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トランプとイーロン・マスクが創造する世界秩序 ベンジャミン・フルフォード 宝島社 2025年3月

2025-04-28 07:54:01 | 米国動向

(アメリカと世界をぶっ壊す トランプとイーロン・マスクが創造する世界秩序 ベンジャミン・フルフォード 宝島社 2025年3月 P2)

アメリカと世界をぶっ壊す! トランプとイーロン・マスクが創造する新世界秩序

「はじめに」より

(2024年11月の)アメリカ大統領選挙は旧来の世界支配構造が継続されるのか、それとも大変革が起こるのかという歴史のターニングポイントだった。そのため、敗北を確信した陣営は、選挙そのものをぶち壊すだろうという情報が、当時さまざまな筋から寄せられていた。
実際、「トランプ暗殺未遂」や「バイデンの出馬取りやめ」など、選挙が中止となりそうなトピックはいくつも起きた。それでも、ドナルド・トランプ、カマラ・ハリス両陣営の思惑が交錯するなかで大統領選挙が実現に至り、米国人からの圧倒的な支持を得たトランプが第47代アメリカ大統領に選ばれた。

これにより旧支配者勢力、つまり私がこれまでにディープステート(ハザールマフィア)と呼んできた者たちの実質的な敗北が決まった。正式に大統領就任となったトランプは、まさしくこれまでのアメリカと国際社会の常識を覆す言動を連日のように発し、ディープステープによる世界運営の方針は次々と覆されている。
地球温暖化対策は有名無実化され、新型コロナのワクチン詐欺を仕掛けた連中は、今後どんどん摘発されていくことになる。
そんなトランプ新政権の中でも、とりわけ注目を集めるのがイーロン・マスクだ。マスク率いるDOGE(政府効率化省)は、さっそくUSAID(アメリカ国際開発庁)にメスを入れ、資金のあやしい流れを追求し、さらにNED(全米民主主義基金)の予算執行を停止に向けて動いている。USAIDやNEDの予算の多くは、ディープステートの実行部隊であるCIA内の一派が世界各地でクーデターを謀り、世論誘導をする際の資金源にされていた。こうしたマスクの活動が今のところアメリカの愛国者たちから好感を持って受け入れられている。

だが、私はこれまでマスクを「善」と認定したことはない。それはトランプ政権下でのマスクの動きを見てもなお変わらず「グレー」な存在と見ている。マスクの背後には旧来の支配者水力の影がちらつくし、「自分が世界の王になる」という自信過剰な独裁者気質の持ち主だという評判が、さまざまな情報筋から伝えられてくるからだ。現状ではトランプ新政権の目指す改革を強力に推進しているが、ことの次第ではマスクがトランプを裏切って、自分の権力拡張に動くことも十分にありえるだろう。

ではトランプはどうか。こちらも完全な「善」とは思っていない。トランプ自身にもウィークポイントはいくつもあり、そこを突かれたとき、態度を豹変しかねない。ただし、そのビジネスマン的感覚から戦争を「損」と考えているところは評価している。トランプ政権下で、ウクライナやイスラエルの戦争が早期終結に向かうことは確実で、さらにいえば、中国による台湾侵攻も起こることはない。

だがトランプ政権下で第3次世界大戦勃発の危機が遠のいたかといえば、必ずしもそうとは言い切れない。トランプによって追い込まれたディープステートが、最後の悪あがきで事を起こそうという動きは、今も世界の各所で起きている。トランプがディープステートを打倒して新たな世界を築くのか、それとも志半ばにしてマスクの裏切りや、旧勢力による暗殺などで倒されるのか。世界がどちらの方向に進むかを決定づける争いは、まだしばらくの間、続くことになる。

戦後の日本は実質的にアメリカの半植民地だった。しかし日本の政治経済をめちゃくちゃにしたアメリカの旧支配層はすでに失脚している。だから日本人はただ世界が変わるのを待つのではなく、みずから変革を起こして早々に国の体制を立て直すべきだ。世界の変化から取り残された日本では、政治もメディアもいまだに旧勢力の描いたシナリオ通りに動いている。テレビは連日「トランプは独裁者だ」「考えの浅いポピュリストだ」などと批判を続けている。このような旧態依然とした状況が今後も続くようであれば、日本はディープステートの活動拠点として利用され、ますます食い物にされる危険性もある。
そうならないためには、日本人の一人ひとりが世界の流れと、情報の真偽を見極める能力が必要となる。


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