By Yahoo:[ 6c/15c/20% 83p68k ] 快晴
朝からいいお天気になった。金沢は明日だった。お蔭でのんびり土曜日を過ごせるが、明日は福井市の市長選挙。期日前の投票でもするとしよう。
生活に密着した市長選びだが、個人的には行政に口をはさむことも、期待することもない。そんな年齢は、とっくに過ぎた。せいぜい、冬場の除雪は落ち度無く、スムースにお願いしたい、くらいだ。
それにしても、軽減税率をめぐる、与党の自民党と公明党の茶番劇にはあきれるしかないね。税の公平性を大きく逸脱している公明党は、指に刺さった小さな棘だな。
そもそも、軽減税率という「特例」で穴を開ける、日本の税体系の矛盾程、世の中を歪めているものはない。税金の特例だけでも、六法全書を越えるほどの分量があるんじゃない?
問題は、10%の消費税ではないのだ。8%で、ドンドン下準備が進みつつある、アンダーグラウンドな取引の拡大なのだ。地下経済などともいう。GDPにカウントされない、消費税を無視した取引の拡大が懸念され、そこで、マイナンバーなどという制度に踏み切った。
マイナンバーだって、個人など問題にしていない。ほら、街角でマスコミのインタビューを受けるサラリーマンのあんたや、スタジオで能天気なコメントを垂れ流す、あんたがたの個人など、ある意味で目くらましに過ぎない。
マイナンバー制度の主眼は、法人だ。地下経済で流通した商品が、表に出た時、その裏付けを取るのが、個人情報だが、それも容易ではないだろう。
どちらにしても、増税し制度が立派に出来れば出来るほど、抜け穴は大きくなって、計算通りの効果など上がらない。公約メンツにこだわって、国から月給や政党助成金で胡坐をかいている役者や役人が、大根舞台を演じるだけで、観客はしらけるばかり、というわけだ。