東難波町にある尼崎市労働福祉会館は 1951年に労働者の文化施設として設置された労働会館が1966年に現在の場所に移設されたものです。大ホールをはじめ各種会議室・教室等の施設を備えていて、勤労者の福祉増進・教養文化の向上を目的としています。
しかし建物の老朽化と利用者の減少などを理由に存続か廃止かという事で議論されてきたのですが、どうも市は東隣の労働センターとともに、来年度末に廃止を決めたようです。
一方で市は公共施設の最適化に向けての取り組みもおこなっており、市内の公共施設は地区会館や公民館、女性センター、青少年センターなどなどすべての公共施設の再配置を含めて検討しているようです。
労館は確かに老朽化していて耐震の面でも問題ありそうですが、大庄公民館などは1937年、尼崎市役所庁舎も1962年落成と老朽化した施設は他にもあるわけで、すべての施設の耐用年数、年間維持費、建て替えならいくらかかるとか売ればいくらになるかとか数字を示して、市民が納得するような説明をいただきたいものです。
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以前ご紹介した「新かぶき尼崎」が子どもを対象に「子ども歌舞伎体験講座」を公民館で行い、それを受講した子どもたちの公演がありました。小学1年から6年までの子どもたちが舞台に立ち「子宝童謡夢物語」(わらべうたゆめのかけはし)を堂々と演じてくれました。この演目は笠をさして登場してそれぞれが名乗りを上げるという形は「白浪五人男」のようですが、子どもに泥棒の名乗りをさせるわけにはいかないとして、故三代目市川箱登羅先生が子ども歌舞伎として書き下ろされたものです。弁慶の幼名の鬼若丸、牛若丸、秦の始皇帝の命で不老不死の 薬を探して熊野にたどりついた徐福、桃太郎、金太郎、浦島太郎、乙姫の7人に扮してめいめいが長いせりふ回しをこなしてから見得を切りました。客席からはおひねりがたくさん飛んできて、大喝采でした。正直こういう講座に子どもが興味をもつものかと思われましたが定員以上の応募があったそうです。
子ども歌舞伎の後、大人の方の演じる「絵本太功記・妙心寺の場」もみせていただきました。舞台は手書きの襖絵を背景に黒子による衣装替えやや大正琴の演奏など裏方の仕事も大変で舞台を支える方々の努力を感じることが出来ました。
追記:後日確認したところ「おひねり」の中味はキャンディーでお母さんたちが投げるタイミングなど練習されたそうです。
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尼崎市の成人式は例年通り西長洲町にあるベイコム総合体育館(記念公園総合体育館がベイコムが命名権を取得して改名)でありました。
今年の市内の新成人は約4200人でその内約2400人が出席したとのことです。
最近は企画実行委員を募り、若い方たちの意見で会の内容も決められているようです。聞くところによると、以前のような市長の挨拶が棒読みでだらだらと長く続く、とか何十人もの来賓の議員さんを一人ずつ紹介するような事はないようです。
開会時間の10時になっても中に入る人は少数で、外では皆わらわらと集い携 帯で連絡をとりあったらりの同窓会気分のようでした。日和が良くて幸いでした。
いつもと違うのは原発反対の署名活動があったことで、ほとんどの新成人が無視して通り過ぎる中何名かは署名されていました。
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今年は賀状に冬が去り春が来る、新年が来るという意味で「一陽来復(福)」と書きました。陰が極まって陽が生じるということのようです。なんとか少しでも明るい方向に進む事ができたらと願うばかりです。
初詣では例年通りご近所の八幡神社です。尼崎市内には66の神社があり、「尼崎市神社あんない」というサイトがあります。ここでは参拝の作法や宮司さんのお話や歴史や文化などが書かれています。66社の内、須佐之男命(素戔嗚尊)をお祀りする「スサオノオ社」は多くて25社もあるそうです。スサノオのミコトは農業と開拓の神様という事を知りました。
また市内の若手神主さんがパーソナリティになって神社や神道の魅力を語るWEBラジオ番組神主さんレディオ『かんラジ!』もあります。昨年3月から始まって暮れの放送で18回目になります。なかなか神社や神主さんのことなど知っているようであまり知らないことも多くて、聞いてみると興味深いものがあります。
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