尼崎市のホームページ

現在ほとんどの自治体がH.Pをもっていますが、それを利用するのにふたつの要素があると思います。それはそこの住民にとって、生活に直結した「使いやすさ。便利さ」ということと、住民以外の人に対して、「そこはどういう地域なのか。住みやすいのか？見るべきところはあるのか？などをどうアピールしているか」ということだと思います。
「便利さ」の点で見ても尼崎市のH.Pは非常に使いにくいし、リンク切れが多いのです。
「アピール度」と言う点で、トップページを見ても、もひとつ「売り」が見えてきません。
「都道府県市区町村」という検索のサイトがあって、全国の自治体のデータやホームページを見ることが出来ます。そこで人口数百人の村のページなどを見てもそれぞれ特色があったり、自分たちの村のここを見てくださいという姿勢があります。しかし残念ですが尼崎市の場合、なんか各課のページを寄せ集めて作ったという感がいなめません。
H.Pは大切な市の顔です。これを使いやすい、センスのあるものにするのにはそんなにお金はかからないと思います。2005年を迎えて是非すばらしいものにしてほしいと思っています。

市長の公約パートⅡ

市長の公約のひとつに「市長の公用車は2台いらない。低公害車1台する。」というのがありました。もう1年半ぐらい前になりますが、その公約を実現するために、高級車を一般入札で売却しました。399万円でスーパーの「ライフ」が落札したので、双方とも経費の削減ということで一件落着と思っていたのです。ところがあとでY新聞を見てびっくりしました。そこでは見出しが「公約守ったけど、解約200万円損」となっていたのです。要するにリース契約を中途解約するため約590万円で買い取っていたので差し引き200万円損という事らしいのですが、他の新聞ではそのままリース契約を続けていた場合に比べて440万円の節減効果があると書いてました。同じ事柄を記事にするのにこのように違いがあるのは驚きです。Y新聞だけを読んでいる人なら「市長は何をやってるのか。損だったら意味がないのでは？」と思うのではないでしょうか。

よくわからない教育長人事

教育長が12月市議会で決まったそうですが、9月に市長が起用しようとした女性は議会で否決されたのですが、その際に賛成の議員さんは賛成の意見を議会で述べられたのですが、反対の意見はどなたも述べられないまま数の多いほうということで否決されました。12月議会でこんどは年輩の方の起用が決定したそうです。記事のよるとその際新政会（自民党系）の9人全員と市民グリーンクラブ（社民党系）の一人が退席したとありますが、その方たちはいったい何を考えていらっしゃるのかわかりません。9月に反対された人も議会では発言しなかったのに新聞には答えているみたいです。「議会」という場はしっかり議論をする所だ思っていたのですが、どうもそんなふうではありません。教育を変えるにはやっぱり教育委員会をまず変えていかなければならないと市長はお考えになったのに、とても残念です。

尼崎の教育

尼崎市教育委員会のまとめでは、「市立小中学校学力・生活実態調査報告」による市内の小中学生の学力は全国平均に比べてかなり下回っているそうです。やっぱりこういうニュースを読むと、小さい子どもを持つ親ならば「引越しするなら尼崎に」とは思わないでしょうネ。そうすると人口減少も仕方がありません。もちろんそれだけが原因というのではないでしょうが、尼崎は「教育」のことにもっと力をいれてやらないといけないと思います。

市長の公約

尼崎市の白井市長は前の議会で教育長を若い女性の方を任命しようとして議会が否決。今度は年輩の校長経験者が選ばれるそうです。就任2年を迎えて公約のこととか話されているようですが、以前市議会を傍聴する機会があったのですが、その時議員の一人が「市長の公約が○項目あって、そのうち○項目が実現・・・・」という発言の際に、『でけへん。でけへん。できるもんか。』という野次が議員席からありました。議会と言うのはそういう所かと愕然としたことがあります。市長の公約を出来ないようにしているのはだれか？それを市民はちゃんと見ないといけないのではないでしょうか。