里の部屋

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四七(よな)抜きの曲

2009年11月30日 | 日々のつぶやき
11月28日(土)の朝日新聞beに、“うたの旅人”にピンキーとキラーズの「恋の季節」が載っていました。

この「恋の季節」が、「四七抜き」の曲であるという説明がありました。

「四七抜き」とは、ドの音から数えて、四番目の音・「ファ」と七番目の音「シ」が使われていない曲のこと。



「恋の季節」の曲の構造が、古くからあるわらべ歌や、「江差追分」「木曽節」のような民謡、さらにさかのぼれば、平安時代の「風俗歌」が、その源流と言えるそうです。

「恋の季節」が「四七抜き」の構造になっているという記事を読んで、以前私が、このブログで書いた「仰げば尊し」の曲が、「四七抜き」の曲に何か関係があったような気がしました。

それで、以前に書いた記事を探してみました。



この「仰げば尊し」は、明治17年に、「小学唱歌集」に収録された、日本で最初の音楽の教科書だそうです。

当時の音楽は、「四七抜き」で、ド・レ・ミ・ソ・ラの五つの音を中心に作られたものが多かった。

しかし、「仰げば尊し」は、明治の歌にしては珍しく、「四七抜き」ではなく、「ファ」と「シ」の音が、ふんだんに使われていますと言う事でした。

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