尼崎駅

ＪＲの尼崎の駅は歴史のページの旧JR尼崎駅南駅舎(1987撮影）を見ていただければわかるように、ほんの２０年前まではどこかの田舎の駅みたいな
ものでした。福知山線はローカル線で隣りの立花駅のほうがまだ乗降客が多かったのではないかと思います。それが片町線と福知山線をつなぐ片福線計画で大阪市内を走る線でつながり(完成した時は東西線という名になりました。）宝塚線なんて名前に変えられ（今でも正式には福知山線だったのですね）ついでに片町線は学研都市線という名前に変わっています。（正式なものか知りませんが、表示はそうなっています）通勤・通学路線になりました。昔は宝塚から大阪まで福知山線で行くなんてとてものんきな話だったのです。でも確かに東西線が開通して尼崎の駅は新快速も止まる様になりどこへ出かけるにも便利になったことは事実です。それは単純に喜んでいたのですが、ＡＴＳが装備されていなくて、しかも車体があんなに弱いものだったなんて信じられない気持ちでいっぱいです。

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あまがさき

「尼崎」の名前がこんなことで日本中に知られてしまうなんて全く思いもしませんでした。気がつけば空に今まで見たことが無いほど多くのヘリコプターが舞っていました。なくなられた方のご冥福をお祈りいたします。
「気をつけよう」と思っても回避できない事で死んでしまうなんて全くやりきれないことです。事故がおこってから、何をいっても無駄なような気もしますが、きちんと原因ははっきりさせてほしいと思います。
事故直後に付近の工場や中央市場の方々がすぐに救助や介抱などに駆け付けて、適切な働きがあったということは素晴らしい事です。

とうとう

とうとう西宮市の人口が尼崎市の人口を追い抜いたようです。震災で人口が減った西宮市ですがやはり「文教住宅都市」というブランドが魅力的なのでしょうか。尼崎市がもっと住みやすい町になって、団塊の世代より上の人たちが引越ししたいと思うようになるといいのですが。もちろん若い世代も歓迎です。

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議員通信簿

オンブズマンといえば大阪の市民グループ「見張り番」が有名ですが尼崎にも「市民オンブズ尼崎」という市民団体があってこの度議員通信簿」を発表しました。それには尼崎市の市会議員の本会議での質疑回数や、欠席日数、政務調査費の領収書公開状況などが載せられています。それによると本会議遅刻退出時間のワースト1の議員は調査対象時間の１５％の時間（6日間の会議で272分）、席についていなかったという事がわかります。議員が本会議を病気などで欠席することはあるかもしれませんが、出席していてもそんなに長時間席をはずしている事は普通の感覚では考えられません。議会にはまず出る事、そして特別な理由がなければ席を離れない事が彼らの仕事ではないのでしょうか。詳しいことはここに載っております。ご参考までに。

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国体のプール

２１世紀の森というのは兵庫県が推し進めているプロジェクトで、南部臨海地域の工場跡地の広大な土地（1000ha）に木を植えたり人口の干潟をつくったりするようです。今はそのうちの一部に2006年に兵庫県で行なわれる「国体」のプールを作っています。3月にそのプールを建設中のところを見学しました。写真はそのときのものです。またそこから松下のプラズマ工場も見えました。それは右側の写真です。どちらも人家から２ｋｍ以上離れています。工場は多分従業員用のバスとか車とか通勤用に確保されるだろうし、臨海部にあることで出荷とかのメリットがあるのでしょう。しかしプールはこんなところに作ったりして利用者が見込まれるのでしょうか？21世紀の森もプールも県が作るといっても税金だし、「森と人と水と共生する」なんてちょっといい感じに聞こえますが、そんなもの誰が欲しがっているのでしょうか?国体の行なわれる1週間は人が訪れるでしょうが、日常的に「ちょっと泳ぎに行こか」と思って行けるところではないし、どうせ作るなら無料駐車場つきのサッカー場とか野球場（スタジアムではなくて練習場）とかだったらニーズがあるでしょうに。プールは年間かなりの維持費がかかると聞いています。何年か後「誰があんなムダなものを作ったの？」と言われるのではないでしょうか。