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赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[69] シャーロットのおくりもの 後編

2007-01-26 07:38:54 | (2)オードリーが好き


この物語の主人公は、この3人(?)


子ブタのウィルバー
たった一つの心配事は
春に生まれた子ブタはクリスマスの
ごちそうになる、という噂。


エラブル農場の娘ファーン(ダコタ・ファニング)
動物や虫たちの言葉がわかる
ウィルバーの一番の友だち。


クモのシャーロット(声:ジュリア・ロバーツ)
運命に怯えるウィルバーを優しく励まし続ける
「私が約束する。あなたを殺させたりしない」



子ブタとクモと少女が織りなす
微笑みと暖かい涙でラッピングされた友情の物語。
この作品のテーマは「約束」です
感動のラストシーンに目頭を熱くされた方も・・・
(上映時間:1時間37分)

■作品評価4つです)


たくさんの親子連れで映画館が溢れかえるような
そんな世の中であったら
どんなにすばらしいことでしょうか。



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オードリーが好き[69] シャーロットのおくりもの 前編

2007-01-25 06:04:14 | (2)オードリーが好き


すでにごらんになられた方も多いかもしれませんが
昨年末に全国で公開され
今週末には上映終了が予定されている
映画を紹介します。

心温まるストーリーと
夢のようなファンタジー映像が楽しめる
『シャーロットのおくりもの』

世界で4500万部を超える
E.B.ホワイトのベストセラーが最新CGI技術によって
完全映画化されました。



平凡な田舎町が舞台。

春の大雨が降った夜
農場を営むエラブル家に11匹の子ブタが誕生するが
最後に生まれた小さな子ブタはか弱く


農場の娘ファーン(ダコタ・ファニング)に
育てられることになる。


やがてファーンの手を離れ
向かいのザッカーマン農場に預けられることになった
子ブタのウィルバーは
そこでクモのシャーロット(声:ジュリア・ロバーツ)に出会い・・・。



♪後編につづく

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オードリーが好き●第79回アカデミー賞ノミネーション発表!

2007-01-24 20:23:45 | (2)オードリーが好き


1月24日ノミネート作品が発表されましたが
残念ながら今年もまた日本未公開のものが大半です。
ますます混迷する米国社会を反映する映画の代表作を集めた
アカデミー賞になりそうです。
昨年のこのコーナーでも、こう書きました。
「映画は時代を映す鏡」です、と。

本番のアカデミー賞授賞式は
2月25日(日本時間26日)ロサンゼルスで開催されます。



注目の主要6部門は以下の通り。

■作品賞ノミネート
『Babel/バベル』
『The Departed/ディパーテッド』
『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』
『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
『The Queen/クイーン』

■監督賞ノミネート
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『Babel/バベル』
マーティン・スコセッシ『The Departed/ディパーテッド』
クリント・イーストウッド『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』
スティーブン・フリアーズ『The Queen/クイーン』
ポール・グリーングラス『United 93/ユナイテッド93』

■主演男優賞ノミネート
レオナルド・ディカプリオ『Blood Diamond/ブラッド・ダイヤモンド』
ライアン・ゴズリング『Half-Nelson』
ピーター・オトゥール『Venus』
ウィル・スミス『The Pursuit of Happyness/幸せのちから』
フォレスト・ウィテカー
『The Last King of Scotland/ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』

■主演女優賞ノミネート
ペネロペ・クルス『Volver/ボルベール』
ジュディ・デンチ『Notes on a Scandal』
ヘレン・ミレン『The Queen/クイーン』
メリル・ストリープ『The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔』
ケイト・ウィンスレット『Little Children/リトル・チルドレン』

■助演男優賞ノミネート
アラン・アーキン『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
ジャッキー・アール・ヘイリー『Little Children/リトル・チルドレン』
ジャイモン・ハンスゥ『Blood Diamond/ブラッド・ダイヤモンド』
エディ・マーフィ『Dreamgirls/ドリームガールズ』
マーク・ウォルバーグ『The Departed/ディパーテッド』

■助演女優賞ノミネート
アドリアナ・バラッザ『Babel/バベル』
ケイト・ブランシェット『Notes on a Scandal』
アビゲイル・ブレスリン『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
ジェニファー・ハドソン『Dreamgirls/ドリームガールズ』
菊地凛子『Babel/バベル』



◆アカデミー賞
アメリカの映画製作関係者で構成する
“映画芸術科学アカデミー(A.M.P.A.S.)が
その年の1年間で製作された作品に関して
各部門で優れた業績を挙げた人々に授与する賞のこと。
6000人以上が所属するアカデミー会員は
各分野のプロフェッショナルたち。
現役の業界人である彼らの投票で決まる賞だけに
世界で最も権威があるムービー・アワードといわれる。
審査の対象となるのは
前年の1月から12月の間にロサンゼルス地区で
1週間以上一般公開された新作。
受賞者にはそれぞれ“オスカー”像が贈られる。

アカデミー賞公式サイト→こちらから



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オードリーが好き[68] ラッキーナンバー7 後編

2007-01-21 08:31:38 | (2)オードリーが好き


二転三転の最後に待ち受ける驚きの大どんでん返しは
観てのお楽しみにしてください。

ストーリーを追いながら推理を楽しむには
うってつけの映画かもしれません。
ただし、意外や意外
結末が・・・「やっぱり」

さて、サスペンスであるにもかかわらず
全編に漂うとぼけたユーモアは
この作品の味付けかもしれないのですが
多少拍子抜けの感は否めません。



作品の性格上、あまり多くを語れないのが
残念でもありますが、それはそれでいいでしょう。
この作品のテーマについては、あえて言及しませんが
俳優人の演技力と比較して
完成度はそれ以上とは言えません。
玉虫色の出来栄え、とだけ書き記しておきます。
(上映時間:1時間51分)

■作品評価4つです)



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オードリーが好き[68] ラッキーナンバー7 前編

2007-01-20 07:30:27 | (2)オードリーが好き


1月は、結構多くの映画を観ることができる
うれしい月でもあります。
反面、更新していない作品がどんどんたまっていく
おおいに迷う時期でもあるのですが・・・

そろそろ注目の話題作も続々公開されます。
これからも、しばらくはシネコン通いが続きそうですが
順次お伝えしていきたいと思います。



まず第1段はこの映画・・・『ラッキーナンバー7』から

いったい誰が―
何のために?
偶然なのか?
計画なのか?

すべての運命は「ナンバー7」から始まる!

ニューヨークにやって来た不運続きの青年が
大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。
ポール・マクギガン監督作品。

なんとも豪華なキャスティングは実力派揃い。


運命に身を任せる主人公スレヴンを『ブラック・ダリア』の
ジョシュ・ハートネットが好演。


この物語の謎のキーマン・グッドキャット(ブルース・ウィリス)


大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)


ボスに敵対するギャング・ラビ(ベン・キングズレー)


スレブンの恋人リンジー(ルーシー・リュー)



この映画は、ミステリーであり推理サスペンス。
R-15指定だが、二転三転の最後には驚きの大どんでん返しが・・・。



♪後編につづく

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オードリーが好き●第64回ゴールデングローブ賞発表!

2007-01-18 06:02:38 | (2)オードリーが好き


近年、アカデミー賞の前哨戦に位置づけられ注目されている映画賞
第64回ゴールデングローブ賞の授賞式が
2007年1月15日(日本時間16日)開催され
下記の通り各賞が発表されました。

最優秀作品賞のみノミネート作品も記載しておきます。



【最優秀作品賞(ドラマ部門)】
『Babel/バベル』
◆ノミネート
『Bobby/ボビー』
『The Departed/ディパーテッド』
『Little Children/リトル・チルドレン』
『The Queen/クイーン』

【最優秀作品賞(ミュージカル/コメディ部門)】
『Dreamgirls/ドリームガールズ』
◆ノミネート
『Borat/ボラット』
『The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔』
『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
『Thank You for Smoking/サンキュー・スモーキング』

【最優秀監督賞】
マーティン・スコセッシ『The Departed/ディパーテッド』

【最優秀主演男優賞(ドラマ部門)】
フォレスト・ウィテカー
『The Last King of Scotland/ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』

【最優秀主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)】
サシャ・バロン・コーエン『Borat/ボラット』

【最優秀主演女優賞(ドラマ部門)】
ヘレン・ミレン『The Queen/クイーン』

【最優秀主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)】
メリル・ストリープ『The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔』

【最優秀助演男優賞】
エディ・マーフィ『Dreamgirls/ドリームガールズ』

【最優秀助演女優賞】
ジェニファー・ハドソン『Dreamgirls/ドリームガールズ』

【最優秀外国語作品賞】
『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』(アメリカ)

【最優秀アニメ賞】
『Cars/カーズ』

【最優秀脚本賞】
『The Queen/クイーン』

【最優秀音楽賞】
『The Painted Veil/五彩のヴェール』

【最優秀オリジナルソング賞】
“The Song Of The Heart”『Happy Feet/ハッピーフィート』



世界中のファンが注目する映画の祭典
第79回アカデミー賞が近づいてきました。
1月23日にアカデミー賞ノミネートが発表され
2月25日、授賞式が開催されます。

この時期になると、いつも思う疑問があります。
発表前にどうして日本でも公開されないのか。
その答は単純明快です。
付加価値がつかないと売れない作品が多くなった
ということでしょう。
今に始まったことではないのですが・・・。

ともあれ、公開が待ち遠しい作品もありますが
敬遠したいものもありますね、今年も。



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オードリーが好き[67] ヘンダーソン夫人の贈り物 後編

2007-01-05 00:02:33 | (2)オードリーが好き


ヘンダーソン夫人は
業績不振に陥った劇場を救う窮余の策として
女性のヌードレビューをステージで見せるという
イギリスの歴史に残る斬新な提案をした。



勇気をもって裸になった女性たち
"ウィンドミル・ガールズ"によるステージは熱狂的に支持され
ウィンドミル劇場は一種の社会現象となった。


爆撃にさらされるロンドンで
戦地に赴く兵士達の厳しい前線とは全く別世界の
ひとときの貴重な贈り物を届けたヘンダーソン夫人。


この物語のすべての訳が明かされます。

時代や常識に捕らわれない真っ直ぐに生きた魅力的な女性の
今から70年前の実話です。



人間の一生は、筋書きのないドラマ。
一人として他人と同じ生き方などありません。
また、それが面白くもあるのですが
今、スクリーンで観るこのお話も
当時としては、もっと壮絶な波乱万丈劇だったはず。

この作品の背景にも、戦争という時代が横たわっています。
それでも「生きる」
そのために何をすればいいのか、が
この作品には描かれています。
厚味や深味が漂う映画とは
こういう作品のことだと思います。



今年こそ、こんな秀作にたっぷり浸る回数が
一度でも多くなれば・・・そう願ってやみません。


【2005年度ゴールデン・グローブ賞ノミネート】
作品賞/主演女優賞/助演男優賞
(上映時間:1時間43分)

■作品評価5つです・・・これが映画です)



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オードリーが好き[67] ヘンダーソン夫人の贈り物 前編

2007-01-04 09:31:14 | (2)オードリーが好き


ここ最近全国で公開される作品に変化が起きてきているようです。
観客動員数もずいぶんと増えてきているようですが
もちろん全盛時のそれにははるか遠く及びません。
劇場そのものがシネコン化してスクリーン数は増えたのですが
客席の少量化に加え、ロングラン上映の激減と
映画界にも多種多売の流れはとどまるところをしりません。
映画製作の資本にも、広告界やマスコミ特にテレビ界からの参入が
顕著になってきました。時代はCG全盛期です。

この結果、映画の品質も「可もなく不可もなく」
そして、観たい映画がやってこないという現実がやってきました。
これが、どうやら昨年の鑑賞本数激減の答えのようです。
もちろん、私自身の見解ですが・・・。

さて、そんな余波の中での新年1作目のご紹介です。
2006年12月23日から全国順次ロードショー公開中の
この作品にやっとめぐり会いました。
いつものシネコンではなく
大阪・梅田スカイビル4Fにある梅田ガーデンシネマ
110席ほどの小さな佇まいですが
訪れる観客にもどことなく落ち着きが感じられました。



今回は、全国公開でないことから、
ごらんになれない方のためにストーリーも書いておきます。

『ヘンダーソン夫人の贈り物』

人生は決して色褪せない

第二次世界大戦前夜の1937年
ロンドンウエストエンド地区ソーホーに
ウィンドミル(風車)劇場の幕が開いた!

莫大な遺産を受け継ぎ未亡人となったローラ・ヘンダーソンは
ソーホーの中心にあったウィンドミル(風車)劇場を買い取った。


【ジュディ・デンチ(ローラ・ヘンダーソン)】
2005年度アカデミー賞主演女優賞ノミネート


【ボブ・ホスキンス(ヴィヴィアン・ヴァンダム)】


【ケリー・ライリー(モーリーン)】



劇場経営者のほとんどはユダヤ人男性であった当時
ヴィクトリア朝時代のモラルに縛られた上流階級の婦人としては
想像を絶する行動だった。

さらにヘンダーソン夫人は
業績不振に陥った劇場を救う窮余の策として・・・



♪後編につづく

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オードリーが好き総集編 【2006年BEST5】

2006-12-27 20:24:42 | (2)オードリーが好き


今年は少し異変の年かもしれませんが
例年ほどスクリーンに足を運ぶ回数が多くありませんでした。
元気が出てきたといわれる邦画は13本、洋画10本は激減ともいえます。
ということもあって、今年は邦画、洋画を分けるまでもなく
2006年を代表する5作品が選考されました。
あくまでも自分自身が映画館で直接観た中での感触が
評価の基準であることに変わりはありません。
ちなみに、先日ノミネートされた日本アカデミー賞の
作品賞候補作品は1作も含まれていません。

観る方それぞれに思い出に残る映画がありますが
2006年の代表5作品は
ブログ【赤毛のアンちゃん】が選んだものです。
念のため・・・



それぞれの寸評は掲載時のものと変わりありませんので
詳しくごらんになりたい方は
アンダーラインのコンテンツをクリックしてください。

BEST1
スタンドアップ


スタンドアップ 前編
スタンドアップ 後編



BEST2
プライドと偏見


プライドと偏見 前編
プライドと偏見 後編



BEST3
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女


ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 前編
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 後編



BEST4
ダ・ビンチ・コード


ダ・ビンチ・コード 前編
ダ・ビンチ・コード 後編



BEST5
手紙


手紙 前編
手紙 後編



どこかに問題があります。
沸き立つものがどんどん失われてきてしまっているような
気がしてなりません。

♪明日は、いよいよアンちゃんからのごあいさつです。

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オードリーが好き[66] 武士の一分 後編

2006-12-10 17:22:30 | (2)オードリーが好き


久しぶりの黒澤映画・・・

1日1シーンを丁寧に撮りつくす
撮影手法もさることながら
過去のシリーズ2作が松竹京都映画の撮影所
今回は、セットの舞台を東京の東宝撮影所に移したことも
映画の中のそこかしこに
「黒澤明」が見える一因だったのかも・・・

ともあれ山田組の時代劇は
このあとは、しばらくは観ることができません。



時代劇の撮影環境は、年々悪くなる一方
しかもふんだんに使える費用も望めないとなれば
晩年の黒澤映画に見られたスケール感や季節感
そして、「これは芸術作品か?」と思わせる
威圧感も体感することはできません。
ちなみに、そんな映画は好きではありませんが・・・


『武士の一分』には
山田洋次監督の一分が見える、と
前編にも書きましたが
見所といえば、そこかもしれません。



現代社会に思いを馳せながら
ひたすら描き続けた下級武士の世界。
その細微の克明な描写力には絶賛のほかありませんが
結末は別にして
残念なのはエンディングの淡白さでしょうか。
三部作のフィナーレのラストシーンとしては
あまりにも余韻がなさ過ぎたような気がしてなりません。
(上映時間:2時間01分)

■作品評価4つ・・・秀作です)



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