朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書「そこにはいない 男たちについて」「ハウス」「奇跡」

2023年01月07日 | 日記

 今年になって、3冊の本を読みました。

 まず、「そこにはいない 男たちについて」井上荒野(61歳)。2020年の作品。

 フムフム、30代後半の都会のお洒落な女の話ね・・・私たちの時代だと『クロワッサン』だねと、たくさんの料理に楽しく読んでましたが、ラスト近くの 自分が夫を嫌いだと思っていたのに、「もう! 空になったゴミ箱を掴んで、床に叩きつけた。・・・・・気がついた。…夫が私と別れようとしているのは、私のことがきらいだからだ。」・・・「夫婦を続けていくのは無理だ」と言われて、女のプライドが傷ついたのね…ここが一番良く分かったわ・・・。さすが小説家・・。

 

 そして、「ハウス」谷村志穂(60歳)。1992年の30年前の作品。 解説が、懐かしの田辺昭知。

谷村志穂って、北大卒ですってよ。

 谷村志穂って、婦人雑誌のエッセイストかと思ってました! まだ私よりも 若くって 作家なんだね。

 12編の全てが、今でも通用する話で読ませました。 でも、ジェームス・ディーンが乗っていたポルシェって、30年前だって まだ若いのに よくご存じでしたね・・・。  あの頃も、姿かたちが美しい方でしたが、今はどんな作家になられてるんでしょうか? 作家とは知らなかった。

            本を読む楽しみが増えました!

 

 そして、「奇跡」林真理子(68歳)。2022年の作品。

 やっぱ しょうもなかった!  どこが奇跡やー!  汚いだけ!

 不倫は不倫。恥ずかしくって みっともない話。公に正当化しようとするなんて 恥知らずな女が!

 巻き込まれ 独り耐えてきた ご子息が気の毒・・・。

 親の不倫話なんて、この歳になっても、姉妹間でも話しませんよ。 子供にとっては、見たくもない 汚くって見苦しいだけの事柄。他人に話す話では 絶対ない愚かな家族の恥部!    

 井上荒野が、どんなに頑張っても あの寂聴と不倫していた井上光晴の娘と・・。気の毒なだけ・・。

 

 GI&BA,結婚生活49年。色香に迷うことなく お互いに誠実に生きてこられて、親としても 幸せです💛

 

 畑の側に もう菜の花が咲いてたって・・GIの今年初プレゼント♡

 今年初のGI畑の大根と春菊。

 今年も、GIは畑。BAは、TVと活字でしょうかね❣  健康で お互いに歩み寄って仲良くしようね♡

 

 

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする