あまがさき情報局

尼崎在住40年。尼崎に関する話題その他をご紹介したいと思っています。

歴史博物館オープン

2020-10-13 10:14:31 | まち情報

 10月10日(土)尼崎市立歴史博物館がオープンしました。

 ここは尼崎市立高等女学校だった校舎を市立尼崎高校→市立城内中学→成良中学(名称変更)と使われてきて2009年から文化財収蔵庫として活用されていました。総合文化センターにあった市立地域研究史料館と統合され、この度尼崎市立歴史博物館となりました。
 文化財収蔵庫だった時も土器などの出土品、尼崎関連の古文書や絵図などの展示がされていましたが、歴博ではそれに加えて近代、現代の展示がなされ尼崎の歴史文化を学習する場所になりました。

 建物の外観・中味もリニューアルされ文化財収蔵庫だった時とはすっかりイメージチェンジできています。

 それぞれ右側が以前の姿です

 尼崎市に博物館建設構想ができたのは市制70周年の時ときいています。その時確保された土地は中央図書館の東側で駐車場のほかは原っぱでした。その場所が尼崎城の広場になり、元々尼崎城の天守のあった文化財収蔵庫がきれいになって30年来の念願の博物館になりました。

 お城も博物館も市民が訪れて活用されてお宝になってほしいものです。

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神戸フィルムオフィス20周年

2020-10-08 11:32:45 | まち情報

 神戸フィルムオフィスは2000年の9月に設立され、今まで3000本以上の映像作品にかかわってこられ、この度20周年を迎えられました。テレビ番組などで通訳を務められていた田中まこさんが阪神・淡路大震災の復興のため映画を活用して神戸を盛り上げようという行政からの相談を受けその頃はまだ珍しかったフィルムコミッションを立ち上げられたのが始まりだそうです。


 20周年を記念してオフィスがかかわられた映画の上映会がありました。初期の頃の作品である金城武さん、鈴木杏さんが出演され、神戸近辺でロケされた映像満載の「リターナー」を鑑賞しました。上映後に監督の山崎貴さんと田中まこさんのトークがありました。映画の冒頭のシーンでヘリコプターから岸谷五朗さんが銃を乱射するシーンでは、夜間にもかかわらずヘリコプターを2機飛ばして、迫力あるシーンが撮影できたというお話でした。なんでも「神戸に行ったら何でもできるらしい。」と、今では難しい要望に応えられたそうです。映画の設定では横浜周辺なのですが、他の場面でも神戸の風景がわかります。

 現在8ch関西テレビで放映中のDIVER-特殊潜入班(福士蒼汰さん主演)でも神戸や近辺でロケされた様子が映し出されて興味深いです。ここでは設定が兵庫県警ということで、県警本部が神戸税関だったりして使われています。
 またベネチア映画祭で銀獅子賞に輝いた「スパイの妻」でも神戸市垂水区の旧グッゲンハイム邸など各所で撮影がされたそうです。

 映画のロケ地になるとそこにファンが巡って来たり話題になったりします。また過去の風景が映画の中に留められて残るのは映画を観る別の楽しみとなります。映画の最後に画面に映し出されるエンドロールにフィルムコミッションの名前があるのに気をつけて見て下さい。

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