昨年の11月にミドリ電化の創業者から「尼崎城」の寄贈されるということが発表されました。それから1年近く経ち100周年記念イヤーも終わりに近づいてきた今、その計画の進捗状況が気になるところです。
中央図書館では建築予定場所から近いこともあってか尼崎城に関する問い合わせが多くなり、そのカンファレンスという意味で歴史とまちづくりの講座が開かれました。その「まちづくり城址公園の整備」という講座で市の担当課長がお話しされたのを聞いて来ました。具体的な説明会は工事の日程などが決まれば開かれるそうです。
元々市ではその地域(城内地区)を再生整備する計画が策定されていたそうです。寺町も含め歴史・文化資源を活かしてまちのイメージをアップさせようというものです。そこに昨年の寄贈の話が加わり、お城は寄贈者が建ててそれから市に寄付されます。それに伴い市はその周りを一体的に整備することと、お城の中の展示などとその運営を行っていきます。立面図と位置図のイメージです。↓
工事の予定などは来月中くらいには分かるそうですが、展示内容や運営方法など考えていかなくてはならなりことがたくさんあります。
市民の意見などをつのりボランティアの力をお借りして、お城が尼崎の自慢の一つになるようにしたいものです。
追記:計画では鉄筋コンクリート5階建て(1階は石垣の部分でその上に4層の天守)、エレベーターあり、1階がエントランス、2~4階がギャラリー、事務室など、5階が展望室だそうです。周囲にはイベントなどができる芝生広場やステージにもなる階段などが整備されるそうです。
追追記:ニュースによると尼崎城整備の展示計画等策定委託先が決まったという事です。トータルメディア開発研究所で来年3月31日を期限に計画が出されるようです。少しずつ進んでいっているようです。