Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

幸せ者

2009-12-22 23:05:57 | Weblog

「Hさん、ひとつ前から訊きたかったことがあるんですけど、いいですか?」

最後の忘年会兼送別会のパーティーの会場に着くや否や、Aさんに話しかけられた。「えー、何でも」と応えると「実はHさんのマネジメント・スタイルとか考え方とかをもっと傍で見て、盗みたいと思ってたんです...」と言われた。

Aさんは、正直部署の中では少しユニークと言われる人。歳も僕よりも上で、失礼ながら、おおよそマネジメントには興味がなさそうな存在。そんな人が、僕の7月の着任早々の対話の進め方や、最後のメールを関心を持って見てくれていたそうだ。

「そういう考えに至るHさんの原点、バックグラウンドって何ですか?」

鋭い質問に一瞬答えに迷ったが、デール・カーネギーとサッカーの審判だとお答えした。デールの『人』と『道』は実は座右の書だとおっしゃっていた。この前も入院しているNさんに「読んだことがない」というので『道』をプレゼントしてきたとおっしゃっていた。

話を終えるとKが飛んできて、今Aさんにつかまってましたけど大丈夫でしたか?と言うう。内容を話すとポカーンとしながら、僕の感動を理解できない様子...そこがお前の足りないところなんだよ~(笑)と思った。

最後のスピーチで「僕にとっては最高のほめ言葉です」とAさんとの会話を紹介した。

人事部長のUさんからも「Hさんは、そこらじゅうでいい噂を聞いていたので残念です」と言われたことに触れ、「だから辞めることになったんでしょう」と話した。

「いい人になるのは簡単です。でもManagerとしては、Performanceを上げるために、時には悪役も買って出なければならない...」

そこが僕の弱さであり、逆に強みであろう。だからこそ、それを活かせる現場で力を発揮していこうと人生の舵を切ることにしたのだ。本当に世話になったYは、たまたま帰ってきていたJと一緒に肩を組んで「We are BAD guys!!」などと盛り上げてくれて、最後の締めにはいいスピーチになった。

「3ヶ月に1度くらいは一緒に食事して、Hさんがどれくらいうまくいってないか聞かせてくださいよ。それで6ヵ月後に戻って来てさ...」 そんな風に言ってもらえるだけでも本当に嬉しい。


僕はこうして好きなことができて、そして職場の人たちに惜しんでもらえて、本当に幸せ者だ。ここまでよくしてもらえると、本当に気持ちが揺らぐけれど、敢えて書き、敢えて送ったメッセージのとおり、自分がやりたいことにフォーカスする。きっと道が開けて、新しい世界が広がっていくことだろう。


Y、そして一緒にお仕事させていただいたみなさま、気持ちよく送り出してくだsたたみなさま、本当にありがとうございました!

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