ナイロビ版 印象 日の出。
ケニアは ほぼキリスト教、ムスリムは11%程。
しかし、このホテルの前には大きなモスクがあり、
夜明けの美しいアザーンが流れ始めた。
目を閉じると、エジプトの早朝のようだ。
心穏やかな目覚めとなった。
朝食の時、欧米人と思しき女性から「素敵なシマウマのバッグですね。ケニアで買ったのですか?」
と流暢な日本語で話しかけられた。
外国の人に日本語で話しかけられると、やはり日本人としては嬉しい。
日本に興味をもって日本語を勉強して下さって、ありがとうという気分になる。
私も外国へ行く時は、あいさつとありがとうの言葉だけは最低でも覚えていきたい。
ナイロビを離れ、一路北へ。
ナクル湖国立公園を目指す。
いろいろな町や村が通り過ぎていく。
目的地まで道草喰わずに3、4時間らしいが、
私達は休憩や土産屋での時間が長いから、もっと掛かってしまった。
ジョージさんに「もう行くよ〜〜」と何度言われたことか。
この絶景!
これが「地球の溝」と言われているグレートリフトバレーか〜〜。
さすがアフリカ、絶景のスケールが違う。
原始の地球の姿を見せてくれている。
ベンチがあって座ってみたが、高所恐怖症気味の私はお尻がゾワゾワ。
ベンチの向こう側には、地球の溝が広がり、
こちら側には、こんな素敵な絵が描かれていた。
小屋のトールペインティングも見事。
町の看板、車のペイントなども面白いものが多くある。
アフリカの人達は、生活の中でアートを楽しんでいる。
アフリカのポップな地図があった。
娘は今回の旅で、エジプト、スーダン、エチオピア、
ケニア、タンザニアを制覇することになる。
アフリカっ子だ。
羨ましい〜〜。
ジョージさんの提案。
「途中のナイバシャ湖でクルーズしないか?」
「する!する!」
ボードに乗って、ナイバシャ湖を巡る。
海のように広い。
何でも大きくて広くて高い。
低いのは、この辺りの寝転んだような山だけだ。
高い山の姿も良いけれど、丘のようなおっとりした低い山も優しげで良い。
水先案内人は愉快な青年。
湖面は穏やかで、果てしなく広がる。
風が優しく くすぐって通り過ぎていく。
仲睦まじいご夫妻らしきペリカンに会う。
朽ちた木で憩む鳥に会う。
愉快な仲間、カバにも会う。
しかし騙されてはいけない。(田中真知さん口調)
カバに殺された人間は、アフリカでは、毎年約2,900人にものぼるらしい。
浮き草(布袋草?)がびっしり。
岸辺では、シカ科の動物が のんびり草を喰む。
大きな木に団地のように巣を作る、器用で努力家のハタオリドリという鳥にも会うことが出来た。
命溢れるシーンと、朽ちた木がこの世の果てを思わすシーンとが混在する巨大な湖、ナイバシャ湖。
これらの不思議でダイナミックな光景を、感動と共に目に焼き付けた。
きっとずっと忘れない。
リアルジャングルクルーズを終える私達を待っていたジョージさん。
「親友に久しぶりに会えたので、写真を撮って」と言う。
もちろん!しかしジョージさんが携帯を持っているところを見ていない。
せっかく撮った写真、どうやってジョージさんへ送ろうか。。。。
そしていよいよ、今夜のお宿 ナクル湖・フラミンゴ ヒル キャンプへ向かう。
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