「彼の名前はJ.B.なんだって。だから「Hi, J.B!!」って言ってごらん」
プールサイドのアクティビティーで、進行役が「俺の名前はJ.B!!」ってやたらと宣伝していたので、子供に入れ知恵してみた。
するとどうでしょう。
Hi, J.B!
Oh, hi! What's your name?
なんと名前を訊いてくれるじゃないですか。ふにゃふにゃのフリスビーを投げてコップを倒すというアホみたいな遊びなんだけど、J.B.はTにえらくおまけしてくれてかなり近くから投げさせ、当然にして成功! 貝殻のネックレスについたメダルをゲットさせてくれた。
続いてのアクティビティーはバスケットボール。ボールをゴールに入れればメダルなんだけど、大人も含めてなかなか入らない。またまた「あの人の名前覚えてる?」「ん~」「J.B.だろ」...
Hi, J.B!
Hi, T!
覚えてるじゃん。みんな2回ずつなのになぜか3回投げさせてくれる。それでもだめだったので、2ラウンド目。やっぱり相当近くから投げさせてくれて、見事メダルをゲット。
所詮、そんなもんなんだよね~。みんなと同じことをしていたら「頭ひとつ」出ないけど、名前を呼ぶことを実践している人は、幸か不幸か多くはない。子供がこの「成功体験」をいつまで覚えていてくれるかわからないけど、ここまでハマるとこれはこれで面白い。
存在を認められている気分になるんだっけね。
大変遅ればせながら...。
そうんなだよね。「私」を認めてもらえてるって気になるのかね。まぁ詳しくはわからないけど、覚えてもらえてると嬉しいものだよね。
> たねまきさん
たねまきさんも現実の世界で使ってるじゃないですか。だからこそ、いい話ができるんじゃないですか?
忘れがちだなんて、そんな立場の人に言われたら困りますよ~(笑)。これからもよろしくお願いします。