市内の阪神尼崎南側にある櫻井神社。中央図書館を訪れる際に前を通ることは何度かありましたが、初めて訪問しました。
1711年(宝永8年)尼崎藩に徳川譜代の松平氏が入封し松平忠喬から松平忠興まで歴代の7藩主がまつられています。最後の藩主松平忠興が朝廷に恭順を示し、松平から櫻井に改姓したそうです。
その最後の藩主櫻井忠興は明治10年西南戦争が勃発した際に救護団体「博愛社」を設立し、医師や看護夫などを伴い、長崎や熊本、鹿児島などで敵味方の区別なく傷病者の救護にあたり ました。その「博愛社」が日本赤十字社の誕生の先駆けとなったそうです。その旨が櫻井神社境内に記されています。またその精神を受け継いで 尼崎市内で最初の幼稚園である「博愛幼稚園」はこの神社の境内に誕生したそうです。
この神社がそのような歴史を持っているということを、外観があまり目立たないということもあって今まで知らずにいました。
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