あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

母、トムに噛まれる。

2014-11-17 22:21:03 | ペット
噛まれたんです、母が。飼い猫トムに。

といっても、もうひと月まえの話なんですけど。

仕事から帰ってきたら母がベッドの上にねそべってぐたっとしていたので、
「どうしたの?」と聞きましたら、
「トン(愛称)にやられた」とのこと。いや、驚きましたねぇ!

トムはもらってきたときにはもう4ヶ月を過ぎてまして、仔猫というより中猫だったのですけれど、それにしても噛んだり引っかいたりはあまりしない子でした。
今はもう3歳なのですけれど、仔猫の時以上に落ち付いて、甘噛み以外噛まれることもなくなっていたので、すっかり油断してました。

いきさつはこうです。トムはその日、外猫(いけないとは知りつつ、ウチでごはんあげちゃってる野良猫)と網戸ごしに睨み合っていたそうです。
トムが仔猫のうちは外猫も相手にしていなかったし、トムの方も「だれ?あのおじちゃん?」って感じだったのですが、トムが成猫になるにつれ、関係は険悪に。
外猫は14~15歳のおじいちゃんですけれど、写真で見て分かる通り、片方の耳なんて欠けちゃってて歴戦の闘士です。比べて、奥のキジトラがトムですが、甘やかされた箱入り息子です。内心、怖かったらしい。

ところがそんな緊張の中、のんきな母は網戸の桟を掃除しようとして、トムの背中にうっかり触れてしまった。
(普段噛まない子なので完全に油断してたんですね)

すると、「ギャギャン!」と叫んで、母の腕をガブガブと2、3か所噛みついたそうです。
母が、「痛いっ!!」と叫んだらすぐびっくりしてやめたそうですが、結構牙が深く入ったそうです。

医者にも行かなかったので(なぜ行かない、と呆れましたが)その夜は熱も出て大変でした。

でも母は、枕元にしょんぼりと寝ているトムを見て、
「こうやってずーっとそばにいるんだよ。いつもならすぐどこかに行っちゃうのに。反省してるんだよ、優しい仔だよ」
と、愛おしそうに言っていました。

その後、それほど大事には至らず母も元気になりましたが、びっくりの事件でした。
トムはいっそう噛むことも引っ掻くこともなくなりましたけど、チキンなので外猫とのにらみ合いの時は警戒するに越したことはないようです
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猫友達、ふえる。

2014-10-06 22:04:32 | ペット

プライベートでもブログ上でもお世話になっているシンさんが、このたび保護猫ちゃんの里親さんになりました。
とっても元気なキジトラの男の子、ウチのトムにちょっと似ています
まだ4カ月で、写真を見せてもらったところ、めちゃくちゃカワイイ!
ああ、ウチのトムにもこんな時代あったな~、仔猫の時期は短いのよね~とか思いつつ、これからいろいろ猫話出来るのが楽しみです。

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ちなみにウチのはもう3歳。でもそれはそれなりにカワイイです
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順位、入れ替わる。

2012-12-11 23:34:54 | ペット

7日の余震の時は、私は勤務中だったので、当然家にいませんでした。
なので、そのときのトムの様子は、帰ってきてから母に聞きました。

トムはいつもはのんびり&ざっくりの性格なので意外でしたが、けっこう怖がったそうなのです。そして、そのあとよせばいいのに食器棚の上に乗ったのですね。
まあ、普段から高いところが好きなのです。(バカなのですね)

2012_039

普段もこんな感じです。神棚の上に乗って、神様に差し上げている水を飲んでますね。バチあたりです。

そんなで、バチがあたったのか?食器棚の上で母に名前を呼ばれて、気をひくためのポーズ(猫飼ってる方はご存じの、仰向けになって背中をくりくりするアレです)をしようとして、みごとに転落したそうです。
今までも食器棚から落ちたことはあって、そのときはきまり悪そうにしたくらいで別にケロッとしてたんですけど、今回は地震のショックのせいか、怯えて逃げ出したんだとか。
母の部屋に逃げ込んだので、母が抱いて連れてきたら、プルプルとひどく震えていたんだそう。
母が抱きしめてなぐさめているうちに、落ち着いたのですが、私が帰って来た時も、少しいつもよりテンションが低かったです。

しかし、その日はそれだけのことでしたが、たぶん母になぐさめてもらったのが嬉しかったんでしょうね。母にくっついて回るようになり、そして今までは貰い受けてきた私に一番なついていたのですが、なんと!どうやらトムの中で順位が変動したらしいのです!
母が一番、私が二番。地震のおかげで、トムの転落のせいで、私まで二番手に転落です
これからずっとこの順位か、それともまた入れ替えはあるのか……ちょっと寂しかったです。

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トムの変化。

2012-07-23 21:49:49 | ペット

前回、母のトムに対する感情が変わった話を書きましたが、トムの方も変わりました。

トムを貰い受けてきたのが去年の7月22日の夜でしたから、ちょうどまる1年が過ぎたわけです。

たとえどんなに可愛い仔猫でも、最初から愛してはいませんよね。猫の方でも同じです。

自分のお家ができたのは嬉しそうだったし、人懐っこい仔猫だったのですぐ甘えましたが、オス猫で単純、ということも手伝って、あんまり深い想いは無かったようです。

でも、最近テーブルの下で寝ているときなど、こちらが覗きこむと、いかにも愛情こもった眼で見つめ返すように。

あや(一昨年逝った猫)の身体に手を当てて、「離れたくないね」と言ったら寄り添いかえしてきたことがありましたが、猫の方でも、愛情は日が経つごとに深まるみたいです。

2012_006

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あやとは18年暮しましたが、母はほんの5、6年にしか感じなかったそうです。

猫とともに生きる時間はほんの束の間。なにげないふれあいを大切にしたい、と思う1周年記念の日でした。

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母の変化。

2012-07-19 21:35:16 | ペット

たいへんご無沙汰しております!

前回の記事を書いてから早や3ヶ月

あまりにも久しぶりで何を書いていいか分からない始末……申し訳ありません。

で、こんなときはやっぱり、猫の話を。

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友達から思いがけなく貰い受けてきたアトムことトン蔵こと間をとってトムは、もうすぐウチに来てから1年になります。(去年の7月22日にもらってきた)

最初は母は大反対でした。一昨年の5月に18歳で逝ったあやのあとはもう猫を飼う気はなく、「あやの思い出だけでいい」と言っていました。

友達の押しに負けてウチに連れてくることが決まったときも、「いい、アンタがママだからね!私は一切面倒みませんから!」と最初は言っていました。

ところが、連れてきてからふた月ほどがたった頃、朝急に母が、「聞いて、聞いて!」と話しかけてきたのです。

「あのね、今日少し朝気分が悪くてテーブルに突っ伏してたの。そしたら、なんか視線感じるなと思って横を見たら、トンが前脚をテーブルにかけて後ろ足で立ってね、私の顔をのぞき込んでたの。カッワイイんだよ!」

それに、去年4ヶ月ほど無職だった私はトムをもらってきたのと時を同じくして再就職し、新しい仕事を覚えるのに苦戦しており、そもそも私が出勤してる間は母が結局面倒みるしかなかったのですが、私が出勤前に、

「トンのお世話、よろしくお願いしますね」というと、

「はい!」とすごくいい返事をしたうえに、「頼まれ仕事じゃないんだよ。心から可愛いと思って世話してるんだよ」と言うようになってました。

そして、ついこのあいだのことです。

去年の夏は、元気盛りの5ヶ月仔猫だったせいかいっこうバテなかったトムですが、今年は暑いとぐったりして、食欲も少し落ち、ちょっと痩せました。

すると、母が言ったのです。

「あんまり食欲ないようだったら、点滴に連れていかないといけないね」

私は耳を疑いました。いらないって最初は言ってたのに!それに夏バテしてるとはいえ、他は健康なまだピチピチの一歳猫なのに!

でも、愛されて幸せだ、運の強い仔だ、とも思いました。

ちなみに、今はほとんど母がトムの面倒をみています

コメント (2)
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