましたが、それを見て、二十歳前後の頃に読んだ海外ミステリーに出てきた、チーズボールを思い出しました。

(番組を観ているときは思い出せなかったけど、スペンサーシリーズだったかしら……。主人公の恋人スーザン・シルヴァマンが作ったメニューだったか……?)

当時、海外ミステリーに出てくる料理が気になって仕方なかったものですが、今は材料も手に入りやすくなって、もしかして作れるかしら、とちらっと思いました。

それにしても、美味しい料理の映像を見ながら、他の食べ物まで連想する私……ちょっといやしいかも!反省です。

コメント
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