あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

うれしかったこと、悲しかったこと。

2011-03-23 22:04:51 | 日記・エッセイ・コラム

OCNで“がんばれ東北”のデコ記事が加わってたので使ってみました。あの大震災からはや、2週間が過ぎようとしているのですね。
連日の余震は不安だし、ガソリンと商品の不足もけっこう深刻。でも被災地域でないせいか、まわりの人の反応には温度差があって、ちょっと悲しいことも。
でも、世界のいろいろな国の人が手を差し伸べて下さっているのは嬉しいし、私のささやかなブログにも、読んで下さった方からの励ましがあって、力づけられました。
東北に住む親戚たちも、被害が深刻な地域ではなかったせいか、不便があっても結構明るい。ライフラインが復活してないのが心配ですが、みな無事だったことの幸せをかみしめたり。
岩手の伯父が、家族は外に逃げたのに、ひとり買ったばかりの地デジ対応テレビを守った、という話には笑ったけど、農作業をしていた大叔母が、“地面が波打つのを見た”、という話に戦慄したり。
被災地に比べればなんでもない、と思いつつ、原発問題にも不安を感じますが、いつまでも続くわけじゃない、頑張ろう、と思う日々です。みんなの毎日にも幸運が訪れますよう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐怖の1日。

2011-03-12 17:37:02 | 日記・エッセイ・コラム

ローテーション休である私は、昨日はお休みで家にいました。

昼食をとってホッと一息ついた後、パソを開いていました。3月で勤め先の任用期間が終わってしまうため、引き継ぎメモを作ろうと思っていたのです。

そこへ、突然の揺れ!コンロも使ってなかったし、ストーブもつけていなかったのでまずは安心、しばらく様子をみよう、と最初は余裕を持っていましたが、あまりにも長く、また激しい揺れにちょっと怖くなりました。

でも、本当の恐怖はそれから。テレビのニュース速報を見て、震源地が東北沖だということを知って母と慄然!

両親の実家は岩手県ですし、親戚の多くも東北在住なのです。宮城県の仙台市に住んでいる親戚もいます。

ことになかなか母の兄、私の伯父とは連絡が取れず、住んでいるのは内陸だから大事ないとは思うけれど、去年の秋に遊びに来て、“そっちも遊びに来たらよかべっちゃ”と熱心に言っていた素朴な伯父夫婦がどうなったかと気が気ではありませんでした。70代の伯父が、災害伝言板を使えるかどうかも分からないし……。

母が、気丈にふるまっていても顔色を無くしているのも心配でした。けれどようやく、今日の午後3時過ぎに連絡取れて、家の中はぐちゃぐちゃだし、電気も止まっているけれど、自家水道だし、怪我もない、ということを知って本当にホッとしました。

でも、津波の被害は甚大だし、福島第一原発の状況も心配です。被害に遭われた方、非難されている方は、こちらとは比べものにならないほどの苦しみを味わっていられる事でしょう。

津波が家を、車をあっという間に飲みこんでいく映像は9.11のテロの時以来の衝撃でしたし、“〇〇町は壊滅的状況である”という、カイメツテキ、という言葉が突き刺さって、胸がつぶれそうでした。

なるべく被害が拡大せず、余震も収まって事態が無事収束するよう、心から願っています。

行方不明の方々も、どうか無事に救出されますように!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清見オレンジとルッコラのパスタ

2011-03-08 17:27:26 | 食・レシピ

清見オレンジとルッコラのパスタ
農産物直売所で買った清見オレンジと、庭のルッコラでパスタを作りました。

ニンニクをオリーブオイルで炒め、ツナを加えてさらに炒めます。

茹で上げたパスタを加え、塩、胡椒、マスカルポーネチーズ、オレンジの搾り汁半個分で調味して、アクセントにバジルを加えます。 (今回ドライですが、フレッシュを刻んだほうがより爽やか)

バジルとオレンジ、意外と合うんです(^-^*)/

ルッコラとオレンジを飾って出来上がり。

これが意外と美味しいんです。

私はふだんはツナとルッコラパスタはレモンで作りますが、清見オレンジの優しい酸味もいいもの。

柑橘類はサラダも良いですが、パスタにも使えますよ。

ところでふと思い出したのが、たぶん20年も前に出版されたミステリのこと。

住宅街で事件が起こるホームサスペンス(2時間ドラマみたいな)タイプの海外のミステリ。

奥さん方がホームパーティーをするシーンが出てくるのですが、料理上手な奥さんが作ったサラダのドレッシングが評判になって、みんながレシピを知りたがるんです。 で、その奥さんが「みかんを使うのよ」というのですね。 「みかん?みかんって何?」「日本のオレンジよ」というやり取りがあって、「オレンジじゃだめなの?」と奥さんの一人が聞くと、「だめ。絶対みかん」 と断言する。

ミステリのタイトルも内容も忘れたのに、その部分だけは心に残っているのです。

たぶん私も、『そーだそーだ。オレンジはみかんの代わりにならない。甘味と酸味の繊細さが違うもん』と思ったからだろうなぁ……。

オレンジも大好きですが、日本の柑橘類Loveです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとやりすぎ?

2011-03-06 23:43:16 | 本(料理の本)

あれも、これも、おいしい手作り生活。 あれも、これも、おいしい手作り生活。
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2009-06-24
これはこの間、同僚に貸してもらった本です。

貸してくれるとき、「(ここまで手作りするより)買った方がいいかな、と思った」と相手は言っていましたが、私も、ちょっと共感。

内容は、イラストレーターである作者がべっこう飴を手作りしたことがきっかけで、カワイイ姪っ子に受けたい、ということもあって、色々な食品の手作りにハマるコミックエッセイ。

手作りラー油から生キャラメルみたいなスイーツまで、幅広いメニューがもりだくさん。

でも、手軽に手作りって感じじゃないんです。まさに趣味!手作りにハマってる、っていう本。

確かに、コストと手間を考えると、買った方がいいかも……というレシピも多いです。

その中で、私がこれは作ってみたい!と思ったのは手作りバターでした。

生クリームからバターを作りますが、残ったバターミルクでカッテージチーズを作り、さらに残ったホエー(乳清)をドリンクにするという無駄のないメニュー。

あと、手作りなめたけも魅かれました。安売りだとひと瓶100円くらいだけど、作るのそんなに難しくなさそうだし、常備しとけばいろいろに使えるかも、と。

あとは正直私は作らないなぁ、というものが多かったのですが

でも、コミックエッセイになっていて楽しいし、とにかくたくさん載っているので、自分も手作りにハマりたい!という方にはおススメです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手の記憶。

2011-03-02 23:47:19 | ペット

勤め先で、最近書籍の整理が行われていまして。

それで不要になったのが、『シーバ』という柴犬の専門誌数十冊でした。

欲しい人は持っていっていい、ということでしたので、縄文犬の記事があった一冊だけをもらっていきました。

それで、他のページもパラパラ見ていましたら、“あなたの犬は、あなたの手が好きですか?”という記事があったのでした。

犬の嫌がることを手で行ったり(たとえばしっぽをつかむとか)叩いて叱ったりすると、犬はあなたの手を怖れるようになる、というような内容でした。

それで思い出したのは、やはり去年逝った老猫あやのことです。

いぜん少し書きましたが、膝に座るとき、私の右手に自分の右前あしでそっと触れたりしたあやは、他にも色々なことをしました。

手に顔をすりつけたり、手のひらに顔をうずめたり、というのはよくありましたし、こちらがぼんやりとしてテレビなど見ていると、親指の付け根に猫キスしてくることもしばしば。

こちらの気をひきたかったのでしょうが、その優しいしぐさにはキュンとしました。

こちらの手をほんとうに愛しんでくれたのだと思うと、いじらしくて切なくなるのです。

それに、こんなこともありました。あやの右目の上、まぶたのあたりが腫れてしまい、自分のアレルギー用眼軟膏をつけてみたのです。(注:ホントはいけません!猫には猫用の薬をつかいましょう)

目に入ってもしみない薬だったので。で、綿棒で透明なゲル状のそれを塗りつけていたのですが、なにしろ猫の顔には毛が生えていますから、皮膚にうまく塗れません。

難しいな、こうかなあ、などと悪戦苦闘していて、ふと気付きました。

あやは、きちんとおとなしく前脚をそろえて、優しい目でこちらを見上げていたのです。目という大切なものの上に、なんかよくわからないべたべたしたものを塗りつけているのに、まったく嫌がる様子もなくむしろ嬉しそうにこちらを見ているのでした。

私はハッとして、この100パーセントの信頼はどこからくるのだろう、と思いました。

人間相手では、なかなか100パーセントの信頼というわけにはいきません。だから、犬や猫などの愛玩動物は、よけいに愛しいのでしょう。

ちなみに、翌日腫れもひいていてホッとした思い出でした。

(偶然。猫には猫用の薬を使いましょう)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする