Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

何が正しいのか...

2006-06-21 23:53:50 | Weblog
今日は人間関係関係の集まりに出てきた。といっても総勢5人。それぞれ全然違う環境で働いている人たちばかり。1時間遅れてしまったので8時から10時までのほんの2時間少々だったが、いろんなことが頭をめぐり、ぐるぐる考える機会となって面白かったので、忘れないうちに書き留めておこうと思う。


ひとりひとりのために、ひとりひとりが満足するものを提供する必要があるのか...

そうしようともがきあがいていたときがあったが、今の僕はもう少し冷めた見方をしていて、全体最適が得られるなら、個別のトラッキングエラーはある程度は仕方がないものとしてよしとしていいのではないかと思っている。
リーダーとしてひとりひとりの幸せのために、心身を削る思いをして手をかけても、必ずしもうまくいく訳でもないし、そもそも完璧にするなんてことはできっこない。それであれば、ある程度押さえるところを押さえて、自分にも余裕がある状態で全体を成功に導く方が効率的である上、その方が結果的にもひとりひとりに幸せに結びつくのではないかと思うのである。
所詮、自分ひとりでできることは限られている。自分が個別に働きかけることで個人を幸せに導けるなんていうのは奢りではないのか...それならば、自然体でそれなりに接する方がかえっていいような気がする。
今はそっちの考えに傾いている。これはきっと振り子のように、これからもあっちにいったり、こっちにいったりを繰り返すんだろうなと思うけど。


人間関係スキルと企業の究極的目的...

家族に対して人間関係のためのスキルを実践するのは惜しみなくすべきだと思うのだが、社内ではどうなのか。もちろん、それは必要なことだし、できる限り実践すべきだとは思う。しかし、そもそも論として、そうしないと動かないチーム、部署、組織でいいのだろうか。そんなことをしないと動かないようなヤツがいるなら、それは当然替えるべきであり、それこそが究極的に強いチームを作るためにすべきことだろう。
人を扱う問題だから、このバランスが難しいとは思うが、どちらが正論なのか...。考えるところである。


木を見て森を見ず...

そもそもすべてが解ける方程式なんていうものは存在しない。あるのかも知れないが、ちょっとやそっとでは手に入れることはできないだろう。たかだか15万円程度のコースに参加したくらいで、人間関係のすべてがわかるようになるなら、そんな楽なことはない。もちろん、15万からの大枚をはたくわけだからその期待が大きいのはわかるが、本質をよーく考えれば、そんなことあり得ないことはすぐにわかるはずだ。そうなれば、ここからいかに多くのヒントを見つけ出し、そしてそこで得たものをいかに試行錯誤して自分のものにするのかが力を注ぐべき課題であることが自ずと見えてくる。
仕事の重圧を理由に健康を害してしたり、場合によっては命を落としてしまうような悲しい話を耳にすることがある。その責任感は心からrespectするものの、やっぱりそれはどこかでもったいないことのような気がする。僕は仕事よりも家族の方がよっぽど重要だと思うし、それが守れなくなるのならただただ仕事を辞めればいいと思う。S社のように人命にかかわるような事故を起こしてしまった会社から、さぁ辞めれるかというとそれは倫理上の問題が出てくるので一概には言えないと思うが、仕事なんて所詮そんなものだと思う。そうなると尊厳を捨てるという意味ではないが、ゲームのように楽しみながらそれでも真面目に取り組んで、全体をみながらおかしいと思ったら降りるというのもありのような気がする。


スキル...

スピーチも、人間関係も、第一印象をよくするのも、所詮簡単に学べるスキルの部分が多い。もちろん本質的な部分は、その人の人間力とでも言おうものがものを言うと思うが、入り口の部分はごく簡単なスキルでこんなにも違うものか、というくらい変わる。それを日本では先天的なものだと受け取りがちなので、その手の講座に対する評価が低い。ちょっともったいないよなと思う。


DCC...

コンテンツがいいんだからもっと売れてもいいし、もっと売れてほしい。そう思う修了生の数は相当なものだろう、ってことで、どっかで一度オフサイトでブレイン・ストーミングして、戦略的マーケティングについて徹底的に話してみたりしたら面白いよね、という話になった。またまだ認知度が低いし、参加者も少ないので、みんなでちょっとした努力をしたら、きっと爆発的に伸びる潜在力がある。8月くらいにどっかでできたら面白いよなぁっと思うので一度仕掛けてみようかと本気で思っている...仕事なんかよりずっと面白そうだし。



なんか、もっといろいろ考えたような気もするが、いざ書くとなるとこんなもんか。飲んだ後のほんのひとりごとでした。

今のポジションに就いて早2年半。自分も少し違った考え方ができるようになったなと実感できる機会にもなった。





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2 コメント

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Unknown (O)
2006-06-23 16:44:18
>全体最適が得られるなら、個別のトラッキングエラーはある程度は仕方がない



激しく同意いたします。

店でも人でも戦略でもヴィジョンでも、

みんなに受けるのなんて、価値がないものですよね。無理だし・・・。

一つの仮説に向かって、信じられる状態にしてあげるほうが大切だと思います。
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コメントありがとう (Yh)
2006-06-23 20:57:59
> O

結局全体を勝ちの状態にすれば、構成員は大方Happyになる。一方でみんなをHappyにしようとしたところで、それが組織の勝ちにつながるかどうかは未知数...だよね。

「信じられる状態にしてあげる」まさに名言です。激しく同意します!!
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