あまがさき情報局

尼崎在住40年。尼崎に関する話題その他をご紹介したいと思っています。

森永製菓塚口工場

2013-02-27 22:40:31 | まち情報

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 森永製菓塚口工場はJR塚口駅ちかくにあり、1925年(大正14年)に建設されました。森永製菓はアメリカで西洋菓子の修業をした森永太一郎が1989年(明治32年)に日本の人々にもっと栄養のある美味しいお菓子を届けたいという夢をもって日本で最初の西洋菓子製造所を作ったのが始まりだそうです。

 ここ塚口工場ではビスケットの「マリー」や「ハイチュー」などが製造されてきました。上坂部の県民交流広場地域推進委員会が運営する「上坂部ピアッツァ」というサイトによると納涼祭などをつうじて地域との交流も盛んに行われてきました。

 その塚口工場が閉鎖され群馬工場へ生産が移管されるというニュースが流れたのが2010年でした。

  このたびこの跡地が118億7千万円で、マンション大手の長谷工コーポレーションに売却することが発表されました。約8万4千平方メートル(約2万5千坪)ということで10月末に引き渡されます。駅前ということでマンションに転用されるのかPhotoもしれません。

  ここは工場見学も人気で予約が殺到していたと聞いています。何年か前に工場見学させていただいたことがあります。創業者の胸像があったり、カカオの木がある温室、また製造ラインではベルトの上を流れるチョコレートビスケットなどが印象的でした。

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尼崎市の中学校の弁当事業

2013-02-24 09:35:24 | まち情報

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 尼崎市の中学校では給食がありません。この事が親御さんが転居先を選ぶときに西宮など近隣の給食のある市を選ぶという事につながっているのではないかと言われています。
 市のホームページによると中学生の昼食に関するアンケート調査(平成23年6月実施)から、家庭の事情等で弁当を持参できない日には、菓子パン等で昼食を済ませている生徒が多くいることがわかりました。 そこで、中学校の栄養摂取基準をもとに、栄養価やバランス、食育を考慮した弁当を、希望する生徒へ提供する事業を昨年の10月から日新中学校、大庄中学校、園田中学校で実施しています。
 1食350円(ごはん大盛370円)で写真を見る限りではなかなかの内容ですが、食券をあらかじめ買っておかないといけなしいし、キャンセルが前日まで、お弁当は配膳室まで取りに行って食後容器をまた返しにいかないといけないこと、お箸やスプーンは持参することなど・・・現実には中学生にはめんどくさいのではと思われるような内容です。

 どうやら利用者数はまだまだのようで、利用促進のためかそのfacebookもできていてメニューなどが紹介されています。(写真はそこからの転用です)
 利用者が少ないと業者も今後の採算面で課題になります。

 かつて「中学校給食実施」を公約にして市長になった方がおられましたが、4年の任期中にできたことは一部の中学校に食堂を作ったことで、その食堂もあまり利用されずにやがて閉鎖されたと伝え聞きます。
 

 中学校給食実施は尼崎の長年の課題の一つでもありますが、財政のことなどがあり実施は難しいもので、この弁当事業実施が中学生にとって栄養面や食育の面などで良い効果となるものかどうか・・・・期待外れに終わるのではないか・・心配されます。

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ALWAYS 三丁目の夕日'64

2013-02-19 14:15:42 | うんちく・小ネタ

 映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の撮影が市内文化財収蔵庫でおこなわれP2183853
た事は以前このブログでもご紹介しましたが、先週早くもテレビ放映がありました。

 市のホームページに紹介されているように、収蔵庫のガイダンス室を音楽室にして主人公の高校生たちがへたな演奏を聴かせるシーン。今でもガイダンス室の黒板にはその時に書かれたチョークが消されず残されています。

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 収蔵庫の玄関が鈴木オートの従業員であるロクちゃん(堀北真希)の恋人(森山未來)の勤める凡天堂病院になっていました。今でも収蔵庫には看板やポスターなど撮影に使用された小道具が展示されています。文化財収蔵庫は土日祝日は残念ながらお休みですが、是非一度訪れてみるべき所です。

 物語はタイトル通り1964年が舞台です。若い人には今一つピンと来ないと思いますが、ある年齢以上の人にとって1964年は特別な年です。なんといっても東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催された年ですから・・
 
 映画の中の主人公たちは戦後の復興期の時代を元気で前向きに生きていきます。この時代には素直に未来への希望があったのですね。

 民放地上波放映のためエンドロールは省略されていたのですが、wikipediaによると劇中の出版社の建物には名古屋陶磁器会館、吉岡秀隆扮する作家の実家には伊那市の旧馬島家住宅などが使われています。

 尼崎市内にはこの文化財収蔵庫以外にも古い建物など残っています。収蔵庫のお向かいにある旧警察署、大庄村役場だった大庄公民館ユニチカ記念館などなど。運河にかかる出会い橋なんか新しいものですがドラマチックな要素をもっています。活用されるようなことがあればそれがシティプロモーションになるのですが。

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東園田遺跡発掘調査現地説明会

2013-02-17 19:46:19 | まち情報

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「東園田遺跡:始まりは弥生中期 大型石包丁が出土 完全な形、尼崎で初」
という記事が毎日新聞2月14日の朝刊阪神版に載りました。

 記事によると出土した大型石包丁は神戸や川西では出土しているが尼崎では初めてという事です。それによってこの遺跡が弥生時代後期(2世紀ごろ)から古墳時代後期(6世紀ごろ)のものと考えられていたのが弥生時代中期までさかのぼることが分かったということです。
 

 その東園田遺跡の発掘調査現地説明会が16日の午後現地で開かれました。時折り粉雪が舞い散る寒い日でしたが、考古ファンや近所の方など多くの方が来られました。大まかな説明の後、特設の通路を通って遺構や住居跡やピットと言われる穴などを間近に見ることができました。

 ここは「プレージアブラン東園田」というマンションの建設現場で本来の工事をストップされて発掘されています。この後は埋め戻してマンションは建設されるようです。お隣りのマンションでは以前新聞でも大きく発見された弥生時代のタコつぼにシカの絵が描かれたものだ発掘されています。(このタコつぼは現在文化財収蔵庫で展示されています。)

 この地区をはじめ尼崎市内には遺跡があちこちに見られます。今回現地説明会というものに初めて参加しましたが、幾層にもなっている土地の断面などを見ると、ここに何千年もの間人々が生活してきたのだなあと想像できて感慨深いもP2163811aのがあります。

 テントの下には記事になった「大型石包丁」が置かれていました。

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あまらぶバレンタインコンサート

2013-02-16 09:54:46 | まち情報

 
 アルカイックホテル前の芝生広場で2月14日(木)のバレンタインデーの夜、サP2143822a_3
キソフォンのライブが行われました。しかもバレンタインということでハート型のイルミネーションも用意されていました。そして来場者にはカップルには「あまらぶボトル」、それ以外の人にはペアグラスがプレゼントされました。

 いずれも山村倉庫株式会社からの提供ということです。山村倉庫は本社が市内西向島にあり山村硝子を親会社とし、かつては向島には日本硝子、日本板硝子、旭硝子など硝子メーカーが連立していたそうです。
山村さんからハートの周りにきれいな瓶が贈られていました。

 尼崎ではこのような規模のイルミネーションは初めてで、今回は約1万個のP2143829a
LEDが使われているそうですが、これから5年くらいをかけてこのエリアから空中回廊、阪神尼崎駅まで広がって行く予定です。点灯は明日までですが、このハートにカップルが来てくれるようになれば・・・と思いました。

 今はまだポツンとしていますが、5年後にはこのあたりいっぱいがイルミネーションで明るくなり、楽しく人が集う場所になることでしょう。楽しみです。

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