current topics(164):都知事選挙に名を借りた政権攻撃運動
鳥越陣営は戦略変更しました。
鳥越氏の健康不安、不評の街頭演説、週刊誌記事などを勘案して、都知事候補として戦うことを諦めました。
しかし、このまま都知事選を放棄するわけにいかないので、
落選を承知の上で選挙運動を継続することとしました。
都知事選を応援している野党4党は、
これまで無党派層への浸透を狙い4党が前面に出ることに慎重な姿勢を示していましたが、
知事選挙の名を借りて、安倍政権打倒を主目的とする運動に戦略変更しました。
週刊誌発売の翌22日の有楽町での街頭演説に、
共産党委員長の志位和夫、生活の党の小沢一郎、民進党幹事長の枝野幸男、社民党幹事長の又市征治の各氏らが
鳥越氏と同じ街宣車に乗って演説したのはこのためです。
そのため、鳥越氏の演説や政党による応援演説では、
都政の政策についてはほとんど語られず、野党各党の主張ばかりを叫びはじめています。
この日、応援演説に立った志位氏は
「首都東京から全国、世界に平和と憲法を守り抜くメッセージを発信しよう」
と発し、
鳥越氏は
「東京都からしっかりと、反安倍ということで、はっきりと反安倍の政権を立てます。旗を立てます」
と主張しました。
安全保障政策、憲法、安倍政権批判などおよそ都政を担う知事の役割とは関係の無いアピールをして、
あからさまに政権攻撃に特化しています。
選挙戦の事実上の敗北を認めている鳥越陣営に残されているのは、
反体制活動を扇動するしか道は残されていないようです。
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