シックな葉色が目にとまりしばらく眺めていると、お店の人が丁寧な説明をしてくれました。ほとんどが三つ葉なんですが、よく見ると四つ葉がいくつかみつかりました。いつも見ているシロツメクサ(アンちゃんのかけっこする公園にはいっぱい咲いています)とは、随分趣が違います。
小さな幸せ。見つけるのも楽しいですね。(写真)
■四つ葉のクローバー(黒葉クローバー)
マメ科、トリフォリウム属の常緑多年草でヨーロッパ原産。別名クロバツメクサ
クローバーには、シロツメクサとムラサキツメクサがありますが、本種はシロツメクサの変異種です。葉の色が黒紫色で、周辺は緑色と、独特の色彩をしています。また、普通のクローバーは3小葉のものが多いのですが、本種は4小葉や5小葉がたいへんに多いので、「四つ葉のクローバー」の名で販売されることもあります。
シロツメクサは、江戸時代に、オランダからの荷物の割れ防止に使われていた事から「詰め草」と呼ばれるそうです。その後、牧草として普及し、野草化していますが、実は葉色など多種あり、グランドカバー、寄せ植え等、ガーデニング材料としても注目されています。