朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書会の秋の旅   「あたらしい家族」佐川光晴 解説・斎藤美奈子 

2016年10月20日 | 日記

 今回は、秋みーつけ のバス旅をしながらの、長崎県東彼杵郡波佐見町での 読書会となりました。

 まず、高速道路側の「コスモス園」へ。

                      

 それから1時間で、2年前にオープンした古民家レストラン「LUNA&SOL」へ。(明太子コロッケ・すごく美味しいよ)

 幸いに、私達だけの半個室となりましたので、ゆっくりと美味しいバイキング・ランチの後、ケーキとコーヒーで、くつろぎながらの「あたらしい家族」の合評会が出来ました。

 佐川光晴の描いた主人公は、北大中退で青テント出身とか藤女子大とか出てきましたが、どうやら実在するらしい。でも、皆の感想は「読みやすい作品だったけど、これは、おとぎ話ね」でした。 私達って シビアでしょ? 

 作者が40歳のころに書かれた10年前の作品でしたが、今となっては、グループホームって結局流行らなかったのかしら? グループホームには強力なリーダーシップが必要ですものね。それよりも老人が求めたのは、企業経営の介護福祉施設としての縦安定でしょうか? 

 読書会のメンバーのそれぞれの10年後の姿は「決めてないし、決まらないわ」でしたが、私には、描いている構想があります。

 (10年後は、嫁と娘が交替で月に1度は、お仕事のように訪問してくれると嬉しいな。彼女達が忙しい時は、二十歳になった孫達が・・。そうなると、金銭の事そして自分の事全てをひっくるめて頼れるでしょう? ああ、楽しみだな10年後の老いたる心寂しいGI&BA!)

 佐川光晴「あたらしい家族」は、養女や結婚で再生しながらのような示唆でしたが、やっぱり人の暮らしって次第に滅びていくのが自然ではないかしら?  私にとって子供達は、もう別の巣です。私の家族は、老いたるGIだけ。トッホッ。滅びるだけ・・。

 

 読書会は、早めに終わりましたが、参考新聞切り抜きの回し読みは、バスの中だから ゆっくりと出来ました。特に92歳と94歳の女の友情の厚さを書かれた投稿に、一同感心しましたね。

 

 

 まだまだ続くバス旅は、秋日和というよりも、無性に 暑かった。

                        

 次の立ち寄り場所は、カフェや雑貨店が集結したおしゃれスポットとのパンフでしたが、1軒も店は開いていませんでした。

 次の「のんのこの郷」のツヴィンガー宮殿はバブルの名残りで鈍色でしたが、それでも好きですよ。褪せた風景って、のんびりしますものね。                  ラストは、観光リンゴ園でした。

 

 

 どこに行ったというよりも、読書会の仲間と楽しく時を過ごす思い出作りが 大事なんだよね。

 

   家に帰ったら、GIが秋の和菓子で迎えてくれました。

 

 

 今日からGIは2泊3日の旅。

 団塊親父は、皆さん活動的で、陶芸展のお誘いもありました。 T様、行けなくて ごめんなさいね。

 GIの今夜は、H様の別荘に泊まって、明日は一緒にゴルフ。その夜はホテルに泊まって、明後日は、ウオーキング大会。と、今がGIの人生後半の華の時。  自分の過去とつながりつつ 自由に好きな事をする 本当の大人時間 だね。

             頑張れGI 後10年! 健康と友情を大切にね!

 

 

       のんびりと ひとりぼっちの日には、冬眠前の元気なメダカと花が癒してくれます。

 

 

 

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