富松神社薪能

　 機会があって富松神社の薪能を鑑賞しました。富松神社の境内には立派な能舞台があり、ここで毎年７月２６日に行われています。昭和５５年からで今年が第３２回になります。
午後５時半開演ですが、まず能楽教室の子どもたちによる仕舞があり、小学生や中学生の子どもたちが凛々しく舞を見せてくれました。狂言の「盆山（ぼんさん）」の前にはストーリーの解説もあり、他人の盆山（盆景）がうらやましくて盗みに入った男が見つかりそうになり、物陰に隠れ、犬だったら鳴くだろうと言われ鳴き真似をするのですが、最後は「鯛だったら鳴くだろう」と言われ「た～い、たいたい」と鳴くというお話でした。
　あたりが暗くなっていき、篝火に火が入れられ最後に能の「胡蝶」が演じられました。それは吉野の旅の僧と梅の花と戯れたいという胡蝶の精とのお話で、前半女性の姿で現れた精が後半は僧の回向で成仏し胡蝶の精の姿で現れます。胡蝶の精は頭上に蝶の天冠をいただき、黄色の優雅な衣装で舞を舞います。うっそうとした神社の木々の下、空の色が変わっていく中、時々鳴く蝉の声を聞きながら、しばし幽玄の世界に浸ることができました。
　市内では大物の野外舞台で８月にも薪能が催されます。一つの市で２カ所もそれも無料で薪能が開催されているのは今では珍しいことだと聞きます。
　何十年も続けられている陰には多くの市民の力があるのでしょう。尼崎市が文化度が低いとか言えないでしょう。
　写真は撮影禁止のため市のHPより転載いたしました。

↓下のアイコンをクリックしていただくとランクがあがりますので、読み終わったついでにクリッ クして下さい。できれば一日一回お願いします。

JR大阪駅

　JR大阪駅がリニューアルオープンして2カ月がたちました。オープン当初はすごい人出だったみたいですが、今はどんな雰囲気か見に行きました。尼崎から新快速なら約6分、普通でも約8分で料金は170円、昼得切符ならわずか140円です。
　今まではホームから階段を降りていたのがエスカレーターを上がり、3階と6階で大丸などのデパートとつながっていて、とても便利になったようです。
　大屋根の下の「時空（とき）の広場」は明るくて開放的で大阪じゃないみたいに おしゃれな空間でした。待ち合わせなどに使われるのでしょうが、座る場所が少ないのが残念です。そこからまたエスカレーターで上がると「風の広場」があって、涼しい日なら少し休憩したりすることも出来そうです。他にもこのような緑の空間が何カ所かあるようで、元気だったら散歩してみるのもいい感じです。
　後はカフェのある書店「三省堂書店ルクア大阪店」に行きましたが、残念ながら満席で「本屋さんでお茶。」を味わうことは出来ませんでした。特に窓際の席は魅力的で是非また今度訪れてみたい場所でした。

↓下のアイコンをクリックしていただくとランクがあがりますので、読み終わったついでにクリッ クして下さい。できれば一日一回お願いします。

高校野球予選

　夏といえば甲子園。今年も全国高校野球選手権の予選が始まっています。尼崎市内ではベイコム野球場（かつては記念公園野球場という名でしたが、昨年ケーブルTVのベイ・コミュニケーションズと命名権契約を結び、陸上競技場、体育館とともにベイコムという冠名をいただいています。）で予選の試合が行われています。
兵庫県大会の結果を見ると尼崎の高校も何校か残っているようで、会が進むと大会は神戸や明石の球場に移るので応援するのなら今のうちがいいかもしれませんね。甲子園での本大会が始まったら、出場チームの練習に使われることがあって、この球場の横で某有名高校の名前のバスを見かけたこともあります。

↓下のアイコンをクリックしていただくとランクがあがりますので、読み終わったついでにクリッ クして下さい。できれば一日一回お願いします。

セミの初鳴き

　このあたりの今年の梅雨明けは先週7月7日の七夕の日に雨が降り、その次の日7月8日でした。昨年より9日、平年より13日早い梅雨明けでした。
普通梅雨が明けたらカンカン照りの日が続き、朝起きたらセミの鳴き声がうるさいくらいです。今年はようやく今朝あたりからボチボチセミの鳴き声が聞こえて来ました。今年は遅いのか、梅雨明けが早かったからそう感じるのか？西日本新聞にこんな記事がありました。　セミ鳴き戦線異状アリ。原因は習性?気温？地震？深まる謎！ここでは専門家が「セミは集団でしか鳴かない習性がある。仲間が鳴き始めるのを待っているのでは。」と推理されています。阪神大震災の年もセミは静かだったそうだが、それは偶然だそうです。
アメリカでは素数ゼミ（13年あるいは17年と素数の周期で一斉に成虫になるセミ）が大量発生しているそうです。　
こちらの記事ではセミ入りのアイスクリームを売る店があらわれたなんて事も書かれています。
　熱い夏をもっと熱くする「セミの鳴き声」。鳴き始めると「うるさい」「暑苦しい」と思いますがあまり静かだと気になります。

↓下のアイコンをクリックしていただくとランクがあがりますので、読み終わったついでにクリッ クして下さい。できれば一日一回お願いします。

東京電力株主総会

　東京電力の株主総会（6月28日）の様子は一部はTVのニュースで報道されましたが、内容を刻一刻twitterで実況されている参加者が何人かいて、そのつぶやきをまとめて紹介されているページがあります。
　この株主総会では、事前に過半数の委任状が提出されており、会場で多数であっても採決には影響されないということですが、会場の様子が伝わってきて興味深いものがあります。
　ここでフリージャーナリストの岩上安身氏が“発言者の一人が「脱原発を果たせば東電は蘇り、株価は持ち直す。皆さん、株を手放さず、一緒に脱原発を果たそう。」と呼びかけた時、プレスルームから馬鹿にするような嘲笑があがったのには驚いた。”と書いておられます。
　この総会では原発に関して発言、質問が多くて結局6時間に及んだそうですが、プレスが発言に対して、馬鹿にしたような嘲笑をあげるなんてことは思っていないので意外な感じがします。株主総会の中味や、プレスの反応など、twitterのおかげで知ることができました。

↓下のアイコンをクリックしていただくとランクがあがりますので、読み終わったついでにクリッ クして下さい。できれば一日一回お願いします。