赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

【BEST1】季節がみごろ ●みちのくの煌き―『奥入瀬のもみじ』    [6/25掲載]

2004-12-28 19:46:09 | (3)季節がみごろ

上半期ベストフラワーに選んだ季節がみごろです。
【アンちゃんのひとりごと】
6月の第1週にお父さんとお母さんがいなくなった。なんとなく予感はしてたんだけど、ちょっと長かったなぁ。聞き耳を立ててると(耳はとんでもなくよく聞こえる)青森の奥入瀬渓流や十和田湖に行って温泉入ってたんだって。「いいなぁ、アンちゃんも行きたいのに」

天気もとっても良くてお父さんにはいい旅行だったらしいけど、お母さんは昔から乗り物に弱くて相当大変だったらしい。飛行機は小さいし、バスに乗ることも多くて。「私にはよくわかりません」いつか、どこかにつれてって。どこでもいいから!

手つかずの自然の中で見る初夏のもみじは、都会の中で育つものとはひと味ちがいます。「花や木のなかで、お父さんがいちばん好きなのがもみじなんだって」「アンちゃんには、木が高すぎてよくわかりません。食べたこともないし」

写真は、お父さんとお母さんが奥入瀬で出会った、緑がまぶしいもみじです。渓流のすぐそばで、とっても元気そうだったって。

自然の中にみる青葉のもみじのいきいきとした風情は、水、光そして土が育んだ結晶に見えたのは、よどんだ街中に住む者の憧れであったかもしれません。

■奥入瀬渓流
十和田湖から流れ出る川が奥入瀬川。焼山(やけやま)から子ノ口(ねのくち)までの14kmが奥入瀬渓流と呼ばれる。奥に入るほどに瀬が多くなることから「奥入瀬」と名づけられたという。

【アンちゃんのお知らせ】
いよいよ明日は、オードリーが好き●年間ベスト3を発表します。




【BEST2】季節がみごろ ●さくらの絨毯―『みさき公園の桜』       [7/9掲載]

2004-12-28 19:42:26 | (3)季節がみごろ

上半期ベストフラワー[7/9掲載]に選んだ季節がみごろです。

いつもいつも、必ずといっていいくらい見上げていませんか?桜は下から見上げるからきれいじゃないんです。この光景を見たときは不思議な感動を覚えたものです。「さくらの絨毯」と名づけたこの桜は、みさき公園にある灯台の下一面に咲いた春でした。
(写真)


発表!季節がみごろ●2004年【年間ベスト3】

2004-12-28 19:35:53 | (3)季節がみごろ

【BEST3】季節がみごろ ●天上の錦織―『高雄山神護寺の紅葉』 [11/25掲載]

下半期【BEST1】に選んだ季節がみごろです。
11月23日(勤労感謝の日)に訪ねた、紅葉では京都屈指の『高雄山神護寺の紅葉』です。
圧倒されるほどのこの絢爛豪華な錦繍の見事さには「もみじ狩」という言葉はあてはまらない。自然が織り成すこの光景を、ただひたすら愛でることこそ「自然への感謝」にほかなりません。(写真)は、この日同じテーマで撮った天上の錦織です。




いま[24]自然が問う―人間とは無力なものだ

2004-12-28 01:30:36 | (6)いま

今年、このたった半年の間に何度書いたことか。日本にも10度にも及ぶ台風の上陸があり、全国各地で今なお地震の恐怖にさらされているのだが、決して日本だけの話ではないことも・・・。世界中で自然の猛威が吹き荒れているが、またもや想像を絶する地震と津波による大災害が起こってしまった。スマトラ地震による被害はさらに増え続けている。「いま」国家間のエゴや思想、信条を超えた英知がなければ、『人間』が『自然』と共生する存在意義すらなくなってしまうだろう。

<スマトラ地震>死者2万2千人以上に 日本人20人不明 

 インドネシアのスマトラ島沖で26日に発生した大地震によるインド洋津波の被害は27日午後になってさらに拡大し、ロイター通信などが各国政府発表をまとめたところによると、同日夜までの死者は10カ国で計2万2000人以上となった。津波による死者としては20世紀以降で最悪で、1896年の明治三陸地震(死者約2万2000人)以来の規模となった。日本外務省によると、日本人観光客の行方不明者は少なくとも20人で、スリランカ南部の観光地で12人、タイの観光地プーケット島周辺でも8人が津波に巻き込まれたとみられる。
 これまでに確認された死者は、▽スリランカ1万29人▽インドネシア4991人▽インド6597人▽タイ866人▽マレーシア52人▽モルディブ43人▽ミャンマー36人▽ソマリア14人▽バングラデシュ2人▽ケニア1人。行方不明者はインドで約1300人、タイで千人以上に上るとみられるが、各国とも被害実態の把握が困難で、犠牲者はさらに増える可能性がある。またスリランカでは100万人に及ぶ避難民が出ているという情報があり、大津波は各国に深刻な傷跡を残す可能性がある。
 スリランカで行方不明になっている日本人12人は、旅行代理店「大陸旅遊」(東京都新宿区)が募集した野性動物を見学するツアー客と添乗員1人。同社によると、ツアーには幼児1人を含む19人が参加。同国南東部のヤラ国立公園内で被災した。残る8人は無事。同社と提携している現地旅行会社によると、動物保護区で車に乗って観光を楽しんでいたが突然、大きな津波に襲われたという。ただ、外務省にはホテルの倒壊に巻き込まれたという情報がある。
 また、外務省によるとタイのプーケット島周辺で行方不明なのは、小学生以下4人を含む5家族で少なくとも8人。
 国内大手旅行会社など17社が加盟する日本旅行業協会から国土交通省に入った情報によると、同日午後9時現在、日本からのツアー客のうち19人と連絡が取れないという。
 被災地では情報が途絶えたり、錯そうしたりしている。ツアーに参加していない個人旅行者も多いとみられる。
 また、外務省によると、被災地域周辺に住む在留邦人約930人と連絡が取れていないという。プーケット島周辺で約500人のうち350人、マレーシア・ペナン島周辺で約1600人のうち400人。モルディブは電話がつながりにくく180人全員と連絡が取れないという。国際協力機構(JICA)によると、派遣されている青年海外協力隊のうち、タイで4人、モルディブ2人、スリランカ1人の計7人の安否が確認できていない。
(毎日新聞) - 12月28日0時39分更新