あまがさき情報局

尼崎在住40年。尼崎に関する話題その他をご紹介したいと思っています。

市議会議員選挙結果

2013-06-25 22:06:14 | 国際・政治

250618tousen3 ちょっと日にちが経ちましたが、今回の市議会議員選挙の結果ですが・・・

 なんといっても投票率が低すぎました。
 前回(2009年)47.34%から5.96ポイント減った41.38%、10人に4人しか投票に行っていません。20年前の出直し選挙での56.45%を頂点に低下する一方です。
 昨年の衆議院選挙では57.51%と50%を超えているので、せめて50%は超えてほしかったです。

 4年前の選挙に比べると投票総数では約2万票減っている中で維新の会とみんなの党で約2万票獲得しています。

 市民派系の会派「緑のかけはし」、共産党、民主党が減らした票数が約2万票です。民主党は前回は風に乗って1位2位を独占しましたが、そういう風が今回の維新に吹いたのでしょうか?投票率が低いときは有権者は確たる意志をもって投票するので政党が選ばれるのかもしれません。しかし今回の維新5人中4人当選は驚かされたのではないでしょうか。

 夕方のニュースにコメンテーターとして出演の前白井市長は「行財政改革を声高に言えるのは新人だから。経験してきた者にとっては行財政改革は複雑な手法。維新などは公務員所得を減らすとか議員定数削減など分かりやすい単純なことが伝わりやすかったのでは。行財政改革はやって当たり前でやってきたことなど伝わっていなかったのでは。」と述べられていました。
 

 また定例記者会見では稲村市長が新人議員に対して「財政改革をやりながら市民の満足を向上させるのは難しい。新しい角度からの指摘を是非いただきたい。」(毎日新聞)と述べられています。

 いずれにせよ6月27日就任される新しい議員が問われるのはこれからの4年間どういう仕事をするかということです。
 市民がしっかりとチェックしていかなくてはと思っています。議員さんも情報発信よろしくお願いします。写真は市長の日記(6月18日)から転載させていただきました。こういう風に一同がそろった写真は意外と珍しいような気がします。

追記 市報あまがさき7月号に新しい顔ぶれが写真付きで載っています。私たちが選んだ議員さんです。目を通してみて下さい。

 またこのサイトの左側サイドの尼崎市議会議員関連に新人議員さん関連のものを追加しておきました。皆さんなんらかの形で情報発信されることを期待したいものです。

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市議選開票風景

2013-06-18 08:30:15 | まち情報

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 市会議員選挙は6月16日午後8時に締め切られ、ベイコム体育館で9時10分から開票作業が行われました。

 委員長のあいさつの後、投票箱のカギを開けて市の職員が立会人の前を箱の中を見せながら通りまP6164296a
す。投票用紙をテーブルの上に開けた後カラになった箱をまた立会人に見せながら通り過ぎます。

 続いて積まれた投票用紙を揃えていきます。揃えた用紙は機械(読み取り機)にかけられ候補者ごとに分けられます。

 分けられた用紙はカウンターで数を数えられ、100ずP6164304aつの束に、そしてまとめられ500の束にされて届け出順の籠の中に入れられます。

 9時40分の1回目発表予定が遅れて10時10分に、2回目は10時40分、3回目11時10分で開票率96%でした。最終発表は0時3分でした。その間市のホームP6164308a
ページが順調に更新されたかどうかははっきりしませんが、FM尼崎では10時からの番組で音楽の間に適時選管発表が読み上げられたようです。

 候補者の関係者が双眼鏡などで票数を確認して電話連絡する姿が見られました。2回目の発表で3000以上の得票の候補者はその時点でそれぞれ当確の判断がされたようでが、ライン上の候補者は最終発表まで待たないと分かりませんでした。

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尼崎市議会議員選挙結果

2013-06-17 09:44:50 | 国際・政治

開票終了(42-54) 投票率41.38%

当   5962  真鍋 修司    公現
当   5841  福島 さとり   公現
当   4828  仙波 幸雄   公現
当   4818  杉山 公克   公現
当   4712  開   康生   公現
当   4711  光本 圭佑   維新
当   4681  前迫 直美   公現
当   4481  安田 雄策   公現
当   4239  眞田 泰秀   公現
当   4233  土岐 良二   公現
当   4119  丸岡 鉄也   無現
当   3872  久保 高章   維新
当   3776  波多 成文   自現
当   3525  北村 保子   無現
当   3340  明見 孝一郎  民現
当   3210  田村 征雄   共現
当   3035  田中 淳司   無現
当   3006  上村 富昭   自現
当   2994  楠村 信二   維新
当   2914  寺本 初己   自現
当   2874  松沢 千鶴   共新
当   2850  真崎 一子   共現
当   2827  松村 ヤス子   共現
当   2816  高岡 一郎   自現
当   2594  北村 章治   民現
当   2581  上松 圭三   無現
当   2543  長崎 寛親   維元
当   2537  寺坂 美一   無現
当   2472  宮城 あや   社現
当   2449  弘中 信正   無現
当   2443  辻   修     共現
当   2406  都築 徳昭   無現
当   2401  北村 竹師   無新
当   2353  津田 加寿男  自現
当   2337  荒木 伸子   無現
当   2308  須田 和     無現
当   2297  酒井 一     無現
当   2223  丸山 孝宏   自現
当   2170  岸田 光広   み新
当   2141  川崎 敏美   共新
当   2136  綿瀬 和人   社新
当   2088  徳田 稔     共新
     2064  和田 周治   無現
     1985  福永 展己   み新
     1821  山下 純     無新
     1799  林   久博   無新
     1676  斉藤 幸男   無新
     1662    鬼塚 三代    無現
     1606  森村 太郎   無現
     1451     辻   信行   無新
     1347  安浪  淳市   無元
          1249    呑野  和也    維新
      679   原       博義   み新
            599    佐野  剛志   無新

投票率は過去最低の41.38%(前回は47.34%)

公明党は前職9人が1位から10位まで6位の維新候補者を挟み上位を占める。
共産党は前職4人と新人3人が全員当選。

新政会(自民党系会派)は前職11人全員当選。自民公認は6人で5人は無所属。
新風グリーンクラブ(民主・社民系会派)前職7人の内民主2人当選。社民3人→2人引退前職1人と新人1人が当選。無所属2人は落選。
緑のかけはし(市民派系会派)前職7人の内1人引退、5人当選1人落選。
維新の会。元職を含め5人立候補の内4人当選。
みんなの党。3人立候補の内1人当選。
他無所属の新人が1人当選されています。


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開票

2013-06-16 21:37:18 | インポート
開票
開票始まりました。

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実録 市民VSカラ出張議会(解散と再生の舞台裏)2

2013-06-16 09:31:33 | 国際・政治

Photo 「実録 市民VSカラ出張議会(解散と再生の舞台裏)」を読んで当時のことを思いだしつつ覚書として内容を記します。(←掲載された資料をコラージュしました。)」

 <発端>1992年9月一人の保守系議員のカラ出張が発覚。当初は辞職勧告決議で幕引きしようとする。
当該議員が議会ぐるみであることを告白。
別の一人の議員が自主公表。次々と公表、12月議会までに全員が不正に手を染めていたことが判明。

 <市民の側の反応>公文書公開条例の改正を求める直接請求運動から議会解散運動に発展。元々尼崎市では市民運動グループが多くあり、市民パワーが爆発した。

 <議会解散>市民による署名活動、ハンストなどを経て議会は空転泥沼化したが、翌年1月実態調査委員会が設置され、5月の報告書では議会の自主解散を提言する。5月25日議会が解散決議案を可決。

 <出直し選挙>6月20日告示前職25人、元職1人、新人63人計89人立候補(定数52)27日開票結果は前職8人落選、自民系の旧明政会は解散前15人だったのが9人に、公明党は前職全員をひっこめ新人5人、共産党は初めは前職5人を公認するつもりが新たな不正発覚により新人ばかりを擁立し7人が当選、前職新人混合の社会党は前職1人落選の6人当選、民社党は前2人と新2人当選、市民派は6人の内4人当選。
 

  当時ブームだった日本新党はこの選挙に合わせて公募をかけ、公認推薦合計10人の内8人が当選。当時日本新党の「マドンナ」と言われた小池百合子参議院議員が応援に入り、実際議会解散の市民運動にかかわったわけでもないのに小池さんそして日本新党の人気取りとあいまって「なにかやってくれるのでは」という期待から票を取ったと思われます。この時日本新党から当選された方はお一人だけ現職で残っておられます。

 
 この後当局と議会の癒着が指摘され、「(議員を)先生と呼ばない」「個別接待はしない」「水面下の根回しはしない」が当時の六島市長から内部通達されました。また助役が当局とのなれ合いやチェックの甘さを反省する旨の発言がありました。

<その後>日本中に尼崎の名前を知らしめることになった「カラ出張・出直し選挙」から20年。この時当選した市民派議員を受け入れる風土がその後2代続く若き女性市長を生み出したといえるのではないでしょうか。議会改革はまだまだ続いていきます。

 尼崎市民がかつてすごいパワーを発揮して、議会解散まで追い込めたという歴史。もうあまり語られることもありませんが、そんなことがあったんだという意味で少しばかり記してみました。この本は図書館にあります。

 
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