朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「胸騒ぎの シチリア」イタリア・フランス映画

2016年11月22日 | 日記

 M様達とお会いして、K様が秋の勲章受章とのことで、お土産を頂く。この年齢になると、知人の勲章受章話をお聞きすることが、多くなりました。この勲章でも、官民格差とか・・。  そそ、そうですか、でもK様おめでとうございます。長い間 国のために、ご苦労様です。 私にまで、有難うございます。

 ランチの後、映画『胸騒ぎの シチリア』を観ました。

 

 

                                   

 1968年の『太陽が知っている』アラン・ドロンとロミー・シュナイダーの懐かしのリメイク映画。舞台がサント・ロペから監督の出身地シチリア島に変わっていました。

 男顔の世界的ロックスター(40代?)が、声帯の手術をして、年下の恋人(30代?)と過ごしているところに、元カレ(50代?)が魅力的な娘(22歳と言っていたけど、ホントは17歳。あんなに入れ墨するかな)と現れて・・。お決まりの元サヤか?パターン。  薬、やく吸引、 セックス描写もたくさんありましたが、ドタバタしてるだけで、ちっとも官能的でなく、やたら多いおっさん元カレの裸やダンスが、年だから気の毒・・。 こちら観客も年寄りジー様が10人ぐらい、50代女性が5人ぐらいの、残念なB級映画でした。

(この映画で、5番目ぐらいの出番がある、膝が悪くて杖を突いた女性は、服装は素敵なのに、杖の貧相な事。 日本では100均の杖だってカラフルなのに・・。 欧米に 日本の杖、売り込みましょうよ。年を取ったら、杖はファッションの一部にと!  年金暮らしの私だって、お出かけの傘杖と服は、色目とか合わせているのに・・。私の今日のテーマカラーはグリーン。 セーター、ネックレス、イヤリング、そして傘杖、皆グリーン系統。 ふっふ 今じゃ傘杖が 私のシンボルでプライドですよ)

 

 帰りに、『神津 善之介展』を観ました。

          

 スペインやイタリアだそうですが、むき出しの光ではない明るい日差しの色が、全てに優しく描かれていて、風景も静物も肖像も、優しく温かい絵でした。 中村メイコさんのご子息とのことですが、正直 母心として ホッとする 画家の人柄の良さが分かる作品群でした。

 シークレットガーデンと書かれた絵の数々は、転写技法で 薄白い中に描かれた一輪の花。これらも、新鮮でしたね。

 

 家に帰ると「Iさんから 電話が何度も・・」と GIが心配している・・。(何だろう?緊急かな?) 昼間会ったM様達に 「今時、携帯を持っていないなんて・・」と口々に呆れられ・・。「子供や姉達の携帯にも電話しないのに、友達と携帯で話すなんて・・。そんな友達はいらない」と言って、ひんしゅくをかったばかりの私・・。

 で、急いで 靴も脱ぎ散らして I様の自宅の電話にテレフォーン。

 I夫人「私 今度、病院に大腸の検査に行くの。1週間後だけどね。今日は 貴方は どこに行っていたの?」

 私「映画に・・」

 I夫人「ご主人とは 一緒じゃないの? いつも一緒かと思っていたわ」

 私「一人で朝から出てて、私は街で 昼は美味しい天ぷら食べて、主人がお昼に何食べたか知らないのよ。だから今から、急いでお詫びの晩御飯作りよ。 いつも夜の7時台には、絶対家に居るよ。検査の結果 知らせてね。お大事に」と電話を切ってから、急いで風呂。  疲れた足を揉む間もなく、即 夕飯作り。  

 下ごしらえしていた レンコンのきんぴら、白クジラのみそ和え、メインは、あじの一夜干しを焼きました。   ちなみに、I様は、70代だけど 美しく若々しくって、まだ現役で 教育的なお仕事を掛け持ち中。すごいね。

 そうそう、I様ご夫妻も、今春の園遊会に御招待され 訪問着で皇居へ。いいなあ、羨ましいね。究極の華やぎですね。

    

 庶民の勲章は、他人様から、退職祝い等で頂いた数々の品でしょうかね。

   その中のひとつの茶器で 菊の御紋のお菓子をパクリ。 庶民の味 ほうじ茶を注いで。

 

 

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