他人の本棚

本を読む兄、読まぬ兄 [吉野朔実劇場] 価格：￥ 1,365（税込） 発売日：2007-06-12

「〇〇って本を貸して」ではなく、「おススメ本を貸して」と初めて言われたのは、確か中学の時だったと思います。相手はほとんど話したこともない別のクラスの男の子でした。

以来、今に至るまで、「面白い本あったら貸してよ」「お勧め本持ってきて」と言われることは多いのです。(ただしそう言ってくるのは今は悪友をはじめとした同性ばかりですが…)

そう言ってもらえるのはこっちも嬉しいものですが、私の勝手なセレクトで本当にいいのかな、って疑問もありました。

でも最近思いました。それって、他人の本棚をのぞく楽しみなのかなって。

『本を読む兄、読まぬ兄』という本の、“他人の本棚”という章を読んだのがきっかけ。

この本は、読書案内本の一種なのでしょうが、一風変わっています。まず、漫画家の人が著者なので、漫画で描かれている。そして、紹介してある本に、あんまり内容では触れていない章もある。(触れてる章ももちろんあります。念のため)

それに、全体にほのぼのしているのに、真中に挟み込まれた対談に、いきなりちょっとショッキングなエピソードが出てきたりする。

でも綺麗な本でもあるし、なかなかおススメです。(個人的には、“主人がいないのでしかたない”の章の、猫を膝に乗せて本を読むエピソードに共感。猫って読書に会うんですよね。確かに重いけど)

(ところでリンクが、文章の途中に貼れない……。なぜだっ！)

食の冒険

もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106)) 価格：￥ 560（税込） 発売日：2005-05-23

ブログを始めようかと思ったとき、アフィリエイトパックのキャンペーンがあったのでどうせならと選んでしまったけど、どんな企業のバナーを貼ったらいいのか悩みました。

というか悩み中でまだ一つですが。自分の記事とかけ離れているものもおかしいし。

で、なぜかチーズのお店かといいますと、私自身もチーズは普通に好きですが、友人にチーズ好きがいて、彼女の影響でだんだんと気になるようになったから。

彼女は魚介類と鶏肉が嫌いなのですが、たいていの日本人が苦手とするラムは食べられるし、ナチュラルチーズも好物としているので、前世は欧米人かななんて思っているのですが。

あるとき彼女とイタリアンレストランで食事をしました。私はほとんど好き嫌いがないので、友人と食事をするときはたいていシュアするメニューは相手に任せますが、その時もそうでした。すると、彼女はクアトロ・フォルマッジョのピザが食べたいと言ったのです。

四種のチーズ、とういう意味の名のピザだと思いますが、その四種の中にはブルーチーズが！ＯＫしたもののちょっとビビっていると、はたして、運ばれてくるときから臭うんです！

けど、食べたらおいしかった。他人と食事するって、自分じゃ選ばないものに挑戦できる、って楽しみもありますよね。

余談ですが、私がこういうタイプのチーズが好き、という話をしたら、彼女は「それならきっとミモレットが気に入るはず」と言いました。が、『もやしもん』という漫画の１巻でそのチーズが出てきたときは、これか…？と、ちょっと複雑でした。

ちなみに『もやしもん』は別の友人が勧めてくれたのですが、「食前食後は読まない方がいい」と言われました。確かに１巻はね……。でも内容はおススメ。菌たちも可愛いし。

(でも本のリンクは上に貼られてしまった……。下に入れたかったのに。もう少し修行します)

樹海に迷う

パソ音痴の私がブログを始めようと思ったのは、知り合いが買った本の記録として始めた、と言っていたからです。

あ、そんな気楽なスタンスでいいんだ、というのと、自分が何を読んだか記録するのって必要かも、と思ったのでした。

二十代までは本を読むのにしおりなんていらなかったし、読んだ本を忘れるなんて考えもしなかった。けれどいわゆるアラフォーの今では、ミステリーを読んでいて、『あれ、これ読んだな。けど、犯人誰だっけ？』なんて思っていて、最後まで思い出せないこともしばしば。

読んだ本のタイトルを記録するだけでも、記憶の糸を解く手掛かりになるかと……。

ただ、知り合いは本屋さんで買うことが多いみたいですけれど、私の読書は図書館利用と、(図書館は貧乏人の友。タダで本を貸してくれる！)購入はネットが最近多いです。(探しやすさ、便利さはやっぱり魅力で。本屋をぶらつくのもいいものですけどね……)

そして、ブログ名にもあることですが、いわゆる積読、買ったまま読んでない本がどっさり部屋に、文字通り積まれてる！

私、樹海と呼んでおります。本棚からあふれた本は、一応百円ショップの文庫ケースなどに収まってはおりますが、床に積まれまくっていて、確かあの本はこの辺にあったよな、と思っても、掘ってみると無かったりして……。では、どこに？！と、自分の部屋で遭難しそうな勢いです。

なるべく読んでは処分して、樹海に風を通したい、というのが目下の目標です。

ブログ名のはなし

どうでもいいことではありますが、ブログ名のこと。

雨ふり猫、というのは、以前新聞の広告で見た本のタイトルから思いつきました。

たしか『雨の日の猫はとことん眠い』というのではなかったかと……。

うちの猫も雨の日はいつも以上に寝まくってるので、なるほどね、と思ったものでした。そして、怠け者の私にはこのくらいののんびりさが合っているかなあ、と今回思いつき、こんな名前にしました。

そんなわけで、週一くらいの更新でのんびりお話したいと思っています。

ブログ始めてみました。

まだパソのこともよく分かってないのに、ブログを始めてしまいました。

どうなることやら……。

読書日記を中心にするつもりですが、最新本でなく、古い本が多いもので、つん読書日記としました。実際積読もかなり多いです。

内容は全く乱読派。そして本の話のほか、趣味や飼い猫の話も時々話したいと思います。

どうかよろしくお願いします。