今日、テレビ東京の『美の巨人たち500回記念』を観ました。
3大宮殿SPの1回目、シェーンブルン宮殿が中心の特集でした。
『美の巨人たち』はよく観る番組ではあるのですが、(ことに建築特集は好きですが)無知なうえに貴族趣味とは無縁の私、宮殿にはまったく予備知識がありませんでした。
考えてみればあたりまえなのですが、皇帝の部屋は入り口から一番遠い位置にあるとか、身分の高い貴族ほど皇帝の部屋に近い位置にいる、とかいう説明に、ほぇ~、と、いちいち感心していました。口もあいていたと思います。
(さらに考えてみれば、日本の城下町なんかも同じですよね。身分の高い武士の方がお殿様に近いところに住んでいる)
そして驚いたのが、宮殿の一部が賃貸アパートになっていたことでした。
え~、宮殿に住むの!と最初は少し違和感を感じたりして。
だいたい、私は歴史ある高級アパートというと、すぐに『ローズマリーの赤ちゃん』という小説を連想してしまうので、少し怖いイメージがあったんですね。
ところが。映った部屋は明るく窓からの眺望もよく、豪華さもほどよく、とても感じのいい部屋でした。
わー、素敵、こういうところへ住める人は幸運だわ、と、手のひらを返したようなことを思ってしまいました。
次回に続く、ベルサイユ、そしてエルミタージュの特集も、とても楽しみです。