10回目を迎えたメイドインアマガサキコンペ、今年は過去の認証品219点から一般の方に投票してもらいその結果をふまえて審査員の先生方がそれぞれの部門でノミネートと最優秀賞を決定されました。その表彰式がアマデミー賞として3月30日(金)に商工会議所1階特設会場にて行われました。
そのノミネートと最優秀賞(◎)は以下の通りです。
隠れた名脇役「助演賞」
特発三協製作所「薄板ばね」
日本特殊螺旋工業「チタンボルト」
大和合金製作所「すべらんセラルミ」
◎ 尼崎港管理事務所「尼崎閘門(尼ロック)」
意外と知らない、すごいアマ「実は・・・賞」
◎ エーデルワイス「洋菓子界の東大」
日本最古の中華そば「大貫」
全国随一の自転車店「サイクルセンターサンワ」
世界で活躍するF1ドライバー「小林可夢偉」
あまがさきの原風景が思い浮かぶ「物語賞」
◎ 枡千「天ぷら」
尼新実業開明事業部「尼の生醤油」
琴城ヒノデ阿免本舗「水飴」
かき金「土手鍋とかき飯」
お酒の席には欠かせません「酒宴賞」
宮島庵「近松豆腐」
◎ 岸本吉二商店・矢野三蔵商店「菰樽」
マルサ商店「手作りベーコン」
尼崎酒販協同組合「尼の雫」
語り継ぎたい尼崎良品
◎ マルカ「金属製湯たんぽ」
ゼロラボ「溜息三秒ボールペン」
ハリマ食品「ワンダフルソース」
小椋商店「たい焼き」
そして一般投票の結果、総数2002票の内406票を集めた「ひろたのぽんず」に「尼崎ええよ賞」が送られました。
表彰された方や電話出演された方たちのお話には、それぞれの製品に対する誇りと愛があふれていました。
表彰式はおなじみ瓶太さんと三宅奈緒子さんの司会でFM尼崎番組内で放送され、終始なごやかな雰囲気の中で行われましたが、告知が行き届いていなか
ったのかギャラリーが少なかったのが残念でした。
トロフィーを製作されたのは三和市場内に昨年転居されてきた「イーグル工房」さんです。オスカーよりも味があります。
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阪神尼崎駅すぐの中央商店街でもうすっかりおなじみになった「日本一早いマジックボード」の点灯式が行われました。
阪神タイガースの本拠地は西宮市にある阪神甲子園球場なのですが、商店街のPRでアーケードの天井にタイガース模様の鳥居などが設置され、いつのまにかここの商店街が地元のようになり、毎年このイベントは夕方のTVニュースの定番になっています。
阪神が優勝した年には阪神尼崎駅北側の中央公園でパブリックビューイングを行ったり、商店街のあちこちで応援歌が流されていたり、タイガース関連の話題が豊富な商店街です。以前阪神尼崎駅の駐車場に車を置いて(電車で5分)甲子園で野球観戦しましょうというキャンペーンもありました。
今年も参虎殿という鳥居の下で戎神社の宮司さんによる祈念祭が行われた後、マジックボード144が掲げられました。
商店街の理事長さんが「このマジック144が夏ぐらいには1ケタになれば・・・」というコメントを述べておられます。最近ではこの時期が一番盛り上がって知らない間にボードが撤収されてしまうということが繰り返されています。なんとか秋くらいまでこのボードが活用されたらいいですね。
このサカナ、私はいままでなんとなく「コイ」だと思っていました。めでタイガーとあるのでどうやら「タイ」だったのですね。
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尼崎南部の運河エリアを活かそうとする取組みについてはご紹介してきましたが、その運河に新しく拠点となるべくセンターが3月20日(祝)にオープンました。
市では尼崎運河再生プロジェクトとして運河学習会やクルージングなどを行ってきました。
また市内にある成良中学校ではネーチャークラブというボラ
ンティア活動グループで運河の水を浄化する活動の一環を担っています。クラブの生徒たちは定期的にこの場で運河の泥を藻類がきれいにしたものをかき集めて乾燥させ、それをたい肥に変える活動をしています。そのたい肥を利用して校内の農園でイモ類などの作物を育てたりしています。
この日はテープカットなどのセレモニーの後その生徒さんたちが命名した「KITAHORI CANAL BASE」のプレートがお披露目され、生徒さんたちがつくったカレーやデザートが振舞われました。世界に通用するように英語表記にされたようですが、AMAGASAKIの文字も入れてほしかったですね。
運河エリアは一般市民がなかなか足を運ぶ機会は少なく、たまに運河ウォークや「うんぱく」などのイベントに参加してもトイレなどの設備が少なく不便を感じていましたが、このセンターを利用することで運河と親しむことが多くなればと思います。
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この春武庫之荘周辺がいろいろとあってアツイようです。ご紹介します。
今年が3回目になるチケットを買って地元のお店を飲み歩く一日限りの「武庫之荘バル2013」は4月13日(土)開催予定です。その日駅南側の大井戸公園では「てくてく市」というフリーマーケットが楽しめるそうです。
その武庫之荘バルに先駆けて4月7日(日)には大
井戸公園で「武庫之荘フリーダム」が開かれます。こちらは10時から16時までフード、アート、手作り雑貨や古本からヒーリングまで様々な出店が予定されています。
また同じ日に駅北側の生津公園の「桜祭り」では防災セミナーや炊き出しなどがあります。
4月21日(日)には14時からバル関連イベントとして「武庫之荘寄席」が女性センター・トレピエで催され、武庫之荘にゆかりの桂米團治さんや笑福亭銀瓶さんなどが出演されます。
最近バルやフリーダムなどにに参加した飲食店を中心に、もっと武庫之荘をよい街にしようと結成したグループで「武庫之荘向上委員会」(facebookページ)が活動されています。定期的に阪急武庫之荘駅周辺の清掃活動や迷惑駐輪・駅前放置自転車をなくそうクリーンキャンペーンのチラシ配りなどをなさっています。最近噴水の縁石の補修などが行われたそうです。
他にも定期的にお茶を飲みながら哲学といってもやさしいテーマで話し合いと聴き合いをする「武庫之荘哲学カフェ」や近隣のお店がコラボしておいしいカレーを食べる企画「武庫之荘カレーの日」などもあります。
武庫之荘と言えば尼崎市内でも高級な雰囲気のする地域です。センスが良くてトレンドなお店も並んでいます。しかしマンションなどの新住民が増え、町会への加入率も低く、近隣との付き合いも
少ないと聞きます。そんな中で武庫之荘をとりまく人たちがイベントを通じてお互いの交流を深めるようになっていっていることは特筆すべきことです。機会があれば武庫之荘周辺に足を運びたいものです。
追記:この後朝日新聞で「尼の春 バル花盛り」の記事でバルのことが取り上げられました。阪急塚口駅周辺82店が参加する「塚口バル」が4月20日(土)に初めて開かれるとのことです。
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原発事故以降、太陽光や風力など自然エネルギーに対する関心が高まっていますが、なかなか身近に感じることがありません。
尼崎市には10年前から太陽光パネルによる市民共同発電所を設置し、再生可能な自然エネルギーの普及を目指して活動しているNPO法人「あまっこ市民エネルギープロジェクト」があるのでご紹介します。
市民から出資金を集め10年前の2003年2月に小中島にある特別養護老人ホーム「園田苑」の屋上に太陽光発電設備「あまっこ1号」、2004年10月には善法寺保育園の屋上に「あまっこ2号」が建設されました。2006年にはNPO(特定非営利活動法人)の認証を受け、講演会や視察ツアーのほかイベントでソーラークッカーの実演などもなさっています。あまっこ1号の発電量は年間約3600KWになり、出資した市民にはわずかではありますが配当金も支払われています。
保育園では発電量が分かるメーターも設置され、園児たちは毎日それを見て家に帰っても電気の無駄づかいしないよう話をしているということで、生きた教材になっています。
10年前からこういう活動をされているということは先駆的な役割を果たされており、今年の2月には10周年を記念したパーティも開かれました。
尼崎市はグリーン・ニューディールを政策に掲げていることもあり、このグループのような市民の取組みは大いに注目されるべきものでしょう。
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