朱の徒然

変形性股関節症の76歳

帚木 蓬生の読書会  「光媒の花」 道尾秀介

2015年09月30日 | 日記

 9月の読書会作品は、40歳の作家 道尾秀介の「光媒の花」。集英社文庫。

 連続短編集(同一のモチーフやテーマを追求)とのことですが、どの作品も怖かった。だから、トリックはなくても、推理小説としては成功でしょうね。

 皆さんの意見も、暗くて気が重かったが大半でした。

 風媒花、鳥媒花、水媒花、虫媒花、光媒花、いろいろあるんですね。

 ホテルの13階の個室での合評会の後は、デザート食べ放題で60代の女の世間話。

 フォルクスワーゲンのディーゼル車の不正問題で、ドイツが窮地に陥っているので、シリア、イラク難民が日本へとなったら、国民は受け入れられるだろうか?お金は970億円出すらしいけど、そのうち人の受け入れを云われるでしょうね。

 フォルクスワーゲンは、ヒットラーがポルシェ博士に命じて作らせたという国民車。それが、ここまでの失墜。ドイツのプライド、ズタズタね。

 それから、派遣法の改定。オリンピック委員会事務局の武藤某は、月給200万円。森さんは、いくら?  庶民との格差がそこまで拡がっているの? だから、辞めないのね。 

 などなどの時事問題は語り合いましたが、最後まで福山雅治結婚!のビッグニュースは話題に上がりませんでした。 私達って大人でしょ?

 

 25年以上前になりますが、11歳の娘と一緒に見た映画「ほんの5グラム」で、アイドルのフッ君の友人役を演じていた当時19歳の福山雅治を見た私達は、「あの人素敵ね」と話しながら帰ったことを思い出しました。ふふっふ、私の娘は小さい時から見る目があったのね。 今にして思うと、あれも教育の一環だったのね。

          

  お庭に咲いた花を頂きました。花瓶も友人からの頂き物。カードも孫達から・・。

         頂くって、嬉しいものですね。

 

コメント
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