ハン・ハリーリに再びやってきた。
日本語ガイド・ムハンマドさんとは、ここでお別れ。
ほぼ完ぺきといってもいい日本語。カイロ大考古学科を卒業した彼の考古学博物館の説明は特に秀逸だった。
私たち熟年やんちゃメンバーに、いやな顔ひとつせずお付き合い下さった。
このツアーの成功はムハンマドさんのお陰だと言っても過言ではない。
心から深謝。私たちは素敵なガイドさんに恵まれた。
お別れティーパーティで、御一行は水タバコ(シーシャ)を初体験。
団委員長の嗜みっぷりに、元スカウトのYukiちゃんが引いている(笑)
嫁はグッタリ、息子は咳き込んでいる。
迎えの店主らしき人が、息子と合法的なゲームをしようと言ってきた。
それに乗った息子。こういう事にはめっぽう強い息子、見事!店主を打ち負かした。
まわりのエジプトの人たちは、逆にカモられた店主に大笑い。店主は照れている(可愛い!)
いいなぁ~。楽しいな~。
こんな人との触れ合いがエジプトの素敵なところ。いろいろなところでフレンドリーで素敵なエジプト人に遭遇する。
息子もハッピィな国民性に触れ、大変楽しかったようで、後日あの店主の店で何か買ってあげて欲しいと、私に言い残していった。
友だちの店に行ったら、またまた嬉しいハプニングが!
私と娘のFBフレンドのアムル(写真右から2番目)が、遠いナセルシティから駈けつけて待っていてくれた。
実は、初日にも来てくれたらしいが、残念なことに私たちが帰ったあとだった。
やっと会えた!初対面でありながら、随分以前からの大切な友人。
アムルは建築の勉強をしている優秀な学生で、礼儀正しい好青年。
彼のファンの日本人FBフレンドも多い。
シーシャや彫像が並ぶ賑やかな店先。
買い残したお土産を選ぶ。
この店に無いものをリクエストしても、連携がとれているハン・ハリーリの売り子さんたちは、他の店から走って持ってきてくれる。
最後に向かった店は、ゴールドやシルバーのペンダントトップとチェーンの店。
ヒエログリフで名前を彫ってくれるお馴染みの店。
その場でしばらく待てば出来上がる。
多くの職人さんたちが働く賑やかな店だ。
アムルも誘って、最後の晩餐。
御一行がエジプトで初めて入り、気に入ったハン・ハリーリのローカルなレストランに再び訪れた。
団委員長は日本語の胆嚢なアムルに感心しながら、上機嫌でおしゃべり。
団委員のSさんは、店内で泣きじゃくっている赤ちゃんをほおっておけず、抱き上げてあやす。
うしろでママとおばあちゃんが微笑んでいる。
この旅で何度も行われた埃日友好。
私たち日本人はエジプト人の素晴らしさを知った。
エジプト人は日本人の長所を少しは感じてくれただろうか。
食後のお茶を飲んだ喫茶店の迎えにあるランプの店が、最後の夜に彩りをそえるように美しく輝いている。
ハン・ハリーリの夜は、数々のエジプトでのエピソードを心に残して、名残惜しそうに更けていった。
明日は午後空港へ向かうが、午前の時間がもったいないと考え、
急きょ旅行会社にお願いして、巨大ショッピングモール「シティスターズ」へ連れて行って欲しいと頼んだ。
エジプトにしばらく残る私は同行できないが、遺跡と砂漠の国エジプトとは別の顔、現代のエジプトも知ってほしいと思ったからだ。
最後の飛び入りツアー、御一行は喜んでくれるだろうか。
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