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6600兆円のCDS爆弾が破裂したらアメリカ経済は吹っ飛ぶ!

2011-12-17 13:16:26 | 国際金融

株式日記と経済展望 より
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/ddda418a8b98d50ceee5f3805407449e



6600兆円のCDS爆弾が破裂したらアメリカ経済は吹っ飛ぶ!

2008年09月23日 | 経済
 

世界一の債務国アメリカ。それを支えるのが日本の資金力。
6600兆円のCDS爆弾が破裂したらアメリカ経済は吹っ飛ぶ!


2008年9月23日 火曜日

三菱UFJは無理やり9000億円を出資させられた、そして中国は逃げた。


三菱UFJがモルガン・スタンレーに9000億円出資へ 9月22日 読売新聞

三菱UFJフィナンシャル・グループは22日、
米証券2位のモルガン・スタンレーに出資し、
発行済み株式の10~20%を取得することで合意したと発表した。

 出資額は約9000億円。取締役を最低1人派遣する方向だ。

 米低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した米国の金融不安で、
米証券大手はリーマン・ブラザーズが経営破綻(はたん)、
メリルリンチが商業銀行のバンク・オブ・アメリカに買収されるなど
再編・淘汰(とうた)が加速している。

 三菱UFJは、企業の合併・買収(M&A)に強みを持つモルガン・スタンレーと連携し、
同社の信用力を補完するとともに海外戦略を強化する狙いがある。


中投公司、モルガン・スタンレーへの出資に慎重 9月22日 朝日新聞

中国投資有限責任公司の上層部は19日、同公司が米モルガン・スタンレーに出資して株式を取得するとの観測に関して、次のように述べた。
現在、市場では中投公司が米金融機関を買収するとの憶測が流れているが、
中投公司は海外投資については常に慎重な態度を取っている。
二大投資銀行であるモルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスの現在の自己資本充足率は高く、直面する問題を独自に解決することが可能だ。「国際金融報」が伝えた。


ロシアから日本を見れば 伊勢 雅臣

■1.「私たちには日本人の心が絶対理解できない」■

ロシア在住の北野幸伯(よしのり)氏の近著『隷属国家日本の岐路』[1]の一節。
氏が、ロシア政府の高官や大学教授たちと飲んでいると、必ず聞かれることがある、という。

「私たちには日本人の心が絶対理解できない」

「また来たか」と思いつつ、「なんですか?」と聞くと、

「日本人はアメリカが大好きだろう? それが私たちには理解しがたい。だって、アメリカは広島・長崎に原爆を落とし、人類史上最悪の大虐殺をした国じゃないか。なんで犠牲者のあんたたちが、アメリカを好きになれるんだ?」

こう言われてみると、この疑問はしごく合理的かつ常識的である。
戦争中とは言え、一般市民への無差別虐殺という犯罪的性格においては、2001年のニューヨークで起きた同時テロと同じである。
しかも、犠牲者数は、広島・長崎あわせて30万人とも言われ、ニューヨークの約3千人の100倍規模である。

「そんな日本人がアメリカを好きになるのは、アメリカ人がアルカイダを好きになるよりも、100倍も難しいはずだ。それなのに、なぜ日本人はアメリカが大好きになったのか?」

米国は日本占領中に大規模な宣伝工作、言論検閲を行って、すべては戦争を仕掛けた日本の責任という洗脳を行ったのだが、
これに現在まで日本人は騙されてきたのである。
[a]

ロシアから見れば、こういう点が一目瞭然なのだろう。

■2.日本の「お人好し」ぶりは世界一■

ちなみに、ロシア人は先の大戦におけるソ連の行動をどう見ているのか。
北野氏が「ソ連は日ソ中立条約を破って攻めてきたではないか」といっても、謝る人はいない、という。

「あれは米英と同意の上での行動だ」とか
「日本だって真珠湾に奇襲攻撃をした。ドイツも不可侵条約を破ってソ連を奇襲した」
とかいわれ、軽くかわされます。

北方領土についても、
「あれは元々ロシアの領土だ」とか
「そもそも固有の領土なんて存在しない。ある国の領土は戦争のたびに変わるものだ」
とかいわれてしまいます。

ただシベリア抑留に関しては、
「あれはクレイジーなスターリンがしたことだから許してくれ」
といわれたことはあります。[1,p235]

いずれも反駁可能な主張であるが、唯一、北方領土に関して、
「領土というのは戦争のたびに変わるものだ」
というのは、リアリズムに立った説得性のある世界観ではある。
しかし、これとても、北方領土は日本が降伏した後にソ連が攻め取った、
という不法性を隠した勝手な言い分である。[b]

要するにアメリカもロシアも、自国に都合のいい歴史だけを教えている。
自国に都合の悪い歴史を教えているのは、「世界で唯一日本だけ」と知っておくことも大切です。
[1,p236]

というのが、北野氏の結論である。
言わば、日本の「お人好し」ぶりは世界一と言えるだろう。

■3.末期ガンに冒された王様を杖が支えている■

現在の日本について、ロシア人はどう見ているのか[1,p236]。

数年前、フラトコフを首相にするようプーチン大統領(当時)に進言した、ある有力者と会った時のこと。
その人は、ロシアのトップが世界の構造をどう見ているか話してくれました。

彼は、「世界の構造を一言でいえば、末期ガンに冒された王様を杖が支えている状態だ」といいました。・・・

「王様とは、覇権国家だが、世界一の債務国アメリカ。それを支えるのが日本の資金力」

アメリカのトップは、たとえ、こんな見方をしていても、絶対に口外しない。
したがって日本人がアメリカからの情報に頼っているだけでは、こういう「搾取構造」には気がつかない。

その有力者は、王様(アメリカ)から杖(日本)を取れば、アメリカは破産し世界恐慌になるので、そんな事は望まないが、として、

「・・・しかし、私がいいたのは別のことだ。なぜ日本は、そんなパワーをもちながら、アメリカのいいなりになっているのか?」


私は即答できませんでした。

金を貸してやっている国が、なぜ借りている国のいいなりになるのか。
これも他国民から見れば「絶対理解できない」日本のお人好しぶりの一つだろう。

(後略)

6600兆円のCDS爆弾が破裂したらアメリカ経済は吹っ飛ぶ!
アメリカのGDPは1500兆円しかないからだ。(クローズアップ現代)


(私のコメント)
三菱UFJがモルガンスタンレーに9000億円の出資をするようですが、三菱UFJはリーマンブラザースの買収の話に時は断って、モルガンに出資をする。
リーマンブラザースは闇社会とつながりのあるホリエモンに800億円の融資をして150億円に利益を得た事があるように問題のある会社だった。
だからアメリカ政府もリーマンは潰した。

日本でもアメリカでも金融機関と闇社会との繋がりは非常に厳しい制裁を科してくる。
バブルの時も地上げ屋を通じて銀行と闇社会との繋がりが出来て潰される銀行が出ましたが、
ホリエモンや村上ファンドなどに金を出してきたのが外資系ファンドだ。
アメリカでも5大投資銀行が無くなりゴールドマンサックスもモルガンスタンレーも銀行持ち株会社に変わった。

日本においても外資系証券会社はインサイダー取引やりたい放題でも日本の金融庁は見てみぬふりだった。
当然アメリカでも同様の問題があってアメリカ政府もこの際に投資銀行のビジネスモデルを潰す事を決定したのだ。
そのモルガンに三菱UFJが9000億円出資をする。
中国にも出資を打診していたようですが断られたようだ。

アメリカはまさに絶体絶命のピンチなのですが、何とか持ち堪えているのは日本や中国からの金の流れがあるからですが、
中国は最終的にはアメリカを裏切るだろう。
北京オリンピックが終了して中国は徐々に態度を変えてきた。
世界を見回してもアメリカを救える金があるのは日本しかないから、モルガンも三菱に出資を依頼してきた。

三菱UFJも9000億円というのは大金だから中国のように断りたいところなのでしょうが、
日米双方の政府から圧力があって出さざるを得ないのだろう。
ロシア人や中国人から見れば、広島・長崎に原爆を落としたアメリカを何で助けるのかという疑問がわくのは当然だ。

バブルの頃の日本はアメリカのビルや企業を買収しましたが、その後痛い目に会って手放している。
三菱地所もロックフェラーセンタービルを買って1000億円の損失を出して撤退した。
今回の三菱のモルガンへの出資も罠にかけられてぼったくられる可能性がありますが、アメリカ人の国民性をよく考えておく事が必要だ。
契約などにおいて注意していないととんでもない内容になっている事がある。


「百年単位の転換点に直面する日本 」という講演の内容 Dr.マッコイの非論理的な世界

●勝利のためなりふり構わぬアメリカ

こうしたものが、なぜ不用意な投資であったのか。

ロックフェラーセンタービルは、2年程度で結局、もとのロックフェラーの所有に戻った。
アメリカは大変に恐ろしい国で、ロックフェラーセンタービルを三菱地所が買ったとき、
「ニューヨークの不動産の売買やテナントの入れ替えについては、前の持ち主との協議のうえ行わなければいけない」という新しい法律を作った。
ということは、ロックフェラーは経済的には手放しましたが、権限としてはまだ持っているということになるり、
三菱地所は、買ったものの自由にならないという、いま日本が持っているアメリカ国債のようなもので、持ってはいても身動きの取れないことになってしった。

そうこうしているあいだに、既にこの時期、プラザ合意以降なので、ドルの操作はアメリカは自由自在で、ロックフェラーの価値をどんどん下げて、2年で半額になってしまった。
三菱地所がこれ以上持ちこたえられないというところで、ではロックフェラーが買ってやろうということで、もとの値段の半分ほどで手放すことになった。

もっとすさまじいのは、ロックフェラーが買い戻した後、先ほど、三菱地所を悩ませたあの法律はどこかへ行ってしまった。
本来ならば、三菱地所がロックフェラーに対して、いろいろと発言権を持つはずであった法律が消えてしまったということで、まあ、アメリカというのは自分のためならなりふり構わぬ恐ろしい国であるという事がよくわかる。

●バッシングを受ける成金・日本

それからベブルビーチゴルフクラブはコスモワールドが500億円で買ったのだが、普通に行けばこの投資は、すぐに回収できると思われた。

当時、ならここの会員権は1億円ほどで企業にいくらでも売れるだろうとの思惑で、日本で500社に会員権を売れば、すぐに500億円の投資は回収できると、ほとんどを住友銀行から借り入れて買った。

ところがカリフォルニア州が突然、
「ゴルフクラブで法人会員は品位を汚すから禁止する。個人会員以外は禁止。」
という法律をつくってしまった。

すると買った日本の企業はお手上げで、あっという間に倒産。
結局、
住友不動産が後始末をして、アメリカの手に渡った。



(私のコメント)
このようにアメリカ人は日本人をペテンにかけて金をふんだくる例はきりがない。
リップルウッドが長銀を10億円で買収する時に瑕疵担保条項をつけていたことは有名ですが、
この為に新生銀行は強引な貸しはがしを行って社会的な非難を浴びた。
日米安保条約も日本が外国から攻められたらアメリカが守るとはどこにも書いてないのですが、お人好しの日本人はアメリカが守ってくれると信じている。

今度の三菱のモルガンへの出資もモルガンが潰れればパーになる。
今後のアメリカ経済はますます落ち込んでいく可能性が大きく、CDS爆弾が破裂したら6300兆円が契約不履行になる。
だから中国もしり込みしたように、アメリカに救済の手を差し伸べるのはまだ早くて、これからが金融恐慌の本番がやってくる。

三菱UFJもCDS爆弾のことはよく知っての出資なのでしょうが、9000億円は踏み倒される可能性が高い。
それでも日本はアメリカに金を出し続けなければならない。
日本はアメリカにとっては金のなる木であり、アメリカの軍事力に逆らう力は無いからだ。
だからアメリカの軍事力が弱体化しない限り日本は金を毟り取られなければならないのだ。

中国が懸命に軍事力を強化しているのも、このような圧力から逃れる為であり、いずれは中国はドルを売り浴びせてアメリカを経済破綻させるつもりかもしれない。
ロシアはすでにドル売りを仕掛けている。
中東の産油国もドルペッグからの離脱を検討しはじめている。
アメリカは今度の金融危機で世界から一斉に反乱の火の手が上がり手の打ちようが無くなりつつある。
イギリスも火の車で、頼りになりそうなのは日本のみだ。

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