ちくわブログ

ちくわの夜明け

小倉を歩く

2011-09-02 16:28:29 | 
下記の通り九州へ向かったわけですが、わたしはバスで前乗りし、小倉の安宿をとっておりました。

夜行バスで行くとなると、東京からは約14時間の長旅。もうただ、ひたすらに寝ていました。
気付くと車内に光がさしており、そこは関門海峡でした。

関門橋前のSAで休憩をすませ、そこから少し走ると小倉に到着です。
待ち合わせ場所は博多だったのですが、なぜわざわざ小倉にしたかというと、実は今年になって一度訪れており、この街が好きになってしまったからです。安い宿もあるし。

さて、前回と同じく、駅前の喫茶店でモーニング。半日をバスで過ごしたけだるさを振り払います。

このトレーがいい。

駅を少し歩いた裏通りにある旅館へ行き、チェックインまで荷物を預かってもらう。
身を軽くしたところで再び駅前へ。


ここだけ見れば昭和ですね。

駅前からいくつかの商店街が続いており、魚町銀天街、旦過市場、鳥町食道街なんかがあります。
昔の映画館がそのまま活躍してたり。

「カツ丼登場!」てすごいコピーだな。

きっとさぞうまいのでしょう。

旦過市場は、大阪の鶴橋にちょっと似ています。


生のものがたくさん扱われており、人間がそれらを直に売買する、独特の密度とにおい。
裏から見るとこんな感じ。

いいなぁ・・・

鳥町食道街はアーケードをさらに横道にそれた所にある、ちょっとした通りです。

こちらは「焼うどん発祥の地」であるらしく、前回の訪問時にいただきました。

普通でした。
なんかこう、個性のない非常にベーシックな。ああ、焼うどんだわ。という。感想。

味のある佇まいを見せる洋食屋も。

今回はこちらで、ビールの小瓶にカツランチをいただきました。
旅先ではいつも小瓶を頼むようにしていますが、これを置いてある店は少ないですね。
写真には撮っていないのですが、こちらのカツランチ、デミグラスソースが非常においしく、いわゆる当たり前の美味しさを丁寧に守り抜いているお店の頼もしさが感じられました。
この頼もしさとは、地元の方々が支えているものであり、こういったお店が長く続く街こそいい街なのではないかと、ヨソモノのわたくしは思うわけなんです。

腹ごなしに海のほうまで歩くと、工業地帯に出くわしました。

釣りを楽しむ人もいた。釣れるのだろうか。

さて、そろそろチェックインの時間。
おやつに駅前でシロヤのサニーパンを購入。こちらは前回訪問時にツイッターで教えてもらいました。有名みたいです。

部屋はこんな感じ。ふっつーの旅館。駅近くで安い。

サニーパンは二つ購入。一つは明日の朝飯。

フランスパンの固い生地をむしゃりとやると、中からジワーっと練乳があふれ出します。歯ごたえに優しい甘さが加わって、この食感はちょっとやみつきになります。
ああ、書いてて食いたくなってきた。

休憩し、夜もふけてから再び街に繰り出します。
ラーメン屋のにゃんこ。美人さん。男前かも。

立ち飲み屋等が密集する通り。


ここで写真を撮っていたら「ここらへんはヤクザがうるさいぞ」と注意されたり「なに撮ってんの~?」と酔っ払いにゆかいに絡まれたりと。

こういった催しも開催されるそうです。小倉。すげえ街だ。

パチンコの換金所では、子猫がくつろいでおりました。


その先には紳士の社交場が。


ばらぞく。さすがに入らなかったけど。

夜飯には一銭洋食をいただきました。

お店の方は「洋食」とだけ呼んでおり、ウィキペディアで調べてみると「当時はソースさえかければなんでも洋食と見なされており・・・」とあります。
とん平焼きに似てました。
ここでも小瓶で。シメはおにぎりと。おいしかった。

翌日、待ち合わせのため電車にて博多へ。



以上。
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