あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

田舎風スパゲッティと、チーズケーキの思い出🍴

2020-05-21 19:51:05 | 食・レシピ
サラダではありません。
麺が見えませんが、田舎風スパゲッティなのです。

ずっと昔(笑)の20代の頃、某新聞の地方広告を取り扱う事務所に勤めていました。
地方版なんて、見開き二頁ほどで広告製作も大したことないと思われるでしょうが、新聞は基本的に毎日発行されるので、毎日締切があるようなもので、実に忙しい職場でした💧

お昼は交代で買いに行くのですが、よく行っていたデパ地下のイタリアンで持ち帰りしていたのが、田舎風スパゲッティでした。
ベーコン、玉ねぎ、人参、ピーマン、コーン(今回はズッキーニにも入っていますが)、を順に炒め、スパゲッティを加えて塩胡椒で味を整え、最後にトマトを炒め合わせて出来上がり、のシンプルなパスタですが、真似して作ってみても何か違うね、と皆で言っていました。

それを、試行錯誤して、最後にパスタのゆで汁を少し加えて、蒸すようにして野菜をしんなりさせるのがコツだと、教えてくれたのが経理の女の子でした。
(あと、仕上げにバターを加えるとより美味しい)

可愛くて料理上手な子でした。
そして、とても優しかった。
私たち製作班は、10時11時まで残業するのが当たり前で、忙しい時期になると12時を過ぎることも少なくありませんでした。
経理のその子は、先に帰るのを申し訳ないと思っていたようです。(でも、彼女も7時くらいまで働いてた)それで、家でチーズケーキを焼いてきて、差し入れてくれたことが何度かありました。
(帰ってから焼いて、戻ってきて、ですよ!今思うとすごい❗️)
わざわざ手作りしてくれる気持ちが嬉しかったし、そして本当に美味しかったのです✨

私は今でも、イタリアンでデザートを選ぶ時だいたい、ベイクドチーズケーキを選びがちで、自分で『チーズケーキ馬鹿』と言っているのですが、原点はここにあるのかなぁ、と思います。

お互い事務所をやめて、年賀状のやり取りもいつしか途絶えて疎遠になってしまいましたが、今でも彼女の以上に美味しいチーズケーキには、出会えてないように思うのです。
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謎の鳥、現れる🐦️

2020-05-12 21:30:14 | 日記・エッセイ・コラム
以前の投稿で、ヒヨドリが来なくなった話を書きました。

再び説明しますと、完全室内飼いのウチの猫、トムのために、母は庭にパン屑を撒いていました。鳥を呼び寄せて、窓からトムに眺めさせて気晴らしさせるためです。
ところが、母はそのうち鳥にパンをあげること自体が楽しくなり、また、懐いてくるヒヨドリが一羽いて、情も移ってしまったよう。

けれど、もう一週間以上になるのでしょうか、そのヒヨドリが突然来なくなり、母は少ししょんぼりしておりました。

でも、元気な小雀たちは相変わらず大勢でやって来るし、母も変わらずパンを撒いているのですが、ヒヨドリと入れ替わりのように、知らない鳥が来ているのです。

この鳥、何…?

窓ごしなので、不明瞭な写真で恐縮ですが、大きさはヒヨドリと同じくらい(雀よりだいぶ大きい)全体的に茶色で、目の回りは白いです。

コイツの種類は何なのか?
いま、これが私の気になる謎です😅




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地味すぎる母の日。

2020-05-10 17:01:23 | 日記・エッセイ・コラム
普段は母の日は、ケーキを買ってきて祝うのだけれど、このご時世、贅沢しなくていい、と当の母が言う。

なので、作ってみました。
みたらし団子。
ケーキと、落差ありすぎではないか。しかも地味。
甘さも少し、足りなかった。

母は充分美味しいと言ってくれましたが、次回はもう少し上手に作ろう、と反省😅

でも、母の日に一緒におやつを食べられるだけで、充分に幸せなのです✨
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反省の色がない

2020-05-08 17:50:11 | 
オスはちょっと困るなぁ、と思うのは、網戸ごしのバトル💦

ウチのトムは完全室内飼いなのですが、元々は保護猫だったせいか、外に出たそうにすることがよくあります。
でも、もちろん出せないので窓から外を見るだけで我慢してもらうのですが、この時期になると、暑い日は網戸にするんですね。
すると、野良猫だか外に出してもらってる子かはわからないのですが、始まるのです、その子とトムの、網戸ごしのケンカが❗️

爪で網戸に穴が開くんじゃないか、イヤそれより双方オスだと力が強いので、網戸を倒されるんじゃないかとハラハラ。

もちろん、すぐ追い払って相手に退出してもらいますが、毎晩のようにそれが繰り返されるという💧

そのうえ、春は去勢手術をしていても何かモヤモヤするのか、夜中のイタズラもひどくなります。

棚に置いているものを次々落とすので、叱った後、
「あやは、あんたの歳にはもう立派なレディだったよ」
といつも言い聞かせますが、まったく、反省の色無し😠

あや、というのは今は天国の猫の、シャムミックスの女の子です。
こどもの日は過ぎちゃったけど、昔イタズラした写真を。
アイボリーの体が、なんだか美味しそうだったので。

ガラケーの頃の写真だし、猫に見えませんが、良く見るとあごや手(前足)が見えるはず(笑)



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母のひよどり、いなくなる。

2020-05-06 11:04:18 | 日記・エッセイ・コラム
母は朝食のパンを少し残して、細かくちぎって濡縁から庭に撒くのを日課にしています。

元々は、集まってくる小鳥を、窓から同居猫トムに眺めさせて楽しませるためでした。
トムは完全室内飼いで、何処にも行けないので、母はせめて鳥を見せたい、と思ったようです。

でも、餌をついばむ小鳥の様子は可愛くて、人が見ても癒しになるので、母は次第にトム関係なく鳥の餌やりを楽しむようになりました。

そして、今年のはじめあたりから、いつも一番に飛んでくるひよどりがいて、母はその子の話をよくしていました。
母の顔を覚えたのか、近くに来ても逃げない。濡縁の脇にある外水道のあたりまでくる。
「図々しいんだよ~」
と言いながら、母は嬉しそうでしたので、
「お母さんのひよどりだね」
と言うと、へへっ、と笑って、いっそう嬉しそうでした。

ところが、来なくなったのです。
2、3日まえから、突然。

「何処かに移って行ったのかな」
と私が言うと、
「そういえば、ひよどりはあの子一羽だけだった。取り残されたのに気づいたのかな…」
そう言いながら、母は寂しそうでした。

雀は相変わらず集まってきますし、充分可愛いのですが、私もなんとなく、寂しいです😢
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