尼崎市の臨海部、かつて重工業地帯だったエリアを21世紀、100年をかけて
新しい森をつくっていこうとしている「21世紀の森」の植樹会に参加しました。
これはイベントなどで募集した「苗木の里親」の方たちが自宅で約2年預かり育てた苗木を21世紀の森に植えるものです。
この日はお天気ながら強い風が吹く寒い日でした。
手に手に苗木を持った参加者がスポーツの森の「21世紀の森」エリアに集まりました。阪神出屋敷駅から阪神バスが出ていますが本数が少なく不便です。
10分ほど歩いて植樹エリアに到着し、苗木によってアラカシ、ウバメガシ、コナラなどに分かれ、そのエリアに密集して植えるということです。
エリアに敷かれた白いシートの三角に切り取られた部分の3つの角に3本の苗を植えます。ボランティアグループのアマフォレストの会のメンバーによる指導により、なんとか植えることが出来ました。
密集して植えたのち数年して間引かれるということで、この苗が育っていくかどうかは不明ですが、しっかり育って大きくなるよう思って慣れない作業を終えることが出来ました。
子ども連れでのご家族参加も多く、子どもさんの成長と比べて苗が大きく育っ
ていくのを見るという楽しみがあります。
中央緑地中心に5月オープン予定のパークセンターは森づくりの活動拠点になります。
「こんなところに森が?!」と思われた活動ですが、ボランティアの方や里親の方
たちの地道な活動で徐々に森らしくなってきています。
ただ前述したようにバスの便などが悪く、なかなか一般市民にとっては身近なものとはなっていないようです。もっと交通の便が良ければ今回植樹された木々が育っていく様子を時々見に訪れることもできるのに残念です。次回訪問はおそらく2年後になりそうです。
下のロゴをクリックしていただくとランクが上がります。できれば一日一回クリックして下さい。