今年は、というより今年も異常気象の影響で、例年に比べ花の開花時期もやはりずいぶんずれているようです。
昨年は満開の香りが楽しめた『ライラック』も、旅の二日目に札幌駅で見かけたのはほとんどが枯れた花を残す枝・・・すこし残念。とはいえ、ここ数日の気温の高さは札幌で暮らす方にはつらい暑さかもしれません。
かわいいワンちゃんたちとの出会いの余韻が残る中、短い旅の最終日(6/19)は、あの香りに会えることを信じて『北海道開拓村』を訪ねることにしました。
★トップ画像をごらんください。6月の香りを漂わせながら、咲いていました・・・『ライラック』です。リラともいいますが、なんとなくピンときません。
まずは村の奥までの片道を、
馬車鉄道に乗ってゆっくりめぐります。
文字通り開拓時の建物や自然との共生の歴史が、
体感できるところです。
昔の営みを移築していますから、今の時代を生きる者にとっては、
ここにある全てがアンティーク的価値をもつものには違いありません。
でも「この時代があって、今がある」ことを
思い起こす場所でもあるんですね。
明日は、シリーズの最終回です。