2月12日(土)にアルカイック・オクトで行なわれた防災セッション2005のパネル・ディスカッションに参加しましたが、それにはパネリストとして現市長が出席されていました。その発言の中で「市の審議会などの構成メンバーの30%以上を女性にするというのが私の公約だったのですが、なかなか簡単にはいかないのですが防災会議では0名が2名になり、全体の登用率は21.7%が25.1%には上がっています。」というのがありました。任期の半分過ぎた今、少しずつでも公約実行にむけて努めておられるのだと感じました。それにしても女性がゼロだったというのも驚きです。女性だったら誰でも良いというのではないですが、どんな会議でも男性100%あるいは女性100%でというのはどうかと思います。
尼崎市では現在高校の入試は「総合選抜制」という方式で、ある程度の点が取れれば(内申も含めて)地域内の高校に進学ができます。しかしこの制度がよく解らない。中学の先生の説明ではまず成績が上位10%以内(テンパーと言ってます)の者は希望した高校に入学できる。残りは上から順に住所によって割り当てられていくというような事だったように記憶しています。問題は成績がテンパーでない受験生の中で「回される」(なんかイヤな言葉ですが)人が出てくることです。具体的な例をあげると私の住むところの近隣の地区は小田高校と稲園高校の調整地区(これもよくわからん)で小田を受験しても稲園にあるいはその逆ということが毎年おきてます。同じマンションでも兄弟姉妹でも年が変われば、小田に合格したり稲園に合格したりします。なぜそういうことになるか中学の先生に聞いたら「その年の受験生の住んでいる場所とか男女の比率とかで変わってきて実際のところははっきりしない」と言われました。でもそれはもう6年ぐらい前のことなので今とはまた事情が変わっているかもしれないのでいい加減なことは言えないのですが、実際この「回される」生徒が何人位今いるのかわかりません。ただその時小田を受験したいと言った生徒に先生が「どこか違う高校へ回されるかも知れないから稲園を受験しなさい」と言ったことはその子の母から聞きました。その後その子は小田高校に合格したのですが、そういう不安を子どもに与えて良いとは思えません。実際小田と稲園は「校風」が違うし進路とかを考えても又同じ中学からの友達と一緒の高校に行きたいと思うだろうし、住んでいる場所で受験校を決められては困ります。私がこの制度でいちばん気になるのは受験生にとって「どの高校でも良いか?」ということで、地域の公立に合格したらそれでOKなのでしょうか?総合選抜制が今見直されようとしているのなら、私はテンパーを50%位にして行きたい学校に行かせてやるようにしてほしいと思います。
明日2月9日は旧暦の1月1日でこの日は中国では春節といって一年で一番のお祝いをするそうです。神戸の南京町でもこの日から1週間ぐらいイベントがあります。以前一度行ったのですがスゴイ人出で中央に広場(といっても狭いのですが)で龍の踊りなどがあるときは身動きが出来ないくらいでした。
今日は立春。春が立つ日です。なんでこんな寒い日が「立春」なんだろうかと思っていたのですが、高校の時の古文の参考書に「立春は冬がきわまった日で、次の日から徐々に春めいていく日。前の日に比べて次の日はましになっていく。」と言うようなことが書いてありました。だから立秋は夏が真っ盛りの8月の初め(今年は7日)なんだと納得しました。何十年も前の受験勉強のことをおぼえているのはよほど印象深かったのでしょう。