Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

幸せ

2010-08-10 23:59:59 | Weblog
 
1ヶ月以上前だったろうか。家に帰るとどでかい箱が書斎にどーんと置いてある。観葉植物かぁ?? というようなサイズ。開けてみると真っ赤なゴルフバッグだった。

「9800円で売ってたから送っといたよ」とはO。その少し前に、akariで飯食ったときに、「みんなで行ってさぁ、カーンって打って、風呂入って、焼き肉食うっていう楽しいスポーツなわけ。あんたの言い訳は聞き飽きた。ガタガタ言わないで一度やってみようよ」と言われ、金が掛かる、時間が掛かる、練習が面倒とずっと断り続けてきた僕も今回ばかりは断り切れず、渋々一度は行こうかと言った直後だった。

結局7月は流れて、8月に入り、Tさんと3人で行くことに。コースに着いてゴルフバッグを開けてビックリ。「いや輸送の時に傷ついたらいけないと思って...」という僕に、プチプチに包まれたまま、セロファンまで付いてるクラブを見て、「なんだよ、一度くらい練習してるかと思ったけど、ぜんぜんしてないじゃん」

なんていいながらも、ラウンド前の数十分、自分の練習もそっちのけで、まさに褒めるアプローチで的確に指導してくれた。その的確な指導が後で物を言う。

高校のころ、アメリカ帰りの寮友から、あっちなんか1ラウンド5ドルだからさ、今日は5番だけで回るとかやるんだよね。っなんていう話を聴いてたら、こっちはとにかく前に打てばいいんでしょ、ってな軽い気持ち。実際Oも、前に転がせばTといい勝負だというので、その気で臨んだ。

まぁ200は叩かないだろう...、倍以内で終わればOK? ということで144を目標でやってみたけど、ふたを開ければ、前半63、後半68の131。小学生の時に打ちっ放しを体験して以来のゴルフ、まったく練習なしで臨んだと思えば信じられないようなスコアーで終わることができた。

それもこれも、呆れるほどのシロートに気を遣いながら回ってくれたOのおかげ。必要なときに必要なコーチングをするその的確さは素晴らしかった。ティーショットは練習のとおり。慣れてくれば頭の位置をアドバイスしてくれる。アプローチのときには、スタンスを狭くして三角形を意識して、とシンプルなアドバイス。前半も半ばを過ぎてきたら、じゃぁ体重移動してみようか、パターは右手だけで振り子のように、右手は添えるだけ...とできることをどんどん増やしてくれる。
Oくらいゴルフをわかっていれば、言いたいことも山ほどあるだろうけど、そこはこのシロートに理解できることだけを、敢えていろいろ我慢しながら話してくれたことが本当に嬉しかったし、自分もコーチを名乗る職業である以上、言ってくれることを120%実践しよう、コーチャブルであろうと、言われたことをできるように努力した。

「Hさんのゴルフ、すごく好感持てるよ。今できることを最大限やってるよね」

そう言われたのは、何よりも嬉しかった。

思い出してみれば、寮生活してた高校時代からゴルフを見るのは好きだったんだよね。Oが教えてくれることをしっかり実践すること、それにイメージをしっかり持つこと、余計なことを考えないで1,2で打つこと...それだけで回った結果。本当に楽しい1日だった。

ボールもティーも全部用意してくれて、自分で買ったのはグローブだけ。


こうしてクラブを贈ってくれるところから始まり、コースを予約して、車を出して連れていってくれる。事前の案内のメール、車に酔いやすいTさんへの気配り...行く前から本当にホスピタリティーを感じるこの親友に態度に感動してたけど、ラウンド前、コース上で、ほんとに楽しく過ごすことができて、こんな素敵な友達に恵まれて、自分は本当に幸せだなと思った。

今度は100切りたいなぁ...なんて思うのは無謀だろうけど、-18は行けるかな。そういえば近所に打ちっ放しあったよなぁ...って検索したら武蔵野グリーンゴルフってのがあった。気が向いたら2-3本持って行っていみようかな。気の合う親友と回るなら、ゴルフも楽しいなと思う一日だった。

O、ほんとにありがとう。

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