以前ご紹介した未来のまちづくりを考える「シティプロモーションサミット2013」11月27日(水)アルカイック・オクトで開催されました。
基調講演はかねてより注目していました樋渡啓祐武雄市市長。冒頭で稲村尼崎市長と辻本シティプロモーション部部長が今から7年前、樋渡さんが市長就任後すぐぐらいに武雄市に突撃訪問したということのご紹介がありました。
私はそれ以前樋渡さんが高槻市市長公室長の頃から注目していました。
総務省退職後に武雄市長に当選されたとき全国最年少市長という事で話題になりその後のご活躍は言うまでもありません。今回初めてライブで講演を聴くことができました。
キーワードは爆速感謝・・・・「爆」爆発的にインパクトを与える。逆風も向きを変えれば順風。「速」スピードが最大の付加価値。図書館の件はCCC(TSUTAYAを運営するカルチュアコンビニエンスクラブ)のCEOに直接お話しして「お任せします。」「承りました。」というやりとりがあったそうです。「感」利用者の視点。武雄図書館は以前は午後5時半に閉館だったそうです。今は午後9時まで開館、そして年中無休です。「謝」まず行動して失敗すれば修正すれば良い。批判は関心の表われ。・・・・
病院の件ではリコールされたり、怪文書もあったり、批判が山ほどあるそうですが、きちんと根回しされているという事です。
劇場型というか人の気持ちをどんどん引きこんでいくお話しぶりでした。公私混同じゃなくて公私一体。ということでどんだけパワーがあるのかと思いました。今度はYAHOOさんと組むそうで来年4月の市長選の出馬も表明されていることですし、これからもずっと注目していきたいと思っています。
基調講演の後は4自治体ずつ3グループで計12自治体のシティプロモーションの取組みの紹介がありました。
参加自治体は奈良市、福井市、弘前市、札幌市、川崎市、尼崎市、相模原市、京丹後市、東広島市、豊橋市、徳島市、長崎市です。
印象に残った事例は:
京丹後市でバスの運賃をそれまで最高1150円のところ一律200円にした結果
輸送人員2.3倍、運賃収入1.3倍となったそうです。
川崎市はイメージが「工業や公害のまち」と尼崎と似ていますが人口は増加しているということ。駅近の工場撤退の跡地に再開発のタワーマンションが建設された結果という事です。
東広島市は学力テストが全国トップクラス。でもそれを前面に出すのは嫌味なのでさりげなく「こどもを育てるなら東広島」とPRしているそうです。
明日(28日)は田上富久長崎市長の対談講演と全国6市長(宇部、奈良、大津、長崎、京丹後、尼崎)による首長会議が予定されています。
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総合文化センター4階に11月1日白髪一雄記念室がオープンしました。現在開催中の尼崎アートフェスティバル2013を鑑賞するとそのチケットの半券で入場できます。美術ホールを出た所に記念室は位置し、今後も美術ホールを利用した方はそのまま記念室を鑑賞できるようです。
記念室の展示品は尼崎市が所蔵していたものとご遺族から寄託されたデッサンやスケッチで順次展示されていくということです。
今回は記念室開設を記念して美術ホールの一画に白髪さんのアトリエも再現されており、フットペインティングの際に掴むため天井からロープが下がっていま
して在りし日のご様子が偲ばれました。また水滸伝の登場人物をテーマにした知から強い絵とともに初期の風景画などのスケッチも展示されていました。
白髪さんは1924年(大正13年)尼崎市西本町の呉服商の家に生まれ、尼崎中学(現県立尼崎高校)から京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)に進まれました。洋画を学びたかったのに日本画科しかなかったので日本画科に入学されたそうです。
市ではこの記念室を開設するため5年前から「郷土画家白髪一雄作品整備・発信事業」を立ち上げ作品の調査や修復作業を行ってきました。他にも小学校での出前授業など尼崎が産んだ世界的芸術家白髪一雄さんをもっと身近に感じられるような取り組みをなさっています。私自身は白髪さんのお名前はアルカイックホールの緞帳で初めて知ったくらいであまり知識もなかったのですが、最近白髪さんの活動の基盤であった具体芸術が改めて見直されたり、海外の評価の高さを知りもっと作品に触れてみたいと感じられました。
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「尼崎はスィーツの街」というコンセプトで今年初めて開催された「Super Sweets 2013 in Amagasaki」11月17日(日)ホテルニューアルカイックに参加してきました。
尼崎のことを内外にご紹介したり、ツッコミを入れたりとにかく出来るだけ体験しましょうというのを目指していますので、参加費ペアで6000円前払いというハードルに躊躇しつつ申し込んでみました。
追加募集があったので「応募が少なかったのね。」と感じましたが、そうではなくて倍率がかなり高かったそうでハガキ1通で当選はラッキーだと言われました。
当日ホテル周辺は関係者とスィーツファンであふれていました。ゲストパティシエは錚々たるメンバーということで、比屋根毅エーデルワイス会長がスーパーバイザーとしてご尽力されたようです。
参加パティシエのご紹介の後各テーブルにスィーツが提供され1人3個ずつ頂くことができました。ゲストパティシエのトークがあり、またウエディングケーキ(5段)の飾り付けの実演では比屋根会長自ら腕をふるわれていました。
尼崎を代表する尼いもと富松一寸豆を使ってつくった作品のコンテストもあり、
ゴールド賞は立花にあるケーキ工房ワタナベさんが受賞されました。
メインイベント終了後有名パティシエを若い女性ファンが取り囲む姿が見られ、また遠方からの応募も多かったという事で、スィーツの世界の奥深さを感じました。普段は鯛焼き一つで幸せになれる体質なのでおいしいケーキ3つで堪能させていただきました。
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尼崎の冬の風物詩となったホテルニューアルカイック前広場のあまらぶイルミネーションの点灯式が11月15日(金)の夜に行われました。昨年は12月7日だったから今年はずいぶん早くまたその分長い期間イルミネーションが楽しめることになりました。
点灯式に先立って近くの成良中学校吹奏楽部による演奏があり、その後カウントダウンの掛け声に合わせて点灯されたイルミネーションは昨年1万個の電球が2万個に倍増されたそうです。ツリーの周りにペガサスなどの飾りが増えています。
これから年々増やされていって空中回廊から阪神尼崎駅近くまで広がっていき、姉妹都市であるドイツ・アウクスブルグ市のクリスマスマーケットのような空間になっていく予定だそうです。
来年2月16日(日)まで毎晩5時ごろから10時ごろまで点灯されていて、演奏などのイベントも予定されているようで、デートの途中や会社帰り、忘年会の後などにちょっと寄ってみるといいと思います。
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AMA展2013「あまがさき・みんなの・アート展」は尼崎市が主催する展覧会で若者に発表の場を提供し、次世代の芸術活動や交流を応援するものです。
久々知にある近松記念館で宝塚大学の学生主体の写真展が11月8日~12日開催されています。
昨年はこの記念館で尼崎市出身の映像作家中田秀人氏の人形アニメーション映画 『電信柱エレミの恋』が上映されました。専門の施設でない場所でこういう取組みをすることで地域とアートをつなぐような仕掛けを市が取り組んでいるようです。
若者の作品もみな力作ぞろいですが、目玉として8日(金)、9日(土)の午後6時から近松記念館の正面をスクリーンにして映像を投影する「プロジェクション・マ
ッピング」がありました。4分ほどの作品ですが暗闇に浮かぶ外壁に次々と変化する映像が目の前に映しだされ、素晴らしいものでしたのでご紹介します。普段は正面はこんな感じです。自販機が少し気になりましたね。
あと2日ですがたまには若者たちのアートにふれてみるのもいいではないでしょうか。アート展を鑑賞したついでに近松資料室で近松門左衛門と尼崎ゆかりの展示を見ることもできます。
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