赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 下巻八

2004-11-27 21:59:42 | 特集【京都】

下巻最後の本編に辿りつきました。快晴の日に、しっかり山登りをした気分で楽しませてもらいました。金堂周辺の紅葉もただただその彩りに感心しきりです。
境内の西側にある地蔵院の庭は、清滝川の錦雲渓を一望する場所があり、ここから素焼きの皿を投げる「かわらけ投げ」も有名なようですが、宗派が違いますのでここでは触れません。自然と触れる観光の旅、今回は特に紅葉を観るために訪れたこの地です。当然ながら、本堂で手を合わすこともありません。

今夜は、そろそろ下巻を閉じることとしますが、明日の「おまけ」で幕となります。

休憩


紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 下巻七

2004-11-27 21:33:18 | 特集【京都】

いよいよこの日のハイライトです。深紅の楓もみじとその色を競い合う朱塗りの金堂を眺めます。一気に人並みが出現したような錯覚を覚えるほど、急に人の数が増えます。それもそのはず、ちょっと腕を伸ばせばすぐそこに真っ赤な紅葉があります。枝を折ったり、葉をむしったりしてはいけません。目で肌で触れ愛でることが『もみじ狩』なんですから。(写真⑦)

紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 下巻三

2004-11-27 20:49:55 | 特集【京都】

この色彩感覚は、おたがいの特徴を引き立てあう「いいとこどり」朱塗りが鮮やかな和気公霊廟の門前には黄色く色づいた紅葉が見事です。(写真③)
ここの特徴は、どうやら比較的新しい建物には色合いを重視して派手なしつらいを施しているようです。それに反して重文級の建物にはきらびやかさや派手さは全く見受けられません。

紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 下巻二

2004-11-27 20:36:00 | 特集【京都】

「もみじ狩」の旅ですから、紅葉に目線を置いています。もちろん行く先の下調べはして行くんですが、目的が違いますからその寺の歴史や薀蓄にはあまり重きはおきません。どちらかというと、見どころ中心の見て歩きです。
『書院』の隣には、ここも見事な紅葉が見られる『宝蔵』があります。(写真②)

紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 下巻一

2004-11-27 20:21:11 | 特集【京都】

境内のあちこちに赤や黄色にしっかり色づいたモミジやカエデが。楼門からすぐそばには、門前に紅葉が鮮やかな色どりで迎えてくれるのが『書院』です。(写真①)お目当てがあるんでしょうが、ここで足を止める人はいません。たまに、門前の石段に腰を下ろして一服するおじさんやおばさんが見かけられます。あまりいいマナーとはいえませんぞ~。

紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 中巻十

2004-11-27 11:14:54 | 特集【京都】

「もみじといえば高雄」とよく言われますが、「なるほど」と思わせる光景が全山にあふれています。楼門のこのシルエットとも見事に溶け合っています。

境内への期待感も高まってきましたが、ここでひとまず中巻を閉じます。

しばらくお休みの後、下巻をご覧ください。

休憩


紅葉特集●天上の錦織―『高雄山神護寺』 中巻九

2004-11-27 10:39:03 | 特集【京都】

ようやく到着しました。紅葉の雲間から楼門の全景を眺めることができます。(写真⑨)

■神護寺(じんごじ)【京都】
約20万㎡もの山内全域はまさに自然の宝庫。高雄山の中腹に建つ、三尾きっての古寺・神護寺は、天長元年(824)に高尾山寺と和気清磨呂(奈良時代から平安初期にかけて活躍した貴族)が建立した河内の神願寺と合併して、現在の寺名になりました。また、唐から帰朝した空海が14年間住持していたことでも知られています。現在の諸堂は大師堂(重文)を除き、応仁の乱で焼失したために江戸時代以後に再建されたものです。