赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

ふたりでふらり⑯平家物語ゆかりの地を歩く 上巻その五

2004-11-08 20:52:01 | (4)ふたりでふらり

境内に入ると、正面に小さな仮本堂が建ち、その奥にはようやく屋根だけが完成した再建中の本堂が見えます。(写真⑤)しばらくして、おばあさんが、マイク片手に内陣内や庭について、それは見事に語ります。交替のようですが、そのうちの一人は80歳をゆうに越えているような老人。もう何十年も同じ語りをされているんでしょう、そんなことを考えていると、ここにもすごい物語が・・・。

平成12年(2000)5月9日午前2時35分、放火により本堂付近から出火、木造こけらぶき平屋約82㎡を全焼。本尊の「木造地蔵菩薩立像」と「建礼門院座像」「阿波ノ内侍張り子座像」も焼損した。未だに、犯人はみつかっていないそうです。

ふたりでふらり⑯平家物語ゆかりの地を歩く 上巻その三

2004-11-08 20:20:00 | (4)ふたりでふらり

思いのほか小さなお寺のようです。観光客が少ないのは、尼寺ということもあってか、と思っていたのですが、どうやら本堂がまだ再建中ということが理由のようです。拝観料を払うときには「境内と庭園はご覧いただけます」との案内がありました。
写真③は、正門です。

■寂光院(じゃっこういん)
聖徳太子が推古2年(594)に用明天皇の菩提を弔うために創建されたものですが、平清盛の娘、建礼門院徳子は、壇ノ浦の戦いで平家敗れ、愛児、安徳天皇を失ったのちは出家し、ここで念仏三昧の日々を送りました。

※市バス、京都バス大原から徒歩20分/時間:午前9時~午後5時(冬期は午後4時半まで)/ 拝観料:500円/お問合わせ先:(075)744-2545

ふたりでふらり⑯平家物語ゆかりの地を歩く 上巻その一

2004-11-08 07:32:10 | (4)ふたりでふらり

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理をあらはす」
平家物語の冒頭が浮かんできます。参道のはじまりに「沙羅双樹」の木が、もうこんなに色づいて待ち受けます。(写真①)寂光院への道沿いでも、いろんなお店が目を楽しませてくれます。

■さらそうじゅ(沙羅双樹)
インド原産。フタバガキ科。熱帯雨林の構成樹で、インドボダイジュなどとともに仏教聖木の一つです。