買い物を終えると、辺りはすっかり夜のハン・ハリーリに装いを変化させていた。
まるで、懐かしい心ときめく夏祭のようだ。
革命直後と比べると、ずいぶんと人出が戻ってきていた。
空腹を覚えた私たちは、レストランへと向かう。
ハン・ハリーリ内にある何度も利用した観光客用レストラン「ハン・ハリーリ」を予定していたが、なんと閉店してしまっていた。
他にも、無くなっていた店がチラホラ。
ハン・ハリーリの発展の変化というよりは、観光客の減少に持ちこたえることが出来なかったということだろうか。
急きょ、アハマドが地元の人々が利用するローカルなレストランへ案内してくれることになった。
地元の物を食べて地元を知ろう!と豪語しながら、一行はご機嫌である。
ほとんどの人がエジプト料理は初体験!
次々と運ばれてくる料理を前に、生野菜、生フルーツは食べないようにとご注意申し上げる。
浄化水を使う観光客用のレストランとは違って、エジプトの水道水で調理された可能性があるローカルレストランだからだ。
にも拘らず 「あっ!間違えて食べちゃった!」と言う人や 「私、大丈夫だと思う。」とか、一筋縄ではいかないガールスカウト。
まあ、なにごとも体験してみないとわからない。私は過去3回ほど、ひどい目にあった。
しかし、このメンバー、翌朝も元気で誰一人欠けることなくツアーに参加した!
コフタ(牛か羊のひき肉の料理)、ケバブ、ビティンガーン(茄子)の炒め煮、モロヘイヤスープ、
ロッズ・ビ・シャアレイヤ(米に細いパスタが入ったコシャリのようなもの)。これにモロヘイヤスープをかけて食べるといっそう美味しい。
アエーシ(エジプトのパン)、ゴマや茄子のペースト(アエーシにつけて食べる)
写真には写っていないが、このほかにマカローナ(ひき肉とマカロニをホイルに包んでオーブンで焼いたもの)、
バミヤ(牛肉、オクラの入ったトマトベースのシチュー)など。。。。。
メンバーは見事に平らげて、店を後にした。 エジプト料理は、お口に合ったようだ。
食事の後はハン・ハリーリに戻り、インテリアに沢山の鏡が使われている有名なエル・フィシャウィー・カフェへ。
こうして、上陸を果たしたエジプトの初めての夜は 更けていく。
この華やいだ喧噪の街を歩いた ご気分は?
親日の友人や、すれ違うエジプシャンたちの感想は?
そしてエジプトの第一印象は?
などと、私は聞いてはいない。
なぜなら彼ら、彼女らの紅潮した楽しげな表情が、おのずと物語っているからだ。
めぐみさんのコメントが重複していたので、一つを消したら、2つとも消えてしまいました。ごめんなさい!
これからも、遊びに来て、コメントして下さいね