赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

言論統制 ツイッターファイル第七回:230208情報

2023-02-08 00:00:00 | 政治見解



言論統制 ツイッターファイル第七回:230208情報

前回(2月1日)にひきつづき、ツイッターファイルの10以降をお伝えします。


Twitter Fileの10、11、12、これがどういう内容なのかということを簡単にお話ししていきたいと思います。

この3つのファイルに共通してるのはいずれもバイデン政権や民主党の政治家やFBIがTwitterを使ってコロナウイルスやそのワクチンに対する正しい情報を言論統制して抑圧していた事実が明らかになっています。

また、2020年の大統領選挙に関して、FBIや民主党がTwitterに不当な言論弾圧の圧力をかけていた。そして選挙に不正な影響力を行使していたということも明らかになっています。


■Twitter File 10

Twitter File 10の著者は、新顔のジャーナリストのデイビッド・ツヴァイクさんという、ニューヨークを拠点とするフリーランスのジャーナリストで、ニューヨークタイムズやニューヨーカー、ウォールストリートジャーナルなどに寄稿している方のようです。彼はワクチン懐疑派だと思われます。

Twitter File 10の内容なんですけれども、米政府はコロナウイルスに関する特定の情報を拡散し、他の情報を抑制するようにTwitter社に圧力をかけていた。

バイデン政権が始まると、バイデン政権がワクチンに関する誤った情報と認定したコンテンツを阻止するためにTwitter社に協力を求めるようになった。この結果、正当なデータが誤報として分類され、正当だがバイデン政権の説明に反するデータや意見を投稿した人は、自分のアカウントが停止されるという状況が頻繁に起きました。

そして、バイデン大統領自身が「ソーシャルメディア企業はワクチンに関する誤った情報を許可することによって人々を殺している」と過激な発言をした数時間後、Twitterは数10万人のフォロワーがいるジャーナリストのアレックス・ベレンソンという人のアカウント停止し、翌月永久停止にしました。このベレンソンさんはロックダウンとmRNAワクチンに懐疑的なジャーナリストでした。

この件に関しては、ホワイトハウスの職員が直接Twitterの社員と会ってベネッセのアカウントを停止するように圧力をかけていたということ。それでもバイデンチームは、Twitterが他の複数のアカウントの排除に積極的でないとして非常に腹を立てていました。

そして、専門的な知見などもなしに、単に政権の言っていることに反するからというだけで、いくつものアカウントが停止されてしまった。また、人間が調べるのではなく、いわゆるボット、AIのアルゴリズムによって自動的に停止されてしまったアカウントも多数発生しています。

あるお医者さんのツイートは、誤解を招くと、ミスリーディングであるというラベルを貼られてしまったのですが、この人はmRNAワクチンとイスラエルの若者の心臓停止との関係を研究した、査読済みの研究の結果に言及していたという、専門的な名論文のことに言及していただけでもミスリーディングだとされてしまった。

また、専門家中の専門であるハーバード大学医学部の疫学者、マーティン・クルドルフさんという方がいらっしゃるんですが、この人もミスリーディングだとレッテルを貼られました。どういうことかというと、このクルドルフさんは専門家として、ワクチンはコロナに自然感染したことのある人には必要ないし、子供にも必要ないとツイートしていたからだということなんですね。

専門家の意見であるにもかかわらず、政府のガイドラインと違うというので、ミスリーディングだということで、クルドルフ博士のアカウントもいいねと返信が遮断され、シェアもできなくなっていました。そういったかなり酷いことが行われていたということです。


■Twitter File 11

Twitter File 11の内容。この著者は以前も名前が出ましたマット・タイビーさんです。2017年8月にFacebookがロシア起源の疑いを持たれる300名のアカウントを停止しました。これは後にFBIからの圧力でやむを得ずやったことだとザッカーバーグCEOが自白しています。

しかし、Twitter社内ではロシアがアメリカ国内問題に干渉しようとして、組織的に行動しているという証拠はないというのがTwitter社内の認識でした。

調べてみたけど、そういうことはなかったということです。Twitterの幹部たちはジャーナリストをけしかけて、Facebookを調べさせる方が最善のPR戦略であると同意していた。自分の方としては、政府の方から圧力をかけてきても、実際にロシアがやってないんだから、それを停止するということはやりたくなかったわけですね。

その後、Twitterはロシア関連と思しき2700の怪しいアカウントを全部手動で調査し、そのうち22のロシアのアカウントを停止しております。また、それらのアカウントへの可能性のあるリンクを持つ179のアカウントも停止しました。そして、その内容をアメリカの上院へ報告しました。上院情報委員会の有力議員だった民主党マーク・ウォーナー上院議員はその報告に激怒したそうです。彼は記者会見を開いてTwitterの報告をあらゆるレベルで率直に言って不十分だと批判しました。

Twitter社では公共政策および慈善活動担当のクロムウェルさんという副社長がジャック・ドーシーCEO宛のメールに「どうもウォーナー上院議員たちは、ヒラリー・クリントンのサインで動いているようだ」と書き残しています。

ヒラリーさんはその週にTwitterに「もたもたするのはやめろ。プラットフォームがサイバー戦争のツールとして使用されている。こういった事実に対応する時が来た。」と大胆な発言をしていました。

Twitterは世論からの批判を恐れて、社内にロシアタスクフォースというのを結成して、Facebookから共有されたデータなどを利用して、ロシアのインターネットリサーチエージェンシーと結び付いていると思われるアカウントを中心に調査しました。徹底してTwitterは調査したんですが、コーディネートされたロシアからアメリカのアプローチは存在しないというのが結論でした。

つまり、見つかった全てのアカウントは一匹狼タイプの活動であったということです。2500のアカウントを手動で確認した結果、17だけが直接ロシアに関連していることが分かった。そのうち、2つだけに多額のお金の支出が確認された。その一つはロシアトゥデイであった。それから私の見たところ、もう一つはおそらくスプートニクだったと思われます。これは私の推測です。


明日に続く


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