境内に入ると、正面に小さな仮本堂が建ち、その奥にはようやく屋根だけが完成した再建中の本堂が見えます。(写真⑤)しばらくして、おばあさんが、マイク片手に内陣内や庭について、それは見事に語ります。交替のようですが、そのうちの一人は80歳をゆうに越えているような老人。もう何十年も同じ語りをされているんでしょう、そんなことを考えていると、ここにもすごい物語が・・・。
平成12年(2000)5月9日午前2時35分、放火により本堂付近から出火、木造こけらぶき平屋約82㎡を全焼。本尊の「木造地蔵菩薩立像」と「建礼門院座像」「阿波ノ内侍張り子座像」も焼損した。未だに、犯人はみつかっていないそうです。
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