あまがさき情報局

尼崎在住40年。尼崎に関する話題その他をご紹介したいと思っています。

尼崎城その後

2016-10-28 09:28:47 | まち情報

  昨年の11月にミドリ電化の創業者から「尼崎城」の寄贈されるということが発表されました。それから1年近く経ち100周年記念イヤーも終わりに近づいてきた今、その計画の進捗状況が気になるところです。


 

  中央図書館では建築予定場所から近いこともあってか尼崎城に関する問い合わせが多くなり、そのカンファレンスという意味で歴史とまちづくりの講座が開かれました。その「まちづくり城址公園の整備」という講座で市の担当課長がお話しされたのを聞いて来ました。具体的な説明会は工事の日程などが決まれば開かれるそうです。
 
 元々市ではその地域(城内地区)を再生整備する計画が策定されていたそうです。寺町も含め歴史・文化資源を活かしてまちのイメージをアップさせようというものです。そこに昨年の寄贈の話が加わり、お城は寄贈者が建ててそれから市に寄付されます。それに伴い市はその周りを一体的に整備することと、お城の中の展示などとその運営を行っていきます。立面図と位置図のイメージです。↓



 工事の予定などは来月中くらいには分かるそうですが、展示内容や運営方法など考えていかなくてはならなりことがたくさんあります。
 
 市民の意見などをつのりボランティアの力をお借りして、お城が尼崎の自慢の一つになるようにしたいものです。

追記:計画では鉄筋コンクリート5階建て(1階は石垣の部分でその上に4層の天守)、エレベーターあり、1階がエントランス、2~4階がギャラリー、事務室など、5階が展望室だそうです。周囲にはイベントなどができる芝生広場やステージにもなる階段などが整備されるそうです。

追追記:ニュースによると尼崎城整備の展示計画等策定委託先が決まったという事です。トータルメディア開発研究所で来年3月31日を期限に計画が出されるようです。少しずつ進んでいっているようです。

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尼芋奉納祭

2016-10-24 09:14:41 | まち情報

  貴布禰神社で尼芋奉納祭がありました。

  かつて尼崎南部地域で栽培されていてジェーン台風のため滅んだものの地元の方たちの力で復活した「尼イモ」のことは結構知られるようになりました。

 貴布禰神社では2010年から毎年収穫した尼イモや尼イモをつかったお菓子などを神様の御前に捧げる奉納祭がおこなわれています。

  神前には三方に載せられた尼イモや茎のつくだ煮や焼き菓子、そして今年は初めてカレーまでお供えされました。


 
 江田宮司さんの祝詞が奏上され、神社の氏子の方や尼イモ関係者が玉串を捧げました。宮司さんはご挨拶に「神社も生き残りをかけて・・・」と笑いながらおっしゃっていましたが、このように尼イモを通じて地域と神社がつながってきて、まちの伝統的行事になってきています。毎年10月第4日曜ということです。


 
 神事の後、尼イモの焼き芋が皆さんにふるまわれ、イモごはんやイモ菓子の販売、市内で尼イモの栽培に取り組まれている方のお話を聞く尼イモトークや落語、そしてマリンバ演奏など、また子どもを対象にした芋ほりなどがありました。


追記:尼崎市では市制100周年記念した献立として、この尼イモを使った給食が全部の市立小学校と特別支援学校で提供されたそうです。メニューは尼イモご飯や尼崎産の小松菜を使った料理、尼崎産の米粉によるマフィンなどで、市長の日記10月20日に試食会のことが書かれています。

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近松賞受賞作品「砂壁の部屋」が上演されます。

2016-10-21 11:01:51 | まち情報

 尼崎市では近松門左衛門が市にゆかりがあることから「ちかまつのまち・あまがさき」をテーマに近松関連の事業を主催したり後援しています。今年も10月23日(日)には大近松祭があり、広済寺では墓前祭と法要また近松記念館では近松音頭の披露などが予定されています。


 そして久々に近松賞受賞作品が上演されます。
 
 近松賞(近松門左衛門賞)は次代の演劇界を担う優れた劇作家を世に紹介し、新たな演劇作品の発掘、劇作家の育成を目的として、2001年に創設されたものです。市の財政不安から休止されかけたりしましたが、国内外からの応募も多く高い評価を受けています。第6回の受賞作品が一昨年決まり今年ピッコロシアターで上演されます。

 上演予定はここをご覧ください。近松賞は第2回が『元禄光琳模様』 ( 作 保戸田時子さん)、第4回が『蛍の光』(作   角 ひろみさん)が受賞されそれぞれ上演されました。
 2作とも観劇しましたが。「元禄~」は有名な俳優さんが出演され派手な印象でしたが、「蛍~」は舞台も団地の一室という地味なもので出演者もピッコロ劇団の方が中心でした。
 今回の「砂壁の部屋」も出演されるのはピッコロ劇団員が中心です。お稽古の様子などはこのブログで読むことができます。楽しみにしております。

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あまがすきハーフマラソン

2016-10-19 15:32:35 | まち情報

  10月16日(日)に開催された「尼崎市市制100周年記念あまがすきハーフマラソン」はお天気に恵まれ無事終了しました。

 かつて尼崎では陸上競技場をスタートして武庫川沿いを走るマラソン大会が実施されていました。ファミリーコースなどに縮小され行われていたのですが、近年は実施されていませんでした。
 
 今回は100周年を記念して尼崎の森中央緑地をハーフマラソン・10キロ・ファミリー2キロというコースで開催されたものです。手づくり感満載のお店が並ぶ「尼崎ぱーちー」やオリンピック水泳選手をプールに招待したりスケート場の無料開放なども同日に開催され夕方には花火も上がるという一日だったそうです。
 
 私は残念ながら参加できませんでしたが当日の様子がサンTVで10月30日19時から放送されるそうです。またマラソンの様子は産経のwebニュースで見られます。

 ただマラソンランナーの口コミサイトでは運営方法について厳しいご意見が書き込まれているので参考までにご紹介いたします。このエリアは交通が不便なためシャトルバスの待ち時間やトイレの数、ドリンクの不備など参加者に不満が残ったようです。

 ボランティアさんの対応が良かったという書き込みもありますが、今後臨海部でのイベント開催は準備などを充分になさる必要がありそうです。

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マンホールカード

2016-10-18 06:51:49 | まち情報

 マンホールカードをもらってきました。「マンホールカードを配布します。」という告知を読んで市役所中館9階の下水道部経営企画課まで行きました。
 アンケートに答えると一枚いただけます。
 

 マンホールが各自治体によってデザインや色が工夫されて特色のあるものになっているのは知っていましたがマンホールカードのことは知りませんでした。 

 尼崎市制百周年記念デザインのマンホールが市役所西側の歩道に2ヶ所設置されていて、他の場所にも10ヶ所あるそうですが、このデザインをカードにしたものが8月1日より配布されています。
 
 調べてみると全国の28自治体が今年の4月1日に第1弾、第2弾が尼崎市も含めて40自治体がマンホールカードを発行されています。
 
 原則一人一枚で決められた場所に行かないといただけません。 

 アンケートに答えたらポンと一枚いただけましたができれば「マンホールカードって何?」とかカードに記されている数字(緯度・経度らしい)やピクトグラム(絵文字)の意味などをご紹介していただけたら有難かったのですが・・・・
 
 また市外から来られるマニアのためにシティ・プロモーション課にも誘導される工夫があればとも思いました。
 
 帰りに市役所横に設置されているマンホール本体を確認しました。


 カードに記されている緯度経度の数字(34°44'02.9"N 135°24'21.5"E)で検索するとマンホールの設置場所が表示されます。

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