コラム(16):参議院安保特の野党側メンバーの異常性
衆議院を通過した安全保障法制が参議院特別委員会で審議されます。委員長以下のメンバーが発表されました【※1】。
【※1】委員長;鴻池祥肇(自民) :理事;(自民)石井準一、佐藤正久、塚田一郎、馬場成志、堀井巌;(民主)、北澤俊美、福山哲郎、(公明);荒木清寛、(維新);小野次郎、:委員、(自民)14名、(民主)9名、(公明)3名、(維新)1名、(共産)2名、(元気)、(次代)、(無ク)、(社民)、(生活)、(改革)1名。(平成27年7月24日現在)
反対派は「反国家思想」の持ち主ばかり
法案に反対する野党側の中に特筆すべきメンバーとして、
民主党は理事の北澤俊美、福山哲郎、委員の小川敏夫、小西洋之、白眞勲、蓮舫の各氏、社民党は福島みずほ氏、生活は山本太郎氏などがいます。
特徴として、反国家的な思想の持ち主が一堂に会したと言えます。このメンバーでは「良識の府」で正当な議論が尽くされるか疑問です。
反対派の本性が明らかになる
これは、民主党、社民党、共産党の「本性」が明らかにされるということでもあります。国民の多くは、いつまでも戦争法案だ、徴兵制の復活だと的外れな議論に終始し、本当の意味で国益を考えない彼らの本質を見抜きやすくなったと言うことです。民主党はますます国民から見放され、社民党や共産党への支持がさらに低下することになります。
民主党メンバーの異常性
民主党のメンバーを見ると、反国家体質が露骨に出ている議員がラインナップされています。メンバーの選定段階で「安倍嫌い」を配置したのではないかと思われる顔ぶれで、本質的な議論ができるか心配です。
北澤俊美氏:長野県選挙区。北澤氏は2013年2月の党会合で「2年間、防衛大臣をやって一番心強かったのは憲法9条だった」と述べるなど、憲法9条を、仕事能力の無さを正当化するために使っていました。
福山哲郎氏:京都府選挙区。福山氏は防衛秘密に指定された文書が5年間で約3万4000件廃棄されていた問題で政府を追及しましたが、「その殆どが民主党政権でなされた」と答弁され、民主党政権時代の旧悪を自ら暴露されるなど、正確な確認作業のできない典型的な民主党議員です。
小川敏夫氏:東京都選挙区。小川氏は2014年4月、オバマ・アメリカ大統領に「集団的自衛権の行使容認を支持しないよう求める文書」を連名で提出するなど、置かれている立場や、物事の筋道をわきまえず、パフォーマンスに終始する議員です。
小西洋之氏:千葉県選挙区。小西氏はNHK会長を批判し、経営委員の長谷川三千子、百田尚樹両経営委員の罷免を要求しました。また、安倍総理にクイズのような質問をし、ひんしゅくを買っています。さらに、委員会に遅刻するなど国会議員としての資質に欠ける議員です。
白眞勲氏:参議院比例区。白氏は日本人の母と韓国人の父の間に生まれる。元は韓国国籍。名刺には「母の国・ニッポン 父の国・韓国」と書いています。2004年7月、初当選直後に民団中央本部に挨拶に訪れ、「在日も韓国系日本人も結集し、みんなの力で地方参政権を獲得しよう」と述べるなど、在日韓国人擁護の姿勢が強く、日本の国会議員とは思えない言動の多い議員です。
蓮舫氏:東京都選挙区。事業仕分けにおけるスパコン開発批判で一躍有名になりました。また、オバマ・アメリカ大統領に「集団的自衛権の行使容認を支持しないよう求める文書」を連名で提出した一人です。法務大臣の松島みどり氏が「うちわ」を配布した事を追及していましたが、本人も「うちわ」を配布したとして批判されるなど根拠が乏しい発言やパフォーマンスに終始している議員です。
民主党委員の中心メンバーは来年改選組み
民主党の理事・委員の中には来年改選の議員が数多くいます。また、社民党の福島みずほ氏も来年改選です。彼らは選挙を有利に持って行きたいがために国会審議中、派手なパフォーマンスで名前を売りたいのではないかと予想されます。
毅然たる態度で見守りたい
いずれにせよ、国益を論じられない参議院安保特別委員会であってはいけないと思います。当ブログでは、委員会での審議内容をよく観察し、必要に応じ意見を表明していきたいと思っています。国家の重大な問題に対して傍観者であってはならないと考えるからです。
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