わたしが住んでいる場所は計画停電の第2グループです。
初め1~2日の頃は情報もあまりととのっていなく、けっこう唐突な感じで行われたイメージです。もちろん何も知らずにバッツン てことはないですが・・・・
ここにきてやっと情報の収集方法も安定し、いつでもネットで最新の情報が手に入るようになりました。
しかしこれはこれでなかなかヤッカイなものです。
だって一切の電源が落とされるわけですから、もちろんパソコンなんか触っていられません。
パソコンが触れないと、仕事も諸作業も全てできなくなるわけですから、停電を中心にスケジュールを立てねばなりません。
ある夕方。
停電となり、iPhoneでネットやツイッターくらいしかやることがなく、それにも飽きて身を横たえていました。
やがて日が落ち、外の暗さと共に部屋の中も真っ暗になりました。
色んな思考がうごめき、なんだか暗くどよーんとした心持ちになってきて・・・
あの地震の日から、テレビでは殆どそれに関する報道ばかり流れてきて、見なければ気がすまないが、見ると暗い気持ちになるという悪循環。
真っ暗の中、脳裏にはテレビやネットで見た映像、画像が。
見たこともない激しい津波や燃え上がるコンビナート、オモチャのように屋根が飛び上がる原発、被災者の方々・・・
いつの間にやら寝てしまい、どういうわけか悪夢を見る始末。
おまけに胃腸がボロボロで体調は崩す・・・
これはこの日に限ったことではなく、なんだかあの日からずっと、悪い夢を見てるような・・・それこそフキンシンだけど、起きて見回すこの真っ暗な部屋が夢に思えるような、そういった気持ちがずっと続いています。
けっこうそういう方、いるのではないでしょうか。
某日。
夜の停電に合わせて、家の外に出てみました。

いつもの景色が、まるで血の通ってないような、輪郭のないような景色に感じられました。
街頭も消え、信号も消え、光は非常灯と車のヘッドライトのみ。
近所と言う慣れた景色が、少し怖く感じられます。


このようにカメラを持って歩いたわけですが、自分は非常にいいカメラを持っていながら、「ほとんど」オートで撮っていたんですね。
しかしこうなるとオートフォーカスが効かないわ、カメラが光量を感知しないでものすごいスローシャッターになるわで、マニュアルにせざるを得ませんでした。
ここまで特殊な状況にならないとマニュアルで撮らないという自分もアレですが、今、自分の街がカメラの感知しえない状況にあることに、ちょっとした戦慄をおぼえました。
基本、わたしの脳より優秀なんですよ。こやつは。
近くの高架橋を登って街を見渡すと、あらためて違う街に来たような感覚に陥りました。
市外からの光と、それすら届かない死んだような住宅街。


人いんのかよここ・・・・
こんな時に通りで人とすれ違うとドキッとします。
帰り、ガソリンがなくなってしまったのだろう、女の子が一人原付を押して歩いていました。
なんだろうなーこの光景は・・・・
初め1~2日の頃は情報もあまりととのっていなく、けっこう唐突な感じで行われたイメージです。もちろん何も知らずにバッツン てことはないですが・・・・
ここにきてやっと情報の収集方法も安定し、いつでもネットで最新の情報が手に入るようになりました。
しかしこれはこれでなかなかヤッカイなものです。
だって一切の電源が落とされるわけですから、もちろんパソコンなんか触っていられません。
パソコンが触れないと、仕事も諸作業も全てできなくなるわけですから、停電を中心にスケジュールを立てねばなりません。
ある夕方。
停電となり、iPhoneでネットやツイッターくらいしかやることがなく、それにも飽きて身を横たえていました。
やがて日が落ち、外の暗さと共に部屋の中も真っ暗になりました。
色んな思考がうごめき、なんだか暗くどよーんとした心持ちになってきて・・・
あの地震の日から、テレビでは殆どそれに関する報道ばかり流れてきて、見なければ気がすまないが、見ると暗い気持ちになるという悪循環。
真っ暗の中、脳裏にはテレビやネットで見た映像、画像が。
見たこともない激しい津波や燃え上がるコンビナート、オモチャのように屋根が飛び上がる原発、被災者の方々・・・
いつの間にやら寝てしまい、どういうわけか悪夢を見る始末。
おまけに胃腸がボロボロで体調は崩す・・・
これはこの日に限ったことではなく、なんだかあの日からずっと、悪い夢を見てるような・・・それこそフキンシンだけど、起きて見回すこの真っ暗な部屋が夢に思えるような、そういった気持ちがずっと続いています。
けっこうそういう方、いるのではないでしょうか。
某日。
夜の停電に合わせて、家の外に出てみました。

いつもの景色が、まるで血の通ってないような、輪郭のないような景色に感じられました。
街頭も消え、信号も消え、光は非常灯と車のヘッドライトのみ。
近所と言う慣れた景色が、少し怖く感じられます。


このようにカメラを持って歩いたわけですが、自分は非常にいいカメラを持っていながら、「ほとんど」オートで撮っていたんですね。
しかしこうなるとオートフォーカスが効かないわ、カメラが光量を感知しないでものすごいスローシャッターになるわで、マニュアルにせざるを得ませんでした。
ここまで特殊な状況にならないとマニュアルで撮らないという自分もアレですが、今、自分の街がカメラの感知しえない状況にあることに、ちょっとした戦慄をおぼえました。
基本、わたしの脳より優秀なんですよ。こやつは。
近くの高架橋を登って街を見渡すと、あらためて違う街に来たような感覚に陥りました。
市外からの光と、それすら届かない死んだような住宅街。


人いんのかよここ・・・・
こんな時に通りで人とすれ違うとドキッとします。
帰り、ガソリンがなくなってしまったのだろう、女の子が一人原付を押して歩いていました。
なんだろうなーこの光景は・・・・